2021年で57回目を迎える京王杯2歳Sは、長年、関東で行なわれる唯一の2歳GⅡだった。 過去10年の勝ち馬で後にGI馬となったのは、2017年に勝利したタワーオブロンドンのみ。しかし、その前年の2着馬レーヌミノルは、翌春の桜花賞を制覇。2013年の6着馬モーリスは、後に国内外のGIを6勝して年度代表馬に輝いた。他にも...
レース回顧の記事一覧
先週末に東京で開催された重賞は、いずれも創設から50年以上が経過している、歴史あるGⅡレース。日曜日に行なわれたアルゼンチン共和国杯の歴史を紐解くと、アドマイヤジュピタが勝利した2007年から、このレースの覇者が、後に続々とGIを勝利している。 例えば、2008年の勝ち馬スクリーンヒーローは、次走のジャパンCも連勝。そ...
アメリカ競馬の祭典、ブリーダーズカップ。大きな特徴の一つとしてあげられるのが、毎年、持ち回り開催で行われる点である。2021年の開催地となったのは、デルマー競馬場。2日間で、14レースが行なわれた。 Photo by Breeders’ Cup Photo by Breeders’ Cup その2日目の第7レースに組ま...
金沢競馬場JBCデーの最終レース、JBCクラシックは2100m戦で争われました。向こう正面奥のポケットからスタートしてコースを1周半回ります。日本テレビ杯からここを目指していたクリソベリルは重度の喘鳴症で引退してしまいましたが、交流G1級競走だけあって好メンバーが勢ぞろい。JBCクラシック3度の2着から今年こそ戴冠を狙...
牝馬限定重賞の中でも、屈指の出世レースとなっているアルテミスS。2021年が10回目とその歴史は浅いものの、これまでの出走馬から後のGI馬が7頭も誕生し、そのうちの3頭は、直近5年の勝ち馬。2020年に至っては、9着に敗れたユーバーレーベンもオークスを勝利した。 そんな出世レースに今年エントリーしたのは11頭で、単勝1...
JBCデーの2レース目はJBCスプリント。レディスクラシックより100m短い1400m戦に、牝馬2頭を含めた12頭が参戦しました。地方交流重賞で鎬を削ったメンバーが顔を揃える中、エアスピネルの回避により補欠一番手だったリュウノユキナの出走が叶いました。また、芝の高松宮記念勝馬モズスーパーフレアが昨年に続きこのレースに参...
今年も交流重賞の大一番、JBCデーがやってきました!昨年度より新設されたJBC2歳優駿も含めて、4レースの交流重賞が1日で開催されます。その開幕戦は、牝馬のナンバーワンを決めるJBCレディスクラシック。金沢競馬場1500m戦に12頭がエントリーしました。春の牝馬戦で強いレースを見せたマルシュロレーヌは週末の米・ブリーダ...
関西で行なわれるマイルチャンピオンシップの前哨戦、スワンS。京都競馬場の改修工事の影響で、今年は27年ぶりに阪神競馬場での開催となった。 出走頭数は、フルゲートの18頭。別定戦ながらハンデ戦のように人気は割れ、単勝オッズ10倍を切ったのは5頭。その中で1番人気に推されたのは、5歳牝馬のダノンファンタジーだった。 阪神ジ...
現役最強馬決定戦に相応しい舞台として、天皇賞・秋を挙げる人は少なくない。GIが数多く開催される1600m、2000m、2400mの、ちょうど中間の距離で行われ、日本を代表する東京競馬場に、各距離帯のスペシャリストが集結して覇を競うレースである。 2021年の天皇賞・秋には、まさにその道のスペシャリストたちが名を連ねたが...
「最も強い馬が勝つ」3冠最終戦の菊花賞。 今年は京都競馬場改修工事のため阪神競馬場での開催となった。 3歳馬にとっては未知の距離である3000mに加え、パワーとスタミナが必要となる阪神競馬場とあってレースや展開の予想は混迷を極めた。さらに皐月賞馬エフフォーリア、日本ダービー馬シャフリヤールも不在とメンバーも大混戦。どの...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]師弟で掴んだ王者の称号。長期休養を乗り越えたテーオーロイヤルが古馬最高の栄誉を獲得!~2024年・天皇賞(春)~
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[重賞回顧]美しいレース運びで惜敗続きにピリオドを打ったアドマイヤベルが、オークスの優先出走権を権得!~2024年・フローラS~
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[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
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[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
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[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
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[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~
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[重賞回顧]傑出した瞬発力でライバルを圧倒!無傷3連勝を達成したシックスペンスが、堂々クラシック候補に名乗り~2024年・スプリングS~