その名のとおり、マイル路戦の年間チャンピオンを決めるマイルCSは、グレード制が導入された1984年以降、連覇した馬が最も多いGⅠレース。この春リニューアルオープンした「センテニアル・パーク」京都競馬場でおこなわれる、年内最後のGⅠでもある。 2021年の当レースで連覇を達成したグランアレグリアが有終の美を飾って以降、王...
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ラーメン店・寳龍(ほうりゅう)を後にして、僕たちはダートムーア親子のもとへと向かいました。この時期の日高地方は一面銀世界で、どこまでが道路でどこからが牧場なのか分からないようなところを通って、自分たちの牧場を目指します。ようやく碧雲牧場の紺碧(こんぺき)の看板が見えてきました。実を言うと、僕にとって真冬の牧場は初めての...
11月3日のJBC4競走から、米国のブリーダーズCをはさんで11月12日まで。中央競馬では、実に9つの重賞がおこなわれた。この間、東京都心では、夏日を記録したわずか5日後に今季一番の寒さとなり、近畿地方では木枯らし1号が吹くなど季節は一気に進んだが、競馬ファンにとっては話題に事欠かない、実にホットな10日間となった。 ...
銀座の一角に、競馬ファンの集う社交場がある。競馬BAR『銀座ヴァーミリオン』だ。 『銀座ヴァーミリオン』は、2020年11月、GINZA SIXの真裏にオープンしたバーで、これまでも週末の予想や一口馬主の出資馬に関する情報交換などが盛んに行われてきた。なかには地方・中央の競走馬オーナーや競馬関係者も顔を出す、まさに競馬...
翌日、札幌からバスに乗って牧場に向かいました。近くのバス停に到着すると、慈さんが車で迎えに来てくれていました。そのまま車に乗り込み、鵡川(むかわ)の寳龍(ほうりゅう)というラーメン店に向かいました。今日のような寒い日は、何としても寳龍(ほうりゅう)の味噌ラーメンが食べたいと思っていたのです。もしかすると、東京都内で食べ...
読者の皆様への前置きとなりますが、今回のコラムは、今までとかなりテイストが違います。本来は、医学や遺伝学の専門家に判断をゆだねるべき内容になるでしょう。できる限り個人の推測を排し、公式ウェブサイトや報道された内容等をベースに論旨を展開していきたいと思っておりますが、本コラムの内容につきましては、あくまで私個人の見解であ...
今年のJBC競走(レディスクラシック、スプリント、クラシック)は、大井競馬場での開催でした。 前回の大井開催との違いは「砂」。オーストラリアアルバニー産の珪砂で、白く見えるのが特徴です。 「排水性を確保できることで馬場状態の悪化を防ぐことや騎乗者の視認性確保が期待されます」と大井競馬のホームページに記載されている通り、...
JBC4競走に、米国のブリーダーズカップ。さらには中央競馬の4重賞と、競馬の話題に事欠かなかった11月最初の週末。イクイノックスがマークしたスーパーレコードの余韻冷めやらぬ東京競馬場で、伝統の長距離重賞アルゼンチン共和国杯がおこなわれた。 年に数回しか施行されない特殊な距離。ハンデ戦。フルゲートの18頭立てなど、予想を...
2021年産駒達のJRA新馬戦も170レース以上が終了。10月開催最終週となりました。 今回も世代全体のうち3割前後しか勝ち上がることができない狭き門を突破した、2歳馬4頭を紹介していきたいと思います。 2023年10月28日(土) 京都4R ダ1400 晴・良 11頭 メイショウザンゲツ 牝馬ダノンレジェンド×メイシ...
「治郎丸さん、お知らせがあります。産まれました!母子ともに無事です!」と滋さんの声がスマホ越しに新千歳空港の到着ターミナルに響きました。 「早くない?」と聞くと、「スピード出産でしたね!」と返ってきました。そんなことってあるのかと思いましたが、滋さんにとってもこれほど早かったのは初めてだそうです。朝、薄い乳ヤニがついた...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~