コラム・エッセイ
コラム・エッセイの記事一覧
初夏を迎え、日々上昇する気温と湿度。G1シーズンも終盤を迎え、すっかり腑抜けた競馬ファンを蒸し暑い季節が襲います。けれど日本に暮らす以上、四季からは逃れられません。こうして先週の馬券を後悔する間にも、空っぽになった財布を温い風が通り抜けていきます。そりゃあもう、ぴゅーぴゅーと。そんなときは、仕事帰りに夜の競馬場へ行って...
「最高に競馬が面白かった時代」はいつだろうか? 芝でその時代を決めるのならば、たくさんの意見が出てきて議論も白熱するだろう。私自身もあの時代やあの時代、そしてあの時代もよかったと、目移りする。 ──では、ダートは? 私に言わせれば、それは議論にすらならない。 王者カネヒキリが君臨していた、あの時代だ。 カネヒキリと三冠...
「去年の今頃は、よくわからずに見ていましたね(笑)」 そう語るのは、競馬歴2年目のSさん。 2015年のダービーで、ドゥラメンテの圧勝劇に釘付けになったという。 「鳥肌が立ちました。走る前はどの馬もかわいいな、くらいに思っていたんですが、終わってみると他と全然違って見えて」 そんな彼女は、去年と同様にテレビ観戦をすると...
日本ダービー。競馬ファンのみならず多くの注目を集め、五大クラシック競走の中でも最高の権威を誇り、3歳馬の頂点を決めるレースです。今回はその日本ダービーがどのようなレースか、歴史を追って紹介します。 そもそもダービーは、日本でオリジナルに創設されたレースではありません。モデルとなったのは近代競馬発祥の地、イギリスのダービ...
ゴールデンウィークが終わったら、そろそろあの季節がやってくる。「ねぇねぇ!POG楽しいよ!一緒にやろうよ!ねぇ!」目を輝かせながら、POGファンがにじり寄ってくる季節である。 競馬を嗜み始めると、POGという、レース予想とはまた別の枠に、熱狂的なファンがいることに気が付く。ほほう、そんなに楽しいのだろうか、と興味を持つ...
中央競馬には、大きく分けて二種類のレースがある。 一つは平地競走、そしてもう一つは障害競走。ところが後者についてはあまり知られていないのが現状だ。今回は、この障害レースについて語りたい。 障害レースの魅力は何と言っても、馬と騎手が人馬一体となって障害を飛越する姿だ。 そう、サラブレッドは空を飛ぶ。 真っ先にゴールを駆け...
金沢競馬の古豪、ナムラダイキチの紹介をしていこうと思う。地方でも魅力的な馬が活躍していることが知られていくことを願う。ナムラダイキチ(牡・8歳・鹿毛) 父スパイキュール母ナムラビャクレン母父チーフベアハート デビューは2010年12月5日。中央、阪神競馬場(ダート1800m)。 スタート良く2番手追走も、勝負処で交わさ...
こんにちは、Fジーターです! さて、競馬の楽しみ方にも色々ありまして、もちろん馬券を買うということがメインになりますが、今回紹介させていただきます「POG」というものも、馬券の売り上げには直接貢献するものではありませんが、近年では専門誌が発刊されたり番組でも特集が組まれるなど、かなりの盛り上がりを見せています。やってみ...
桜花賞では惜しくも敗れたものの、鮮烈な印象を残していった馬たちを紹介する企画、後編です。 前編ではシンメイフジ・メデタシ・ヴィーヴァヴォドカをご紹介しました。もちろん他の年に開催された桜花賞にも魅力的な馬がたくさん出走しています。勝ち馬だけではない、魅力的な出走馬たちから新たに3頭ご紹介していきましょう! ネームヴァリ...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]秋晴れに輝く2つ目のティアラ 盤石の競馬で突き抜けたチェルヴィニアが二冠達成~2024年・秋華賞~
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[重賞回顧]古馬相手でも適距離では負けられない! 混戦を断った3歳馬シックスペンスが、秋初戦を快勝~2024年・毎日王冠~
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[重賞回顧]春の悔し涙は歓喜の涙に。アクシデントを乗り越えたルガルと西村淳也騎手が、復活のGⅠ初制覇~2024年・スプリンターズS~
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[重賞回顧]いざ、菊の大輪へ 鮮やかに逃げ切ったメイショウタバルが復活の重賞2勝目!~2024年・神戸新聞杯~
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[重賞回顧]春の鬱憤を晴らす豪脚で突き抜けたアーバンシックが重賞初制覇~2024年・セントライト記念~
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[重賞回顧]新星クリスマスパレードが、鮮烈なレコード勝ちで秋華賞の切符を獲得!~2024年・紫苑S~
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[重賞回顧]関東のホープとエースによる叩き合いを制したマジックサンズが、デビュー2連勝で重賞制覇!~2024年・札幌2歳S~