今も駆ける スター"ウマ娘"の血を引く者たち〜今週の新馬戦(6/12,6/13)〜

巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。

実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。

そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持った方々にも応援してもらいたい。そんな思いからこの「今も駆ける スターの血を引く者」では、ウマ娘にも登場するキャラクターのモデルとなった競走馬と血縁関係に当たる馬を、その週のレースからピックアップして紹介していきたいと思います。

今週も土曜日は土日の新馬戦から注目のウマ娘関連馬を紹介していきます。

日曜札幌5R グットディール

日曜の札幌でデビューするグットディール。

祖父は熱血学級委員長サクラバクシンオーです。父のビッグアーサーは今年産駒がデビューする新種牡馬。競走馬時代はサクラバクシンオー譲りのスピードを生かし短距離で活躍していました。2016年の高松宮記念では前半3F32.7と言うハイペースを好位追走から直線力強く抜け出し優勝。
その力強い末脚は近年のスプリンターの中でもトップクラスでした。

また、ウマ娘ファンに見てほしいのは同じ年のスプリンターズS。ウマ娘では時折「能力はあるのに進路を別のウマ娘にふさがれた惨敗する」と言う事があります。ついついスマホを投げつけたくなる瞬間ですが、このスプリンターズSは現実の競馬でも同じことが起こり得ると言う事を如実に表したレースです。だからウマ娘でそういう事が起こっても「現実の競馬もそうなんだ」と心を落ち着かせるようにしましょう。

冗談は置いておいて、このビッグアーサーはサクラバクシンオーの血をつなぐ貴重な種牡馬として活躍が期待されます。グットディール自身もおばに重賞4勝をあげたフサイチエアデールがいるなかなかの良血馬。重賞戦線に名乗りを上げても不思議はなさそうです。

土曜東京5R トーセンコップ

土曜の東京芝1400mの新馬戦でデビューするトーセンコップ。

母エスティマリリンの祖父がトウカイテイオーです。トウカイテイオー自身はマイルCSを制したトウカイポイント、阪神ジュベナイルフィリーズを制したヤマニンシュクルとG1ホースを2頭輩出し決して悪い種牡馬成績ではありませんでした。しかし、孫世代、ひ孫世代になると血の勢いも陰りを見せ始め、今ではトウカイテイオーの血が入っている馬もなかなか珍しくなりました。

トーセンコップの血統は母方を遡ればダイワスカーレットと同じ祖先であるスカーレットインクに行きつく名門でおじにはサウジアラビアロイヤルカップを勝ち後にオーストラリアで種牡馬入りしたブレイブスマッシュがいる血統。トウカイテイオーの血に再び脚光を浴びせる馬になり得るのではないでしょうか。

また同じ土曜日の札幌5Rには、同じくトウカイテイオーの血が入ったスマイルアップもデビューします。
トウカイテイオー推しの方は是非土曜の競馬に注目してみてください。

開発:Cygames
ジャンル:育成シミュレーション
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配信:日本
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