『馬は自分で強くなる』

──人間はせめて、この優れたアスリートの邪魔にならないように注意を払うべき

『レースに馬を合わせるのではなく馬にレースを合わせる』

『走る走らない以前に馬を守ってやれる馬乗りになりたい』

『馬には怒るな!優しく接しろ!』

──血統のいい馬を生産しそれにトレーニングを施して競馬をさせる。これは人間の考えた事であって馬は本来そんな事をしたいとは思っていないのだから

これらの言葉は全て、私が尊敬し、そして大好きな角居勝彦調教師のものです。

一言引用して簡単に紹介する……それは無理です!

よく

「どうして角居調教師が好きなのか?」

と聞かれる事がありますが、それを説明するには長ーく時間をさいていただくしかありません(笑)
好きになればなるほど、もっと知りたい!という気持ちが強くなっていきます。
ある日私は

「角居さんは、本を出してたりはしないのかなぁ?」

と思い、調べてみると2冊ありました。
すぐに買ったのかと聞かれたら答えはNO……

「知りたい!でももし、この本を読んで嫌いになったらどうしよう……」

という不安から、かなり迷いに迷い、結局本を買ったのは見つけてから1ヶ月もたってからの事でした。
本を手にするともう、読むのはあっという間です。読み終わる頃には角居勝彦調教師の存在が、それまでにも増して私の中でとてつもなく大きなものとなっていました。

本の中に、カリスマ装蹄師と呼ばれる西内 荘さんのこんな言葉があります。

『持てるはずもありませんが仮に僕が馬のオーナーなら絶対に角居厩舎に預けたいと考えます。あそこで故障するなら、よそにいても故障するだろうと思いますから』と。

パドック、レースなど見ていると角居厩舎の馬達の脚には全てバンテージが巻いてあります。
前だけ、後ろだけ、ではなく全ての脚に。
先日、とあるインタビューで、ケガの予防のため巻くのが当たり前になっていると仰っていました。
バンテージだけではなく、最初に書いた角居さんの

『レースに馬を合わせるのではなく馬にレースを合わせる』

という、この言葉の中にも馬を守るという気持ちが込められているのでしょう。
ただ全てそう出来るかと言われたら、難しいというのも現実です。オーナーの方の意見が通る事も多いかと思います。もしも全て角居さんの思い通りに進められたら、もっと馬に優しくなれるのに……と、思ってしまう事があります。

とにかく馬がイチバン!
馬を守る!

この想いを強く持ち続けている角居さんが大好きです。
いえ、『大好き』とかなんだかそんな言葉じゃ表現出来ません。それほどの想いがあります。どう言えば良いでしょうか?
……先日、知人にこんな質問をされました。

『もし今、会いたい人に会わせてあげると言ったら誰に会いたい?』

『もし今、好きな人と対談出来るとしたら誰と対談したい?』

私は迷わずしっかりと『角居さん』と答えました。
私の角居さんに対する想い……これがイチバン伝わるかなぁと思います。
話は戻りますが、角居さんの『馬を守る』という気持ちは競走馬だけでなく引退馬にも向けられています。

《勝たせてあげられなかった馬の未来》

《引退した愛馬に会える場所を作りたい》

そんな角居さんの強い願いから

【サンクスホースプロジェクト】
【引退馬ファンクラブTCC】

が、始まりました。
救える命、再び活躍出来る命がたくさんある!

引退後も幸せに過ごせる仕組みを作りたい!
モチロン私も入会させていただきました。
いつか私も引退馬のオーナーになりたい!

夢がまたひとつ、増えました。

週末の競馬で『角居っ子』達が走る時は、良く緊張し過ぎて気持ち悪くなったりお腹が痛くなったりしてしまいます。
でも、そんな時テレビの画面や競馬場のパドックなどで角居さんの姿を見付けると、イツノマニカ心が落ち着いています。
角居さんは私の心の安定剤にもなっているのかもしれませんね。
角居っ子達がレースで走った後は、角居さんの言葉が聞きたくなります。

全ての子について聞けたら、どんなに嬉しい事かと思います。もちろん現実的には無理な事ですが……。
以前、エピファネイアが有馬記念を5着に負けた後、角居さんは『あんなに強い馬達と走って5着。よく頑張ったと褒めてあげてください』と仰っていました。

その言葉のあたたかさに、私は涙が止まりませんでした。
思い返したら、まだまだ角居さんの言葉に泣かされた事がたくさんあります。
ここに全部書いたら大変な事になってしまうので書きませんが……

今こうして書いている間も、角居さんに対する想いがどんどん大きくなっているのがわかるくらいです。
角居勝彦調教師、そしてスタッフの方々、愛する角居っ子達。
これからも、ずーっと、ずっと大応援していきます!ついていきます!

頑張れ!!

Team Sumii!!

写真・タウ

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