「名勝負」を語る 『劇場版ウマ娘』のタイトルともなった「新時代の扉」とは。ジャングルポケットと2001年日本ダービー 2025年5月31日 1.「新時代の扉」 2024年5月に公開され、興行収入13億円を超えるヒット作となった『劇場版ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』。2025年5月からはサブスクリプションサービスでの配信も開始され、改めて注目が集まっている。タイトルとなった「新時代の扉」は、主人公ジャングルポケットが日本ダービーを制した際の実況でも使... 縁記台
「名馬」を語る ハイセイコーとは何者なのか? - 寺山修司が語るレジェンドホースとその時代 2025年5月28日 1.「レジェンドウマ娘」ハイセイコー ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』の4周年で追加された新シナリオ「The Twinkle Legends」。このシナリオでは、「レジェンド」のウマ娘として3人が新たに登場した。セントライト、スピードシンボリ、そしてハイセイコーである。 モデルとなった競走馬はいずれも競馬史に名を残... 縁記台
「名馬」を語る 受け継がれし「王」の系譜 - ビッグアーサー 2025年3月28日 1.「通字」の名馬たち 日本には名付けにおいて「通字」という文化がある。名前を付ける際に先祖から代々継承する文字のことだ。近年の大河ドラマの主人公でも、「徳川家康」の「家」は徳川将軍家に代々受け継がれた通字であるし、「北条義時」の「時」は父「時政」から継承し、息子「泰時」ら子孫にも受け継がれた。 競走馬でも名付けにおい... 縁記台
「名馬」を語る 若武者と歩んだ無敗街道 - レモンポップ 2025年2月22日 『25歳』の出会い 25歳、となると50代での活躍も多い騎手界においてはまだまだ若手として分類される年齢であろう。しかし、一般社会で考えるなら大卒社会人の3年目。色々な仕事を任されるようになる年齢と言える。近年で言えばキャリアアップのために転職を考える人も多いかもしれない。騎手を見ても、25歳頃に出会った名馬が後のキャ... 縁記台
「名馬」を語る 幸運の馬 - ディープボンドの引退によせて 2025年1月18日 1.「深い絆」という名の馬 2024年の有馬記念を最後に、ディープボンドが引退した。31戦5勝、主な勝ち鞍に阪神大賞典やフォア賞など。GⅠ勝ちこそならなかったが、そのひたむきな走りはファンを魅了した。父キズナ、祖父ディープインパクトの名を継いだ「ディープボンド」=「深い絆」という馬名のとおり、多くの人々と絆を結んだ競走... 縁記台
「名馬」を語る 「新時代の扉」のその先へ。 - マンハッタンカフェが証明した世代交代 2024年12月20日 1.「新時代の扉」のその先 2024年5月に公開され、興行収入13億円を超えるヒット作となった『劇場版ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』。本作のラストは主人公ジャングルポケットと強敵テイエムオペラオーが激闘を繰り広げたジャパンカップで幕を閉じた。クラシック級(現実の競馬における3歳馬に相当)のジャングルポケットがシ... 縁記台
それぞれの競馬愛 寺山修司が加賀武見に見た「現代批評」 - メイデイレディの来日に寄せて 2024年12月6日 1.メイデイレディと加賀武見 2024年10月25日、暮れの2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズに米国馬メイデイレディが登録したことが報じられた。正直に言って、最初はそのニュースにそれほど注目していたわけではなかった。おそらく登録だけだろう、わざわざ2歳GⅠを使いに米国から出走するはずがない──。そう思っていたの... 縁記台
「名馬」を語る 「新時代の扉」をこじ開けたヒーロー - アグネスデジタル 2024年10月27日 1.もう一つの「新時代の扉」 2024年5月に公開され、興行収入13億円を超えるヒット作となった『劇場版ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』。 本作では主人公ジャングルポケットの前に立ちはだかる強敵として「世紀末覇王」テイエムオペラオーが登場する。有馬記念のレースシーンと拳を天に衝き上げる勝利のポーズは、多くの観客の... 縁記台
競馬と「エンタメ」 『ウマ娘』で思い返された「メジロ」の栄光 - 世界に羽ばたいたグローリーヴェイズ 2024年10月5日 1.羽ばたく雛鳥 Cygamesが手掛けるゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』のストーリーイベント、「A Gleaming Mejiro Gala」には次のような会話がある。 メジロラモーヌそういうものよ。雛鳥の旅立ちは。愛らしく見上げてきた瞳は、いつの間にか空を 見据え、羽ばたきの意志をたたえる。 メジロライアン……... 縁記台
「名馬」を語る 三冠馬シンザンに阻まれ続け…。寺山修司のエッセイと振り返る「元祖二番手」ウメノチカラの馬生 2024年8月31日 1.「三冠馬の二番手」 「三冠馬の二番手」と聞いて思い起こす馬は、世代によって分かれるはずだ。若いファンであればサリオス(2020年、皐月賞・日本ダービーでコントレイルの2着)を挙げるだろうし、その上の世代だとウインバリアシオン(2011年、日本ダービー・菊花賞でオルフェーヴルの2着)やアドマイヤジャパン(2005年、... 縁記台