[石神深一ブログ]「ステイゴールド産駒との付き合い方のコツは?」「騎乗フォームで意識していることは?」など、読者の方々からのご質問にお答えします!

ウマフリ読者の皆さま、こんにちは。
障害騎手・石神深一です。

前回に引き続き、今回は読者の方々からいただいたご質問に答えていきたいと思います!

Q:乗ってみたいレース、勝ちたいレースはありますか?

A:乗ってみたいレースはダービー、凱旋門賞ですね。
たぶん叶わない夢ですが、ジョッキーになってデビューした頃と夢は変わっていません!

Q:ステイゴールド産駒との付き合い方のコツはありますか?

A:ステイゴールド産駒は癖馬が多いので、根気良く馬と付き合っていくことに気をつけています。
オルフェーブル産駒も似ていますね(笑)

Q:何故、ステイゴールド産駒と相性が良いと思いますか?

A:ステイゴールド産駒と相性が良いのはオジュウに教わったことが大きいと思います!
あと、僕は昔から癖のある馬が好きでしたから、そうした部分も影響しているのかもしれません。

Q:障害レースに牝馬を使うのは騎手が嫌がる傾向にあると聞いたことがあるのですが石神騎手はいかがですか?

A:なるほど、確かに僕も牝馬との相性は悪いかもしれません。
牝馬は性格が繊細な馬が多いので、接し方が難しいですね……!

Q:現在、家庭菜園で何を育てていますか? またTwitterで経過を報告してくださるとうれしいです!

A:今はネギとアスパラガスを育てていますが、猛暑のせいか今年は上手くいきませんでした。秋はまた違う野菜に挑戦したいので、Twitterで報告できるように勉強したいと思います!

Q:石神騎手は4コーナーから外に出すコース取りをすることが多いですがどうしてですか?

A:直線芝のレースは外を意識します。ただ内馬場が荒れていないときはロスになるので外に出さないように気をつけているつもりです。福島、新潟、中京の後半の開催は外のほうが伸びるので外に出したいですね。平地のレースを参考に、内側が残るのか外差しが決まるのか考えて騎乗しています。

Q:京都ハイジャンプでタガノエスプレッソに初騎乗した時の話を教えてください!

A:タガノエスプレッソに初めて乗ったのが、競馬の1週前でした。元々の性格なのか年齢なのか「少しずる賢さがあるなぁ」と感じましたね。レース本番でそのずる賢さを出させないように、当日の返し馬で少し気合いを入れるような扶助を使いました。
ちょっとペースは早くなってしまいましたが気分良く走れたせいか最後まで諦めずに走ってくれて勝つことが出来ました。どのレースも勝つと嬉しいのですが、タガノエスプレッソでの勝利はまた違った嬉しさがありましたね。

Q:私は石神騎手の綺麗な騎乗フォームが大好きなのですが美しく見せるために意識や工夫されていることはありますか?

A:障害に乗っている身ではありますが、騎乗フォームはクリストフ・ルメール騎手を意識しています。クリストフまではほど遠いですが、僕は彼の騎乗フォームが好きなので、参考にさせて貰っています。

Q:今年に入ってからの成績の良さが飛び抜けていてとても嬉しいです。それについて今年特に意識している事、変わった事などがあったら教えていただきたいです。

A:今年の成績が良いのは、体調の良さからくるものだと思います。
胸椎骨折から思うように体がついてこなかったのですが、今年1月小倉に滞在していた時に整骨院の先生が僕の体のバランスを治してくれました。高田騎手から紹介して頂いたのですが、高田先輩と整骨院の先生には本当に感謝しています。


皆さん、多くのご質問ありがとうございました!
他にも「こんなことが聞いてみたい!」「こんな話をしてほしい!」といったご要望があれば、Twitterかウマフリの問い合わせフォームよりご連絡ください。
これからも引き続き、応援よろしくお願いいたします!

写真:ジャンプレース応援隊

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