[写真]アドマイヤグルーヴ、スティルインラブ…当時のパドック写真で振り返る、美しき2003年エリザベス女王杯挑戦者たち。

2003年のエリザベス女王杯は、「この年の牝馬三冠馬スティルインラブが四冠目を獲るか?」「それとも桜花賞3着オークス7着秋華賞2着と牝馬三冠レースに敗れ続けたアドマイヤグルーヴの雪辱なるか?」という点に注目が集まっていました。オッズもその注目が反映される形で、この2頭が1番人気2番人気を分け合うことに。

さらに他にも、悲願のGⅠ制覇を狙う『薔薇一族』ローズバド(3番人気)、昨年GⅠ制覇はならなかったもののJRA賞(最優秀4歳以上牝馬)を獲得しているダイヤモンドビコー(5番人気)など、強く美しい牝馬があつまった、2003年エリザベス女王杯。

今回は、2003年エリザベス女王杯のパドック写真とともに、彼女たちを振り返っていきます。

アドマイヤグルーヴ

このレースで優勝したのが、このアドマイヤグルーヴ。

彼女は翌年2004年エリザベス女王杯にも優勝し、見事2連覇を達成しました。
アドマイヤグルーヴの仔には、二冠馬ドゥラメンテなどがいます。

スティルインラブ

惜しくも2着に敗れたスティルインラブ。牝馬四冠達成はなりませんでした。
この後2005年まで現役を続けましたが、勝利には恵まれませんでした。

ローズバド

5着に敗れたローズバド。『薔薇一族』の悲願のGⅠ制覇はなりませんでした。
しかし、2009年ローズバドの仔ローズキングダムが朝日杯フューチュリティステークスを制覇し悲願のGⅠ達成。その時の鞍上が小牧太騎手で、ローズバドに初重賞制覇をくれた騎手でもありました。

ローズバドの仔 ローズキングダム(新馬戦優勝時)

ダイヤモンドビコー

6着に敗れたダイヤモンドビコー。昨年2着の雪辱をはらすことはできませんでした。
このレースが現役最後のレースになりました。

ヘヴンリーロマンス

初GⅠ挑戦で10着だったヘヴンリーロマンス。2年後の2005年天皇賞(秋)を優勝するまで成長するとは、この時は思ってもみませんでした。

日頃、誘導馬の写真ばかり撮影し、競走馬の写真をあまり撮影しないのですが、今回2003年のエリザベス女王杯のパドックで撮影した競走馬の写真を抜粋して紹介させてもらいました。

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