競馬ファンの皆様、あけましておめでとうございます。
金杯が終わり、今年の中央競馬もスタートしましたね。2020年産駒達も、いよいよ3歳に。新馬戦も残り少なくなってきました。
今回も世代全体のうち3割前後しか勝ち上がることができない狭き門を突破した3歳馬達を紹介していきたいと思います。
2023年01月05日(木)
中山3R ダ1800 晴・良 16頭
フェブルウス
牡馬
カレンブラックヒル×マトリョーシカ
母の父:クロフネ
所属:美浦)上原博之厩舎
生産:ノーザンファーム
鞍上:木幡巧也騎手
464㎏ 7番人気 8枠16番
7月に跛行で新馬戦を除外になっていたフェブルウスが、仕切り直しの1戦で見事勝ち上がりました。
大外からまずまずのスタートを切ったフェブルウスは、行き脚もついてスムーズにスピードに乗り、内に絞って行きながら5-6番手でレースを進めます。
やや頭を上げる様子を見せながらもしっかりと追走し、4コーナーを回りながら鞭が入るとしっかりスピードアップ。
抜け出していた2014年最優秀ダートホース受賞ホッコータルマエの半妹、ルルシュシュに2馬身半差をつける快勝でした。
勝ち時計は1分57秒1。
今後は芝も考えていくということで、次走以降のレース選択にも注目です。
3番人気アドマイヤゾネは直線で急に外に動き騎手が落馬したため競走中止。
人馬共に異常なしとのことで幸いでした。
中京5R 芝2000 晴・良 12頭
ヒメナデシコ
牝馬
シルバーステート×ナデシコニッポン
母の父:アドマイヤジャパン
所属:栗東)森田直行厩舎
生産:秋田牧場
鞍上:岩田望来騎手
434㎏ 6番人気 5枠6番
2015年最優秀4歳以上牡馬ラブリーデイや重賞2勝馬ボッケリーニの半弟トレチーメ、重賞3勝馬サウンドキアラの半弟サウンドジャッカルらが登場しました中京5レース。
ゲートの出は悪くなかったものの横を気にする素振りを見せたり、岩田騎手曰くキックバックを嫌がった部分もあったというヒメナデシコは後方から。7-8番手でレースを進めます。
最終コーナーを回り外に出されると、そこからグッと加速を開始。
上り最速34.4の末脚を披露して逃げ切りをはかったアイヲヨブテーラーをとらえ、1馬身差をつけてゴールしました。
以上、2023年最初のメイクデビュー勝ち馬2頭を紹介しました。
この仔達がこれからどのような走りを見せてくれるのか、今後の成長と活躍を楽しみに応援していきたいと思います。
写真:かぼす、Sarcoma