みなさん、こんにちは!

この度、初めて寄稿することになった山海堂と申します。

趣味は競馬場/牧場巡りと飲み歩きという、その辺に大量生産されているであろう、ごくごく普通のおじさんですが、どうぞ宜しくお願いいたします!

さて、今回は競馬場のグルメを紹介していきたいと思います。

舞台は真夏の園田競馬場。

では、早速行ってみましょう!

1軒目「あたりや」

東京から出発し、酷暑の中、ようやくたどり着いた園田競馬場。

すっかりノドがカラカラで、正門からすぐに位置する食堂街の一角にある「あたりや」さんを訪問。

常連さんがいっぱいで、一見するとちょっと入り辛い雰囲気もありますが、入り口付近で様子を見ていると、おばちゃんが中から「外は暑いから早く入っちゃいな~」と関西らしい(?)距離感で暖かく迎えてくれます。その気さくさから、テーブル席で休憩したいなと思った時はついついここに寄っちゃうのがいつもの流れになります。

今回は、いっぱいあるメニューの中から、生ビール(¥500)とおでん(1品¥150)をチョイス。

3分ほどで生ビールとおでんが届き、たまらず喉をかき鳴らして飲み進めます。

ゴクゴク……(どうして一杯目のビールはこんなに美味いんだろう?)ゴクゴク……(文男さんと東京ダービー、不思議な関係だなぁ……)と、どんどん思考が別の方向性に進んでいったところで、メインのおでんが登場。先ずは牛スジから。
牛の旨味と出汁がしっかり絡んで、すぐに口の中で溶けてなくなります。

大根・コンニャクも出汁がしっかり染み込んでいて、ビールがすぐ空に。
二杯目をおかわりしたいというハゲしい衝動に駆られるも、先は長いので、泣く泣く次の店へ……。冬の寒い時期にきて、熱燗を一杯引っかけるのも楽しそうです。 

2軒目「まぐろ専門店 一八」

競馬場と言えば、やっぱり揚げ物ですね!

……ですよね?(笑)

ということで、次のお店は園田グルメの大本命「一八」さん。

ここはマグロ専門店なのですが、豊富なメニューに思わずワクワクしちゃいます。

2軒目は攻めちゃいますか!

ということで、早速注文。

左:マグロの串カツ(1本¥100)

右:マグロのどて(1杯¥100)

をチョイス。写っていませんが、もちろんビールも欠かせません。

ここのマグロの串カツは『園田に来たら先ずはこれでしょ!』とまで言われているほどの定番グルメ。

身が柔らかく、衣も薄く、しかも揚げたてなので、何本でも行けちゃうんです!

ああ……ホントにホントに、美味い!

ドテ煮も関西にしては珍しいあっさり味噌味で、魚独特の臭みもなく、するするとビールと共にお口の中へ。

ああ、こんな店が近所にあったらなぁ……。

むしろ、園田競馬場に住みたい……。

そんなアホな妄想をしつつ、指定席で頂くためのマグロカツサンド(¥350)もちゃっかり購入。

他にもおでんやら、から揚げなんかもありますが、とにかく安く、馬券で軽くなった財布に優しいお店です(泣)

ちなみに、店内だと新鮮な丼ものも頂けますので、満腹になりたかったらこちらもどうぞ!

3軒目「児童公園前の店」

さて、今回最後の店は、個人的に最も地方競馬らしいと思う、児童公園前にある『あの店』です。

すぐ横に比較的新しいフードコートがありますが……どうですか、この味わい深い見た目。

地方競馬グルメ好きとしては、どうしてもこちらに足を運んでしまいます。

メニューは見たまんまで、特にそれ以外はありません(笑)

ここでは、ホルモン焼(1本¥100)とお好み焼(1枚¥200)をチョイス。

ホルモン焼は、どちらかというとレバー系で、見た目に反してアツアツホクホク。

歯ごたえもしっかりあり、噛んだ時に旨味が口に広がり、ハイボールとの相性もばっちりです。

お好み焼も、良い意味で『チープ』な感じが、もう、たまりません。

粉モンとソースって……『餃子とビール』「ディープインパクトと豊さん』くらい鉄板のコンビだよなぁと思いつつ、気が付いたらペロリと完食。

ご馳走さまでした!

おわりに

グルメ紹介と言いつつ、ただ呑んでるだけで大変失礼しました。

そして、馬券もいつも通り大負けでした。とほほ……。

昨今、お金を出せば、いくらでも美味しいものは食べられますが、B級グルメの良いところは、安くて美味しそうで、さらにはどんなものか実際に食べてみないとわからないワクワク感があるところです。

これはまさに『大人の駄菓子屋』といったところではないでしょうか。

今回紹介しているお店以外にも園田競馬場は本当に美味しいお店ばかりなので、みなさんもお近くの競馬場に足を運んで自分好みのB級グルメを探してみて下さいね!

最後まで、お付き合い頂きありがとうございました!!!

おまけ

ちなみに、個室指定席を取るとそのたんが遊びに来ます!

そして、なんと、そのたんの頭上には扇風機が付いてますので、ぜひご確認ください(笑)

写真:山海堂

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