「名勝負」を語る 天才による"先手必勝"の神技が光った、2013年札幌記念を振り返る。 2022年8月20日 北海道開催のハイライトと呼ばれるのが、夏のローカル開催唯一のG2競走・札幌記念。夏場にはG1競走が行われないこともあり、数々の実力馬たちがここに集まってくる。最近は、秋の凱旋門賞のステップレースとしてここを使う馬も増えてきた一戦。レース全体のレベルとしてもソダシをはじめ、毎年のようにG1ホースが出走するようになってきた... かんちゃん
「名馬」を語る ミヤビランベリ〜究極の道悪巧者〜 2020年7月12日 あなたにとって「この競馬場、このコース、この馬場では絶対この馬!!」と心に決めている馬はいるだろうか?俗に言う、「〇〇巧者」という馬だ。 ある条件では馬の適性に合わず、凡走ばかりしていても、その馬の適性に合ったコースで走ると突如一変して、好成績を叩きだす。そのような馬は、もどかしさと頼もしさが同居して、どうしてだか無性... かんちゃん
「名馬」を語る ワンカラット〜苦悩を乗り越えた先にあるもの〜 2020年6月20日 時の流れというのは大変恐ろしいものだ。高校生でも、そう思うことはある。競馬という時間のサイクルが速いブラッドスポーツを見続けていくと、さらにその実感が湧いてくる。 私が通う高校での、とある授業の休み時間。競馬に興味を持ち始めた友人からその週の重賞に出走する馬について問われたので「この子の親は、現役時代めちゃくちゃ強かっ... かんちゃん
「名馬」を語る スマートファルコン〜地方交流に現れた絶対王者〜 2020年5月26日 私が競馬というものをしっかりと認識し始めたのは、たしか、4歳か5歳くらいの頃だった。 競馬好きの父親に競馬場へ連れられて行き、そこで生の競馬に感動し、騎手になりたいと思ってからの事だ。そしてその時期にデビューした1頭のサラブレッドのことを、鮮明に覚えている。その馬は「勝って当たり前」という大きなプレッシャーをはねのける... かんちゃん