ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]大混戦を一刀両断!父譲りのど根性娘が、桜の女王に~2022年・桜花賞~ 2022年4月12日 クラシック第一弾の桜花賞は、2番人気に推された馬が四連覇中。その中身をみると、アーモンドアイ、グランアレグリア、デアリングタクト、ソダシなど、錚々メンバーが名を連ねている。また、ダイワスカーレットやブエナビスタ、そしてジェンティルドンナなど。一時代を築いた最強馬は、このレースから誕生したといっても過言ではない。 迎えた... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]雨上がりに輝いた太陽と師弟の絆~2022年・高松宮記念~ 2022年3月29日 春のスプリント王決定戦、高松宮記念。先行馬有利の短距離戦に、ほぼ毎年フルゲートの18頭が出走するせいか、波乱度が高いレースとなっている。 近年も、2021年こそ人気上位3頭が3着までを独占したものの、2020年は3連単の配当が20万円超え。そして、2019年の同配当は450万円近い払い戻しとなり、GI史上5位の超高額配... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]肉を切らさず、骨を断つ逃げ。充実の5歳馬が重賞2勝目~2022年・中山記念~ 2022年2月28日 96回目を迎えた伝統の中山記念は、1着馬に大阪杯の優先出走権が与えられる。しかし、それ以外にも様々なGIレースの前哨戦となり、古くはクシロキングやサクラローレルが、中山記念と天皇賞・春を連勝している。 一方、近年は3月のドバイミーティングや、4月に香港で行なわれるクイーンエリザベス2世カップの前哨戦にもなっており、ヴィ... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]強い4歳世代には個性派も勢揃い!小倉の鬼が重賞初制覇~2022年・小倉大賞典~ 2022年2月25日 7週間続く小倉開催、通称「冬コク」も、いよいよ今週フィナーレを迎える。それよりも一足先に行なわれるのが小倉大賞典。ローカル、ハンデ戦、非根幹距離と、予想を難しくする材料が複数あり、毎年のように波乱の決着。過去5年、3連単の配当はいずれも10万円を超えている。 2022年の出走馬は、フルゲートの16頭。上位人気5頭が単勝... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]長距離も強い4歳世代。文句なしの4連勝で駆け上がる盾への道~2022年・ダイヤモンドS~ 2022年2月21日 72回目を迎える伝統の長距離重賞ダイヤモンドSは、数少ない3000m以上のレース。過去には、スピードシンボリやダイシンボルガードといったGI馬が勝利し、平成以降は、スルーオダイナ、ユウセンショウ、フェイムゲームなど、いぶし銀のステイヤーたちが連覇を達成した。 年に一度の特殊な条件で、リピーターが出やすいのが特徴。しかし... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]本拠地では負けられない! ディフェンディングチャンピオンが堂々の連覇達成。~2022年・フェブラリーS~ 2022年2月21日 2022年、JRAで最初に行なわれるGIフェブラリーS。秋以降に国内外のGIを制したテーオーケインズやマルシュロレーヌ。そしてチュウワウィザードなどは、海外遠征のため出走しなかったものの、GI馬が10頭集結。ダートのマイル王を決めるに相応しいメンバーが顔を揃えた。 実力伯仲で、6頭が単勝10倍を切る大混戦。その中で、レ... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]東の名門と西のトップジョッキーが送り出す新星~2022年・共同通信杯~ 2022年2月18日 2012年からの5年間で、4頭の皐月賞馬を輩出した共同通信杯。その流れは、一度途切れたように思われたが、2021年、エフフォーリアが6年ぶりに共同通信杯と皐月賞を連勝。さらに、ダービー2着を挟んで、天皇賞・秋と有馬記念も制し、見事、年度代表馬に輝いた。 一方、そのエフフォーリアに唯一黒星をつけたのが、共同通信杯3着のシ... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]終わりなき黄金旅程~2022年・京都記念~ 2022年2月14日 2022年、阪神競馬場で最初に行なわれる重賞が京都記念。過去2年は、同世代の牝馬クロノジェネシスとラヴズオンリーユーが勝利し、ともにそこからGIを3勝。前者はグランプリ3連覇を達成し、後者は日本調教馬として初のブリーダーズカップ制覇と、史上初の海外GI年間3勝の偉業を達成。それぞれが、歴史的名牝へと駆け上がった。 20... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]春の府中へ駆け上がる、価値ある差し切り〜2021年・東京新聞杯〜 2022年2月8日 強烈な寒波が吹き荒れ、中京競馬場では降雪による影響も見られた2月6日。 東京競馬場では降雪の影響はなく、滞りなくレースが行われた。この日のメインカードは伝統のマイル重賞東京新聞杯。インディチャンプやリスグラシューなど過去の勝ち馬には後に日本を代表する名馬となる馬もいる。 今年も春のヴィクトリアマイル、安田記念を狙う優駿... ハラシュー
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]「黄金トリオ」が、2ヶ月連続で3歳重賞を制覇~2022年・きさらぎ賞~ 2022年2月7日 1986年まで、中京競馬場で行なわれていたきさらぎ賞。過去の勝ち馬から、スペシャルウィークやネオユニヴァースといったダービーが誕生している。一方、2006年の2着馬メイショウサムソンは、ダービー他、GIを4勝。2011年3着のオルフェーヴルは、続くスプリングSから連勝を重ねて三冠馬となり、最終的にGIを6勝。歴史的名馬... 齋藤 翔人