ウマフリ読者のみなさま、こんにちは。 イーストスタッドのマネージャー佐古田直樹です。 いつもより早い開花となった場内の桜は、すでに見頃を過ぎた感があります。日高地方には桜の名所が数多くあり、例年は連休中にたくさんの観光客で賑わいます。この期間は幹線道路でも交通渋滞が起き、種付けに向かうドライバーや繁殖牝馬にとっては苦難...
ブログ・手記の記事一覧
離乳の季節がやってきました。2023年に入ってから生まれた当歳馬と母馬のお別れの時期ということです。生まれてから半年しか経っていないタイミングで、親離れ、子離れするのですから、少し残酷にも思えますが、これもサラブレッドの宿命なのですね。離乳したあとは、もう2度と親子が会うことはありません。ということは、一生のうちに親子...
コメント主のべるさんは、南関東でも数多くの馬を走らせている馬主であり、信ぴょう性は高いと思い、「詳しく教えてください!」と返しました。その後、メッセージにて「南関東は規定が変わり、能力試験さえ合格できればレースに出走することができます」と教えてもらいました。 その後、裏取りをしようと何人かの調教師や関係者に確認をしたの...
セレクションセールにスクーリングに行くことにしました。スクーリングとは下見のこと。初めての競馬場でレースをする前に、物見をしたり、変に緊張したりしないように、前もってパドックや地下馬道、コースなどを歩かせて慣れさせておくことを意味する競馬用語(?)です。僕も来年のセレクションセールにスパツィアーレやダートムーアの仔が出...
「ピンチはチャンスなんて言うけど、その瞬間は無理だよ。僕はそんなにメンタルが強くなれない。ただそれを越えられたら、あのピンチは自分にとってチャンスだったのだと思えることはたくさんあった」 野球のイチロー選手はそう語っていました。さすがに今回の福ちゃんの件に関しては、僕もピンチはチャンスなんて思えません。目の前にあるのは...
サラブレッドの排卵は21日間隔です。女性の方がイメージはしやすいはずですが、排卵から次の排卵までおよそ3週間間隔ということです。卵が大きくなって種付けに行って、その後、2週間から16日後に妊娠鑑定をします。そこで受胎が認められなければ、再び卵が大きくなる5日から1週間後を待って、再び種付けに行きます。不受胎が続くことで...
朝9時半きっかりに慈さんから電話がかかってきました。「おはようございます!今からムーアたちを外に出しますね」ということなので、僕も急いでカメラを持って馬房に向かいました。 「それでは出発!」と号令がかかり、慈さんがダートムーアを引き、理恵さんとミヅキさんが2人がかりでとねっ子を支えながら、初めての外出の準備万端です。人...
下村獣医師から、ダートムーアとスパツィアーレの動画が送られてきました。僕が足を骨折したばかりに、もうかれこれ3か月も彼らに会いに行けておらず、代わりに下村さんが様子を見に行ってくれたのです。僕はまるで単身赴任先で会えない子どもの動画を観る父親のように、スマホの画面に食らいつきました。ちなみに、下村獣医師のことを僕たちは...
翌朝、ふさぎ込んでいた気持ちは昨日よりはましになったものの、希望半分、落胆半分という気分です。まずは碧雲牧場まで行って、実際に片目の彼女に会い、ダートムーアにお疲れさまと伝え、牧場の皆さんや下村獣医師と話し合おう。話はそれからだと気持ちを奮い立たせ、羽田空港まで向かいました。新横浜駅からバスに乗り、高速に入ってしばらく...
僕の気持ちを察したのか、スパツィアーレは今回も受胎しなかったようです。「治郎丸さん、すいません。またダメでした…」と慈さんは、自分が悪いわけではないのに、恐縮して電話をかけてきてくれました。むしろ4回もスパツィアーレを連れてスタリオンまで行ってくれて、無駄足に終わってしまい、こちらが申し訳ない気持ちです。受胎しないこと...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]天性のセンスがまたも爆発! ジャンタルマンタルが隙のない完璧な競馬で3歳ベストマイラーの座を獲得~2024年・NHKマイルC~
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[重賞回顧]師弟で掴んだ王者の称号。長期休養を乗り越えたテーオーロイヤルが古馬最高の栄誉を獲得!~2024年・天皇賞(春)~
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[重賞回顧]美しいレース運びで惜敗続きにピリオドを打ったアドマイヤベルが、オークスの優先出走権を権得!~2024年・フローラS~
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[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
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[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
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[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
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[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~