「名馬」を語る シャケトラ〜391日後の奇跡と、次なる希望〜 2019年4月17日 生きとし生けるものである限り、別れは突然来る事がある。我々人間も、競走馬も、それは変わらない。彼の訃報も突然だった。 シャケトラ。 劇的な復活を遂げながらも、そこから数ヶ月のちにこの世を去る事となった重賞馬だ。彼の主な勝ち鞍は2017年日経賞・2019年AJCC・2019年阪神大賞典。しかしこの実績だけが、彼の全てでは... ウマフリライター
「名馬」を語る 世界基準のスーパーホース~無敵の三冠馬・オルフェーヴル~ 2019年4月16日 三冠馬オルフェーヴル。 彼の誕生に際しては、いくつかの奇跡的な幸運が重なっていました。 まず、ドリームジャーニーの記事にも書きましましたが、ジャーニーの活躍により、社台がオリエンタルアートの放出を踏みとどまったこと。 そしてもう一つの幸運は、2007年に鳴り物入りで種牡馬デビューしたディープインパクトの存在がきっかけで... golden voyage
「名馬」を語る 亡きオーナーの夢を追って〜凱旋門賞2着馬・ナカヤマフェスタ〜 2019年4月15日 日高の家族経営の小さな牧場で産まれたナカヤマフェスタは、高額売買馬が多数集まるセレクトセールで、和泉信一氏に1,000万円で落札されます。 和泉氏と旧知の間柄だった二ノ宮厩舎に預託されたナカヤマフェスタは、2008年11月2日東京でデビュー。 このレースは、直線素早く抜け出した3頭に離され、残り100mでもまだ先頭とは... golden voyage
「名馬」を語る 夢の始まり〜ステイゴールド産駒初のGⅠ馬・ドリームジャーニー〜 2019年4月14日 ソリッドプラチナムによる、ステイゴールド産駒初の重賞制覇にファンが歓喜した2006年。 2世代目(2004年産)にして、種牡馬・ステイゴールドの評価を一変させる産駒が登場します。 ドリームジャーニー。 母オリエンタルアートの初仔として産まれたこの馬は、小さい産駒が多いステイ産駒の中でも特に小柄で、デビュー戦の馬体重は4... golden voyage
競馬を学ぶ 障害競走略史〜世界と日本、そして〜 2019年4月13日 日本の中央競馬では、年間約3400もの数のレースが開催される。 これらのレースは多種多様な競馬場、コース形状、距離、出走条件、賞金額で開催される。JRAに所属するおよそ8000頭のサラブレッド達は、それぞれに自分に適したレースに出走し、毎週末ごとに我々競馬ファンの心を大いに揺さぶり、熱くさせ、時には歓喜させ、また時には... あでのい
インタビュー 石神騎手独占インタビュー!オジュウチョウサンmini色紙への思い。 2019年4月12日 東映AGから発売中の「トレーディングmini色紙」。 ターフィーショップや通販サイトなどで好評発売中の人気グッズだ。 第一弾のキタサンブラックを皮切りに、第二弾オジュウチョウサン・第三弾ゴールドシップ・第四弾2018年度JRA賞馬と、シリーズごとに名馬にスポットをあてて色紙を作成してきた。 色紙は各シリーズ、ノーマルと... ウマフリライター
競馬場を楽しむ 踏み出す一歩。〜阪神スプリングジャンプ観戦記〜 2019年4月11日 旅に出るのに、理由は一つあれば十分だ。 2018年、オジュウチョウサンの平地挑戦が進むにつれ「せめてもう一度だけ、障害を飛ぶ姿を見たい」という思いは心の奥底にしまい込むようになっていた。 そこへ降って湧いた、オジュウチョウサン阪神スプリングジャンプ参戦の報。 「もう一度」が叶う。それならば。 行こう。 阪神競馬場へ。 ... びくあろ
インタビュー [インタビュー]新しい乗馬のフリーマガジン「馬旅」代表の語る、乗馬の魅力 2019年4月5日 新しい乗馬のフリーマガジン「馬旅」。2019年の4月1日に創刊号が発行されたばかりという、まさに新進気鋭の馬系メディアだ。4月、7月、10月、1月の年4回というペースで発行していく予定で、電子ブック化されたWEB版もすべて無料。 さらに配布場所は、全国の乗馬倶楽部約200箇所という幅広さを誇る。(配布場所一覧はこちら)... ウマフリライター
「名馬」を語る 砂上の名馬列伝 サウスヴィグラス~不撓不屈の快速列車~ 2019年3月19日 2018年3月4日、長きに渡ってダート競馬の世界を支えて来た1頭の馬がこの世を去りました。 その馬の名前はサウスヴィグラス。 決して順風満帆とは行かず苦しい時期が長かった現役時代から、ダート種牡馬の重鎮として君臨した晩年まで、彼の一生をここで紹介させて頂きたいと思います。 若き日の苦悩(デビュー前から4歳春まで) 19... Shin
「名勝負」を語る [競馬タイムトラベル]2006年チューリップ賞・アドマイヤキッス 2019年2月26日 2008年3月4日。 5歳牝馬アドマイヤキッスは右第3中手骨の骨折加療中に馬房で暴れた際、同じ部位を開放骨折──それは、手の施しようの無い重症であり、すみやかに安楽死の処置がとられた。 すでに重賞4勝を挙げていた、当時の現役で有数の名牝。彼女が長いトンネルを抜けて復活を遂げた京都牝馬Sから、僅か30日後の出来事だった。... ウマフリライター