年が明けて最初の3連休。中央競馬も恒例の年始3日間開催が行われた。成人の日である月曜日のメインレースは中山競馬場のフェアリーステークスだ。今回出走した全馬が1勝クラスの馬という激戦必至の顔ぶれとなった。果たして中山から桜花賞戦線に名乗りを上げるのは誰か。 レース概況 今年のフェアリーステークスはフルゲート16頭立て。前...
レース回顧の記事一覧
2010年以降に誕生した三冠馬は6頭。そのうちの半分にあたる3頭が出走したシンザン記念は屈指の出世レースとなり、2021年の覇者ピクシーナイトも、3歳馬としては14年ぶりにスプリンターズSを勝利した。 京都競馬場の改修工事の影響により、2022年も中京競馬場での開催。出走馬は15頭で、単勝オッズ10倍を切ったのは、ノー...
中山金杯とともに中央競馬の開幕を告げる京都金杯は、前年に引き続き、2022年も中京競馬場での開催となった。 ハンデ戦とはいえ、GI勝ちのある実績馬から、オープンに昇級したばかりの馬まで16頭がエントリー。ハンデの上下差は6kgに設定されたものの、過去5年で4頭だった57.5kg以上を背負う馬が5頭も出走。これが、202...
今年最後の交流G1競走、東京大賞典。上半期のダート王決定戦である帝王賞と同じく、大井競馬場の2000m戦で争われます。今年の注目点はなんといっても「オメガパフュームの東京大賞典4連覇」が達成されるか否か、という点に尽きるでしょう。夏の帝王賞はこの馬にしては珍しくコンディションが整わずに5着敗戦。このレースがラストランの...
例年、翌春のクラシックを目指す逸材が集うホープフルS。GIに昇格して5年目と、その歴史は浅いものの、過去に当レースを制したサートゥルナーリアやコントレイルは、後にクラシックも制覇。2020年も、4着に敗れたタイトルホルダーが菊花賞を制し、2着オーソクレースも、菊花賞で2着に好走。ワンツーを決めている。 2021年のホー...
ファン投票で出走馬が決まるグランプリ・有馬記念は、国内では、ダービーと並ぶ最も有名なレース。国民的行事といっても過言ではないほど人気が高く、GIの中でも、とりわけ重みや存在感を放っている。 その有馬記念は、かつて実力日本一決定戦ともいわれ、スタミナや持久力、底力が問われるようなレース。それゆえ、かつては牡馬が強さを見せ...
ホープフルSがGIに昇格以後、2歳マイル王決定戦に姿を変えつつある朝日杯フューチュリティS。2018年から2020年のNHKマイルカップを制した馬は、いずれも、当レースに出走していた。 ただ、クラシックとも無縁なわけではなく、牝馬ながら果敢に挑戦するも3着と敗れたグランアレグリアは、その後、中111日のブランクをものと...
中京競馬場で、年間の最後に行われる重賞が中日新聞杯。多頭数のハンデ戦で、毎年のように人気は割れるものの、上位人気馬がその評価どおり好走するのが近年の傾向だった。 前年に続き、2021年もフルゲートの18頭がエントリー。人気は割れ、単勝10倍を切ったのは5頭。その中で、1番人気に推されたのはアドマイヤビルゴだった。 20...
2歳女王を決める、阪神ジュベナイルフィリーズ。 近年の勝ち馬では、ソダシやラッキーライラックが、翌年以降もGI勝利を積み重ねてスターとなり、2着に敗れたリスグラシューやクロノジェネシスは、後に牡馬を負かしてグランプリを連覇している。「強い牝馬」を象徴する、男勝りの強豪が続々と誕生している。 2021年も、無敗馬が複数エ...
72回目を迎えた、伝統の重賞チャレンジカップ。このレースを勝利した後、チャレンジャーからチャンピオン=GIウイナーに上り詰めた馬は多数いる。昭和の時代には、ナスノコトブキ、タニノチカラ、ヒカリデュール、ニホンピロウイナーなどが、後に旧八大競走やGIを制覇。平成に入っても、マーベラスサンデー、タップダンスシチー、スズカマ...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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