建依別賞:高知 1400m

1977年に創設された歴史ある高地所属馬限定の重賞です。
2009年〜2012年にかけて他地区の所属馬も出走可能になっていましたが、現在に至るまで勝ち馬はすべて高地所属馬です。
レース名の建依別は「たけよりわけ」と読み、「古事記」における伊邪那岐命と伊邪那美命の国産みによって登場した土佐=高知県のことを指すとされています。

初代王者はゴールデンタテヤマ。
それ以降、高知の1400m〜マイル路線の馬にとっての目標のひとつとして、開催時期や距離変更などを行いつつ開催されてきました。
1988年・1989年にニッポースワローが連覇すると、それ以降もストロングボストサローラン・ファイアーフロートなどが連覇を達成しています。

人気馬がそのまま実力を発揮することが多い重賞で、2019年には1着~6着までが人気通り(7番人気馬がブービーから8馬身差の大敗をした以外はすべて人気通り)の着順で決まるという「超順当決着」になったこともありました。

今年は波乱が巻き起こるのか?
高知の熱い夏を盛り上げる、伝統の1400m戦です!

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