競馬を学ぶ サラブレッド長寿の系譜 2018年3月7日 子は親に似るとよく言われます。 サラブレッドは特にその傾向が顕著で、だからこそ血統による評価が成り立っているわけです。 私たちがよく注目するのは、例えば「この父系は全般にダートがこなせる」だとか、「ここの母系は成長曲線に特徴がある」だとか、あるいは「この種牡馬の仔は特定の毛色が多い」といったところでしょう。しかし競走能... ウマフリライター
それぞれの競馬愛 都市生活と競馬ファン~WINS周辺を巡る物語~坂町会館「居酒屋 きよ美」 2018年2月28日 初めまして、カネミノブと申します。このペンネームで、ライター業の他にも大阪で舞台の構成などを手掛けています。名前の由来は単純に、本名の一部と被っているからです。名馬カネミノブが走っていた時代をリアルタイムで体験していたわけではございません(汗) 初めて競馬を観たのはイソノルーブルのオークスだったと記憶しています。 さて... ウマフリライター
「名馬」を語る 空と緑に、風の記憶を~レガシーロック~ 2018年2月21日 馬術大会で障害飛越競技の賞を欲しいままにする、ジャンプのプロフェッショナル。あの日私は、その飛越の美しさに感銘を受けた。今でもその姿が忘れられない、華麗で勇敢な馬術競技馬だった──。 彼は、元・障害競走馬であった。そうと知って真っ先に気になったのは、日本障害競馬の最高峰・中山J-G1での戦績だ。しかし、彼がその舞台に上... 川井 旭
競馬場を楽しむ 佐賀競馬場弾丸旅行~ぼっち編~ 2018年2月19日 「そうだ、佐賀へ行こう」何かに誘われるように佐賀へ行くことを決意したわたし(当然の如くぼっち)。理由は前回の高知と同じく、フリビオンを応援するためである。 今回は中央との交流戦である佐賀記念が舞台となる。応援に行かねば、行かねばならない。そして冒頭の言葉に立ち返る。 「そうだ、佐賀へ行こう」 さて、高知より更に西にある... ウマフリライター
「名馬」を語る ゴールドアリュールを想う~希望を託された後継者たち~ 2018年2月17日 2017年2月。ゴールドアリュール急逝の報せを受けた翌日、ゴールドアリュール産駒のゴールドドリームがフェブラリーステークスを勝利した。亡き父に捧げるG1勝利に心動かされた人も多かったことだろう。 今やゴールドアリュールの子どもたちは、ダート界で圧倒的な強さを誇っている。そこで、ゴールドアリュール産駒にはどんな活躍馬たち... ウマフリライター
「名馬」を語る ゴールドアリュールを想う~魅力に満ちた黄金の現役時代~ 2018年2月16日 暦の上では春を迎え、若駒誕生の報せも届き始める2月の第3土曜日。競馬ファンの胸の内は熱気に満ちていた。実力派揃いの混戦模様となった2017年のフェブラリーステークス。どんなレースになるのか楽しみな気持ち、勝馬を予想する悩ましい気持ち。様々な想いをそれぞれが抱き、翌日に行われる年明け最初のG1開催を楽しみにしていた。そこ... ウマフリライター
「名馬」を語る フリオーソと川崎記念〜5度の挑戦〜 2018年1月31日 働き方改革が叫ばれる昨今、年末年始は10日以上の連休の方もいらっしゃったとか。そんなご時世にあってなお、競馬にお正月休みはありません!なんと元日から、地方競馬(帯広・川崎・名古屋・高知)は開催されています。2018年は「競馬が、濃い。地方競馬」というキャッチコピーでした。その言葉そのままに、多くの熱戦が繰り広げられてい... ウマフリライター
競馬を学ぶ 血統表の中の日本 2018年1月8日 サラブレッドの管理に欠かせない血統表。海外のサラブレッドについての血統表を眺めていると、日本で生産・調教されていないにもかかわらず日本由来のものと思われる名前の持ち主を幾つか見ることができます。かつてサクラローレルが故障を発症したフォワ賞で優勝したのは「ヨコハマ」でしたし、最近ですとアメリカで走る「ヨシダ」やフランスで... ウマフリライター
競馬を学ぶ ハゴイタにクリキントン!お正月らしい名前の競走馬たち 2018年1月3日 縁起の良いもので世間が賑わうお正月。そんなお正月に関係する名前を、縁起を大切にする競馬界が黙ってみているわけがございません! 今回は3つのテーマにわけて「お正月らしい名前の馬」を集めました。 どうぞ、毎年のお正月ネタに使っていただけたらと思います(笑) 祈る・飾る(縁起物) オメデトウ あけましておめでとうございます…... ウマフリライター
「名馬」を語る キタサンブラック~穴馬から絶対的王者へ〜 2017年12月25日 その馬の強さに世間が気がつくまで、多くの時を要した。だがその馬は、やがて絶対的王者と呼ばれるほどの存在に成長する。キタサンブラック。雄大な馬体を輝かせる、稀代の名馬。 キタサンブラックが初めて1番人気に支持されたのは、デビュー12戦目の京都大賞典。かつての3歳戦は遠い昔に感じられる、4歳秋の頃であった。その時彼は、既に... 横山オウキ