2012年からの5年間で、4頭の皐月賞馬を輩出した共同通信杯。その流れは、一度途切れたように思われたが、2021年、エフフォーリアが6年ぶりに共同通信杯と皐月賞を連勝。さらに、ダービー2着を挟んで、天皇賞・秋と有馬記念も制し、見事、年度代表馬に輝いた。 一方、そのエフフォーリアに唯一黒星をつけたのが、共同通信杯3着のシ...
レース回顧の記事一覧
2022年、阪神競馬場で最初に行なわれる重賞が京都記念。過去2年は、同世代の牝馬クロノジェネシスとラヴズオンリーユーが勝利し、ともにそこからGIを3勝。前者はグランプリ3連覇を達成し、後者は日本調教馬として初のブリーダーズカップ制覇と、史上初の海外GI年間3勝の偉業を達成。それぞれが、歴史的名牝へと駆け上がった。 20...
強烈な寒波が吹き荒れ、中京競馬場では降雪による影響も見られた2月6日。 東京競馬場では降雪の影響はなく、滞りなくレースが行われた。この日のメインカードは伝統のマイル重賞東京新聞杯。インディチャンプやリスグラシューなど過去の勝ち馬には後に日本を代表する名馬となる馬もいる。 今年も春のヴィクトリアマイル、安田記念を狙う優駿...
1986年まで、中京競馬場で行なわれていたきさらぎ賞。過去の勝ち馬から、スペシャルウィークやネオユニヴァースといったダービーが誕生している。一方、2006年の2着馬メイショウサムソンは、ダービー他、GIを4勝。2011年3着のオルフェーヴルは、続くスプリングSから連勝を重ねて三冠馬となり、最終的にGIを6勝。歴史的名馬...
2022年最初の交流G1・川崎記念は2100mで行われる一戦です。 昨年の覇者カジノフォンテン、一昨年の覇者チュウワウィザード、2018年の覇者ケイティブレイブの3頭の交流G1勝馬が参戦。さらにはG1未勝利のメンバーも左回りを得意とする女傑サルサディオーネ、名古屋グランプリを制して距離適性を見せたヴェルテックス、そのヴ...
シルクロードSは、2ヶ月後に行なわれる高松宮記念の前哨戦。当初はオープン特別として行なわれ、高松宮記念(当時は高松宮杯の名称)がGIに昇格した1996年、重賞へと昇格した。 その昇格初年度の覇者フラワーパークが本番も連勝すると、以後も、このローテーションで高松宮記念に出走した数多くの馬が本番でも好走。2021年現在、高...
東京大賞典で幕を閉じた2021年の地方交流重賞。2022年シーズンの幕開けは、TCK女王盃です。 昨秋のJBCレディスクラシックを制した「女王」テオレーマを筆頭に、レディスプレリュードを制したレーヌブランシュ、牡馬混合のベテルギウスステークスでも2着に好走して勢いに乗るショウナンナデシコ、3歳秋からの長期休養を挟んでオ...
東日本でシーズン最初に行なわれるGⅡ、アメリカジョッキークラブCは、創設から60年以上が経過した伝統の中距離重賞。かつては、ミホシンザン、サクラホクトオー、スペシャルウィークといったGI馬が勝利している。その一方で、メジロブライト、マツリダゴッホ、トーセンジョーダン、そしてルーラーシップが後にGI馬へと上り詰めた。 2...
1月中旬の中京競馬場。土曜日のメインレースは牝馬のハンデ重賞愛知杯だ。 毎年激戦、そして波乱を生み出すハンデ重賞。新年最初の牝馬限定戦ということもあって、春のヴィクトリアマイルに向けて最高の滑り出しを決める意味でも重要な一戦である。 果たして今年はどんなドラマが生まれるか。 レース概況 今年の愛知杯は16頭立て。4歳馬...
日経新春杯は、JRAの年間スケジュールで最初に行なわれるGⅡ競走。1ヶ月後の京都記念とともに、春の中・長距離路線に向かう古馬たちにとって、重要なステップレースとなっている。 ただ、別定戦の京都記念に比べ、ハンデ戦の日経新春杯は、前走条件戦に出走していた馬や4歳馬が活躍する傾向にある。2022年に関しては、前走条件戦組が...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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