「名馬」を語る 「さよならは言わない」。真夏の思い出に残る快速牝馬、サンアディユ 。 2022年7月31日 新潟競馬夏の開幕を飾る重賞、そして今や夏競馬の風物詩となった重賞「アイビスサマーダッシュ」。新潟競馬場改修後に作られた1000m直線コースを駆け抜ける、年に1度のG3競走です。 21世紀に入ってから創設された比較的新しい重賞競走ながらも、現在では「夏競馬と言えば」という代名詞的なレースとしてあげられるほど。そしてこのコ... zakkey(ザッキー)
ニュース・ブログ レース回顧 [地方レース回顧]黒、青袖、黄鋸歯形と武豊騎手の「夜想曲」~2022年・ジャパンダートダービー~ 2022年7月14日 G1級競走の中で、夏の3歳頂上決戦に位置づけられるジャパンダートダービー。帝王賞や東京大賞典でもおなじみの「グランプリコース」大井競馬場2000mで争われます。 昨年は仲野光馬騎手とキャッスルトップが乾坤一擲の激走を見せました。今年、その仲野騎手は同じオーナーのキャッスルブレイブで参戦。東京ダービーを制したカイルは出走... zakkey(ザッキー)
ニュース・ブログ レース回顧 [地方レース回顧]撫子対女傑の夏競馬~2022年・スパーキングレディーカップ~ 2022年7月11日 JRAでは宝塚記念が、NRAでは帝王賞が終わり、競馬の季節も春から夏へ移り替わりました。夏競馬は大一番こそないものの、秋の飛躍を目指す馬たちが暑さに負けずレースを繰り広げます。 川崎競馬場1周の1600m戦で争われる牝馬限定の交流JpnIII戦、スパーキングレディーカップ。 Jpn1かしわ記念を勝利し、今回トップハンデ... zakkey(ザッキー)
ニュース・ブログ レース回顧 [地方レース回顧]梅雨明けの熱闘!夏鳥、大井を翔ける~2022年・帝王賞~ 2022年6月30日 夏の古馬ダートグランプリとして、大井競馬場2000m戦でチャンピオンを決める帝王賞。今年は梅雨明けが発表され、6月としては異例の最高気温が35度を超える地域もあり、文字通り熱闘となりました。 9頭立て、少数精鋭でのレースでしたが、豪華な顔ぶれが揃います。 1.スワーヴアラミス 松田大作騎手とのコンビでエルムステークス、... zakkey(ザッキー)
ニュース・ブログ 競馬ノート [フィリーズレビュー]春のトライアルからG1の花を咲かせた名牝たちを振り返る。 2022年3月13日 中央競馬では春のクラシックに向けトライアルのチューリップ賞・弥生賞が行われ、いよいよ春の訪れを感じます。これまでに重賞や2歳G1を勝利して「トライアル仕上げ」で挑む人馬もいれば、優先出走権を獲得するためにトライアルに全力投球する陣営もいます。今回は春のクラシックに向けたトライアルレースの中から牝馬クラシック桜花賞への登... zakkey(ザッキー)
「名馬」を語る 素質馬サトノレイナスが可憐に駆け抜けた、現役の全5戦を振り返る。 2022年2月12日 『緊急速報』というものは、良い報せでは無いことが多い気がする。競馬ニュースであれば、開催日でないときの速報がそれに当たりやすい。2021年クラシックを鋭い末脚で駆け抜けたサトノレイナスの引退。その一報を目にしたとき、普段同世代の「白毛のアイドル」ソダシを贔屓している私でさえ、寂しい気持ちになった。 日本ダービーまで、わ... zakkey(ザッキー)
ニュース・ブログ レース回顧 [地方レース回顧]盤石の王者、川崎からドバイの頂へ~2022年・川崎記念~ 2022年2月4日 2022年最初の交流G1・川崎記念は2100mで行われる一戦です。 昨年の覇者カジノフォンテン、一昨年の覇者チュウワウィザード、2018年の覇者ケイティブレイブの3頭の交流G1勝馬が参戦。さらにはG1未勝利のメンバーも左回りを得意とする女傑サルサディオーネ、名古屋グランプリを制して距離適性を見せたヴェルテックス、そのヴ... zakkey(ザッキー)
ニュース・ブログ レース回顧 [地方レース回顧]新春走り初め、女王の名は譲らない~2022年・TCK女王盃~ 2022年1月28日 東京大賞典で幕を閉じた2021年の地方交流重賞。2022年シーズンの幕開けは、TCK女王盃です。 昨秋のJBCレディスクラシックを制した「女王」テオレーマを筆頭に、レディスプレリュードを制したレーヌブランシュ、牡馬混合のベテルギウスステークスでも2着に好走して勢いに乗るショウナンナデシコ、3歳秋からの長期休養を挟んでオ... zakkey(ザッキー)
「名馬」を語る [追悼]さらば愛しきダービー馬ワグネリアン。その全17戦の激闘を振り返る 2022年1月7日 その名の由来は「ワーグナーのファン」。2018年日本ダービーを制したワグネリアンが、2022年1月5日午後6時頃、栗東トレセン内診療所の入院馬房で多臓器不全により急逝した。明けて7歳になったばかり、早すぎる別れだった。 父ディープインパクト、母ミスアンコール、母父キングカメハメハ、母母ブロードアピール、4頭すべてが金子... zakkey(ザッキー)
ニュース・ブログ レース回顧 [地方レース回顧]有終の美、名コンビは4度羽田を飛んだ~2021年・東京大賞典~ 2021年12月31日 今年最後の交流G1競走、東京大賞典。上半期のダート王決定戦である帝王賞と同じく、大井競馬場の2000m戦で争われます。今年の注目点はなんといっても「オメガパフュームの東京大賞典4連覇」が達成されるか否か、という点に尽きるでしょう。夏の帝王賞はこの馬にしては珍しくコンディションが整わずに5着敗戦。このレースがラストランの... zakkey(ザッキー)