1.ダート競馬の「2頭の王者」 私にとって、ダート競馬とは「2頭の王者」と同義であった。馬券が買える年齢になり、地方交流重賞を含めたダート競馬を本格的に見始めるようになった2010年代半ば、ダートのGⅠ級競走を席巻していたのは、2頭の王者、すなわちホッコータルマエとコパノリッキーであった。 2014年~2015年で見る...
縁記台
『みどりのマキバオー』で競馬に興味を持ち、『ダービースタリオン』『ウイニングポスト』にハマった学生時代を経て、今は『ウマ娘』のトレーナーです。
「競馬×サブカル」に浸かって生きてきました。
馬券はあまり買わずに楽しむ派です。
縁記台の記事一覧
1.「16年生まれ世代のマイル王者」アドマイヤマーズ。 「2016年生まれのマイル王者と言えば?」という問いを競馬ファンに投げかけたとき、多く返ってくる答えは「グランアレグリア」という名前かもしれない。安田記念・マイルチャンピオンシップ・ヴィクトリアマイルと3つの古馬芝マイルG1を完全制覇するなどG1を6勝。2年連続で...
1.ウマ娘・サトノクラウン登場 2022年11月5日、Cygamesが手掛けるメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』に、新たなウマ娘として「サトノクラウン」が登場することが発表された。2月22日に公開されたゲームリリース1周年記念アニメーションにおいて、「サトノ」のウマ娘であることと「クラちゃん」と...
1.逃げ馬を応援するということ 「逃げたい」という言葉ほど、競馬ファンとそうではない人との間で解釈の相違が生まれる言葉はないような気がする。一般的に「逃げたい」はネガティブな言葉である。仕事から、家庭から、あるいは人生から「逃げたい」と表現する時、それは「いけないこと」というニュアンスを多分に含むだろう。しかし、競馬フ...
1.ゲーム『ウマ娘』が描いた第19回ジャパンカップ 2022年3月18日、Cygamesが手掛けるアプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』において、メインストーリーの第1部・最終章の前編が公開された。スペシャルウィークを主人公として同世代のウマ娘との絆や激闘が描かれたシナリオは、各所で高い評価を得た。しかし、それと同...
1.主人公への抜擢 Cygamesのメディアミックスコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』。2021年2月にリリースされたアプリゲームには、モデルとなった競走馬の史実に基づいた物語を読み進めていく「メインストーリー」というモードが用意されている。この「メインストーリー」では章ごとに主人公が交代していく形をとっているが...
1.「勝ちたい」と言わないビワハヤヒデ Cygamesのクロスメディアコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』は、ゲームだけでなくアニメでも高い評価を得ている。そのseason2において、主役に抜擢されたのは、トウカイテイオーとメジロマックイーンであった。物語の後半はトウカイテイオーの怪我からの復活が主題となり、そのク...
憧れのワールドツアー 競馬漫画の金字塔『みどりのマキバオー』には、次のようなエピソードがある。主人公・ミドリマキバオーのライバルであるカスケードは、無敗で朝日杯3歳Sを制すると、国王からの招待を受けてドバイへと旅立った。そこには地元UAEはもとより、イギリス・フランス・アメリカなど、世界各国から招待を受けた強豪4歳馬が...
1.「荒々しく、はっきりと」 仏教用語に「名体不離」という言葉がある。仏の名前(名)と仏そのもの(体)は別々のものではなく、離れがたい関係にあることを指す。つまり、仏の名前には仏そのものの特性が表象されており、仏の有り様は名前によって規定されると考える。仏の名を唱える「念仏」の根拠となる概念である。 いきなり競馬とは関...
1.「最難関」のウマ娘・キングヘイロー 2022年2月にリリース1周年を迎えたスマートフォン向けゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』。ハイクオリティなゲームデザインと競馬へのリスペクトがふんだんに盛り込まれたシナリオによって、多くのファンを獲得した作品である。そのゲーム『ウマ娘』のリリース当初、最も育成の難易度が高いと...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]古馬相手でも適距離では負けられない! 混戦を断った3歳馬シックスペンスが、秋初戦を快勝~2024年・毎日王冠~
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[重賞回顧]春の悔し涙は歓喜の涙に。アクシデントを乗り越えたルガルと西村淳也騎手が、復活のGⅠ初制覇~2024年・スプリンターズS~
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[重賞回顧]いざ、菊の大輪へ 鮮やかに逃げ切ったメイショウタバルが復活の重賞2勝目!~2024年・神戸新聞杯~
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[重賞回顧]春の鬱憤を晴らす豪脚で突き抜けたアーバンシックが重賞初制覇~2024年・セントライト記念~
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[重賞回顧]新星クリスマスパレードが、鮮烈なレコード勝ちで秋華賞の切符を獲得!~2024年・紫苑S~
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[重賞回顧]関東のホープとエースによる叩き合いを制したマジックサンズが、デビュー2連勝で重賞制覇!~2024年・札幌2歳S~
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[重賞回顧]雨中に鳴り響くアキラコール!外ラチ沿いの攻防を制したブローザホーンが悲願のGⅠ初制覇~2024年・宝塚記念~