巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。
実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。
そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持った方々にも応援してもらいたい。そんな思いからこの「今も駆ける スターの血を引く者」では、ウマ娘にも登場するキャラクターのモデルとなった競走馬と血縁関係に当たる馬を、その週のビッグレースからピックアップして紹介していきたいと思います。
今日はNHKマイルカップの出走馬の中から注目馬を2頭紹介してみたいと思います。
フォラブリューテ
3歳マイル王を決定するNHKマイルカップ。桜花賞からここに矛先を向けてきたフォラブリューテはシンボリクリスエス、アドマイヤベガ、スペシャルウィーク、マルゼンスキーの4頭のウマ娘モデル馬の血を引いています。
フォラブリューテの血統はまるで宝石のように豪華な血統と言う事が出来ます。父は2014年のジャパンカップなどを制したエピファネイア、その父は2003年の秋の天皇賞などを制したシンボリクリスエスで母は2005年のオークスを制したシーザリオ。シーザリオの父は1999年のジャパンカップなどを制したスペシャルウィークでその母の父マルゼンスキーも朝日杯3歳ステークスを制しています。
母方に目を移すと母が2008年のマイルCSを制したブルーメンブラットでその父が1999年のダービーを制したアドマイヤベガ、その母が1993年の二冠牝馬ベガと言うこちらも豪華な血統。合計で東京芝のG1を8勝しています。
前走の桜花賞は14着と大敗していますが、この血統であれば府中の芝で大駆けすることも決して不可能ではなさそうです。
また、この1週間でウマ娘界隈は99年クラシック世代にスポットを当てた新作アニメの制作とコパノリッキー、シンボリクリスエス、タニノギムレットのウマ娘加入が発表されました。99年のダービー馬アドマイヤベガとシンボリクリスエスの2頭の血が入ったこの馬に注目してみてはいかがでしょうか。
ソネットフレーズ
もう1頭シンボリクリスエスつながりで紹介したいのがソネットフレーズ。この馬もフォラブリューテと同じエピファネイア産駒で母ボージャストはダイナカール→エアグルーヴ→アドマイヤグルーヴと続く日本を代表する牝系出身の馬です。
これだけの多くの名血牝馬のお婿さんとなっているエピファネイアはそれだけ生産界の期待値が高いと言えるでしょう。それはこの馬自身の血統の良さもあるでしょうが、生産界で「奇跡の血量」と呼ばれる「3×4インブリード(近親配合)」を大種牡馬サンデーサイレンスで実現しやすいと言うのも人気の秘密なのではないでしょうか。
その期待に応えるようにエピファネイアは最初の世代から史上初めて牝馬三冠を達成したデアリングタクト、2世代目から昨年の代表馬エフフォーリアを輩出。3世代目からもサークルオブライフと言うG1ホースを輩出しており種牡馬として上々のスタートを切っています。
現役時代「英雄」と呼ばれたディープインパクトや、NHKマイルカップと日本ダービーの変則2冠を達成したキングカメハメハが亡くなった今、未来の生産界を背負って立つのは間違いなくエピファネイアであると言えるでしょう。
シンボリクリスエスに一目ぼれした方はこのエピファネイア産駒に注目してみてください。
開発:Cygames
ジャンル:育成シミュレーション
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配信:日本
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