10月初週は、競馬界において「祭り」のような1週間となる。 今年は、中央競馬では秋のG1開幕戦スプリンターズステークスが、地方では盛岡で行われるダービーグランプリが行われた。そして海外では凱旋門賞に日本馬と武豊騎手が挑戦するという、まさにビッグイベントが目白押しの週末だった。 そんな祭りの開幕を告げたのは、中京競馬場で...
レース回顧の記事一覧
国内最速の短距離王を決めるスプリンターズS。2021年は、出走16頭すべてが関西馬という、珍しいメンバー構成となった。 その中身は、春のスプリント王に、久々のGI戴冠を目指すかつての2歳女王。さらには、母仔制覇を目指す馬や、GIでの1着降着から立ち直り、今度こそビッグタイトルを獲得したい馬など、バラエティーに富んだメン...
9月も末の船橋競馬場1800mコース、Jpn2日本テレビ盃が開催されました。秋のJBCクラシックやJRAのG1チャンピオンズカップを目指す馬たちが、秋の始動戦として挑みます。JRAからは長期休養明けながらダート路線の大将格であるクリソベリル、ジャパンダートダービーを制したダノンファラオの強豪2頭に加え、今年に入ってオー...
中山競馬場で行われる伝統の重賞競走オールカマー。10月の天皇賞や11月のジャパンカップにつながる重要な前哨戦となる。 今年は「強い牝馬時代」を象徴するメンバー構成となった。中山の急坂を駆け上がりG1へつなげる馬は、果たしてどの馬か。 レース概況 今年のオールカマーは、人気上位に牝馬が多く食い込むメンバー構成となった。 ...
2021年も中京競馬場での開催となった神戸新聞杯は、3着までに菊花賞への優先出走権が与えられる。 最大の見所は、ダービー馬が秋初戦をどのようにクリアするのかという点ではあるものの、ダービー馬がここから菊花賞への「王道」を歩むことは、近年それほど多くない。昨年のコントレイルの前は、2014年のワンアンドオンリーまで遡り、...
著者の地元、浦和競馬場の秋の風物詩と言えばテレ玉杯オーバルスプリント。秋の短距離チャンピオンに向けてのステップレースとして、強豪が集まります。 残念ながら今回の浦和競馬場は無観客開催でしたが、例年通り実力あるメンバーが集まりました。昨日の白山大賞典は雨の不良馬場の中レースが行われましたが、今日の浦和は夏が戻ったかのよう...
2021年、JBC競争は金沢競馬場で開催されます。今年の白山大賞典はJBCクラシックと同一の2100m戦で開催されるため、本番を目指すメンバーが金沢競馬場に集いました。今年はJRAから5頭、地元金沢競馬から4頭、名古屋競馬から2頭、船橋競馬からミューチャリーが参戦し、12頭立てでの開催になりました。レース時には幾分弱ま...
3連休最終日の9月20日。この日はJRAアニバーサリーデーとして中山・中京の2場開催が行われた。各場のメインレース前には10年前の年度代表馬オルフェーヴルと20年前の年度代表馬ジャングルポケットの名を冠したレースも行われるなど、観客制限がある中でも「記念日」を盛り上げるイベントも実施。そんな記念日のメインレースを飾るの...
3着馬までに秋華賞への優先出走権が与えられる、ローズステークス。京都競馬場の改修工事の影響で、2021年も中京競馬場で開催されることとなった。 秋のトライアルの見所といえば、春のクラシックで活躍した既存勢力と、夏の上がり馬の対決。実績か勢いか。それとも、仕上がりか成長力か──。上がり馬は、その大半が賞金面で本番に出走で...
秋競馬開幕週の中山競馬場。日曜日の重賞は秋競馬開幕戦としてはお馴染みの京成杯オータムハンデ。サマーシリーズの最終戦にして秋への飛躍を誓うハンデキャップレースである。今年はフルゲート16頭が揃ったが、各馬思い思いの夢を抱いて挑んできた。果たして秋につながる勝利をつかんだのはどの馬か。 レース概況 このレースで1番の注目馬...
アーカイブ
カテゴリー
語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
-
[重賞回顧]天性のセンスがまたも爆発! ジャンタルマンタルが隙のない完璧な競馬で3歳ベストマイラーの座を獲得~2024年・NHKマイルC~
-
[重賞回顧]師弟で掴んだ王者の称号。長期休養を乗り越えたテーオーロイヤルが古馬最高の栄誉を獲得!~2024年・天皇賞(春)~
-
[重賞回顧]美しいレース運びで惜敗続きにピリオドを打ったアドマイヤベルが、オークスの優先出走権を権得!~2024年・フローラS~
-
[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
-
[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
-
[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
-
[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~