今年で44回を迎える白山大賞典。1997年にダートグレードとして中央との交流競走になってから27年の時が過ぎた。 交流開始から世紀も元号も超えた現在、中央勢が26連覇を果たしている(2007年に馬インフルエンザにより金沢所属馬限定重賞となった1回を除く)。 これまで地元のジャングルスマイル、ナムラダイキチ、他場のハカタ...
『遊駿+』編集部
金沢競馬場で配布しているフリーペーパー『遊駿+』の編集部です。電子版『遊駿+』や金沢競馬の情報などを配信していきます。
『遊駿+』編集部の記事一覧
金沢競馬で行われる様々なレース。その中で個人的に好きなレースがJRA交流競走だ。JRA交流競走と言われると白山大賞典のようなオープン馬が中央の騎手と共に乗り込んでくるレースを思い浮かべるかもしれない。しかし、ここで言うJRA交流競走はそのようなハイレベルな競走ではなく、中央からの遠征馬は3歳未勝利や4歳以上1勝クラス。...
2021年9月22日。この日、金沢競馬場のメインレースはダートグレードの第41回白山大賞典だった。朝から降りしきる雨は時を過ぎるにつれて強くなり、4レースから馬場は不良。白山大賞典の頃には馬場に水が浮き、場内の側溝も溢れる程の降りとなっていた。 そんな人も馬もずぶ濡れになる雨の中、並々ならぬ気迫でパドックを行く人馬がい...
金沢競馬上半期の大一番、百万石賞。このレースには金沢の絶対女王ハクサンアマゾネスがジャングルスマイル以来の三連覇を狙って出走する。今年に入ってファストフラッシュが引退、ネオアマゾネスが移籍して現在、地元現役馬でハクサンアマゾネスに先着経験のある馬が短距離メインのオヌシナニモノと今年C級に降格したフジヤマブシだけとなって...
2月11日、12日にウマ娘プリティーダービーと佐賀競馬がコラボイベントが開催される。来場者特典があったり、佐賀記念を勝利したスマートファルコン役の大和田仁美さんとカレンチャン役の篠原侑さんとのスペシャルトークショーがあったりと様々なイベントが行われ、大いに盛り上がる事が予想される。 そんな地方競馬場とウマ娘のコラボイベ...
大人気ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」とのコラボレーション企画で話題の金沢競馬。金沢競馬で勝利歴のあるスマートファルコンとホッコータルマエ、出走歴があるワンダーアキュート、「金」沢競馬という事でゴールドシップとゴールドシチーの5人のウマ娘のパネル展示がされるなど、様々なイベントが行われる。 この中で実際の競馬において...
北國王冠。2021年はJBC開催のため2000mの夏に行われた地元馬限定重賞だったが、本来は2600mと言う金沢はおろか日本国内のダート競走でも最長距離の舞台に全国からスタミナ自慢の馬が集う秋の大一番である。この北國王冠が全国交流重賞となったのは2018年からと比較的最近の事。それまでは金沢競馬限定の重賞でその年の金沢...
今年の白山大賞典に、昨年の覇者メイショウカズサが連覇を目指して登場してきた。 この白山大賞典、中央との交流重賞となってから今年で25年。四半世紀の節目を迎える。 その間に連覇を果たした馬は3頭。これを多いと見るか少ないと見るかは意見の分かれるところだろう。そんな偉業を果たした3頭を振り返ってみる。 キョウトシチー(19...
5月のノトキリシマ賞から始まる金沢競馬の三歳重賞戦線。そのラストを飾るのが今年で57回を迎える伝統の重賞サラブレッド大賞典である。 現在金沢の三歳勢で最有力とされる7連勝中で重賞4連勝中の牝馬スーパーバンタムが西日本ダービーに矛先を向けて不在となるため、ここはスーパーバンタムの次席を狙っての混戦模様となった。石川ダービ...
2021年の関東オークスは1番人気と2番人気の人気通りの決着となり、波乱は巻き起こらなかった。しかし、この重賞で注目を浴びたのはこの2頭だけではなかった。それは最低人気(12番人気)の馬とダートグレード初騎乗の2年目騎手のコンビが繰り出した豪脚だった。 その馬は、ネイバーアイランド。宮崎生まれのペルシャザール産駒でデビ...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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