ニュース・ブログ レース回顧 [地方レース回顧]新春走り初め、女王の名は譲らない~2022年・TCK女王盃~ 2022年1月28日 東京大賞典で幕を閉じた2021年の地方交流重賞。2022年シーズンの幕開けは、TCK女王盃です。 昨秋のJBCレディスクラシックを制した「女王」テオレーマを筆頭に、レディスプレリュードを制したレーヌブランシュ、牡馬混合のベテルギウスステークスでも2着に好走して勢いに乗るショウナンナデシコ、3歳秋からの長期休養を挟んでオ... zakkey(ザッキー)
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]得意の舞台で復活した古豪が、待望の重賞2勝目~2022年・アメリカジョッキークラブC~ 2022年1月24日 東日本でシーズン最初に行なわれるGⅡ、アメリカジョッキークラブCは、創設から60年以上が経過した伝統の中距離重賞。かつては、ミホシンザン、サクラホクトオー、スペシャルウィークといったGI馬が勝利している。その一方で、メジロブライト、マツリダゴッホ、トーセンジョーダン、そしてルーラーシップが後にGI馬へと上り詰めた。 2... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]名手の初笑い〜2022年・愛知杯〜 2022年1月19日 1月中旬の中京競馬場。土曜日のメインレースは牝馬のハンデ重賞愛知杯だ。 毎年激戦、そして波乱を生み出すハンデ重賞。新年最初の牝馬限定戦ということもあって、春のヴィクトリアマイルに向けて最高の滑り出しを決める意味でも重要な一戦である。 果たして今年はどんなドラマが生まれるか。 レース概況 今年の愛知杯は16頭立て。4歳馬... ハラシュー
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]同厩の先輩に捧げる弔い星。期待の良血馬が重賞初制覇。~2022年・日経新春杯~ 2022年1月18日 日経新春杯は、JRAの年間スケジュールで最初に行なわれるGⅡ競走。1ヶ月後の京都記念とともに、春の中・長距離路線に向かう古馬たちにとって、重要なステップレースとなっている。 ただ、別定戦の京都記念に比べ、ハンデ戦の日経新春杯は、前走条件戦に出走していた馬や4歳馬が活躍する傾向にある。2022年に関しては、前走条件戦組が... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]偉大な父から受け継がれた確かな能力。産駒初の重賞勝利は父仔制覇に~2022年・京成杯~ 2022年1月17日 3ヶ月後の皐月賞と同じ舞台で行われる京成杯。その皐月賞と、さほど関連戦は高くないものの、古くはクライムカイザーが。そして、2010年の覇者エイシンフラッシュが、京成杯を制した4ヶ月半後、同じ5月30日に行なわれた日本ダービーを制覇している。 また、2004年のレースで3着に敗れたキングカメハメハも、4ヶ月後にNHKマイ... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]激闘の末、殊勲の2勝目をつかんだのは誰か〜2022年・フェアリーステークス〜 2022年1月14日 年が明けて最初の3連休。中央競馬も恒例の年始3日間開催が行われた。成人の日である月曜日のメインレースは中山競馬場のフェアリーステークスだ。今回出走した全馬が1勝クラスの馬という激戦必至の顔ぶれとなった。果たして中山から桜花賞戦線に名乗りを上げるのは誰か。 レース概況 今年のフェアリーステークスはフルゲート16頭立て。前... ハラシュー
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]黄金タッグが3年ぶりの重賞勝利で出世レースを制覇~2022年・シンザン記念~ 2022年1月11日 2010年以降に誕生した三冠馬は6頭。そのうちの半分にあたる3頭が出走したシンザン記念は屈指の出世レースとなり、2021年の覇者ピクシーナイトも、3歳馬としては14年ぶりにスプリンターズSを勝利した。 京都競馬場の改修工事の影響により、2022年も中京競馬場での開催。出走馬は15頭で、単勝オッズ10倍を切ったのは、ノー... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]内にこだわり末脚一閃!尾張の地で、2つ目の重賞タイトルを獲得~2022年・京都金杯~ 2022年1月6日 中山金杯とともに中央競馬の開幕を告げる京都金杯は、前年に引き続き、2022年も中京競馬場での開催となった。 ハンデ戦とはいえ、GI勝ちのある実績馬から、オープンに昇級したばかりの馬まで16頭がエントリー。ハンデの上下差は6kgに設定されたものの、過去5年で4頭だった57.5kg以上を背負う馬が5頭も出走。これが、202... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [地方レース回顧]有終の美、名コンビは4度羽田を飛んだ~2021年・東京大賞典~ 2021年12月31日 今年最後の交流G1競走、東京大賞典。上半期のダート王決定戦である帝王賞と同じく、大井競馬場の2000m戦で争われます。今年の注目点はなんといっても「オメガパフュームの東京大賞典4連覇」が達成されるか否か、という点に尽きるでしょう。夏の帝王賞はこの馬にしては珍しくコンディションが整わずに5着敗戦。このレースがラストランの... zakkey(ザッキー)
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]「昨日の敵は今日の友」。有馬記念で対峙したタッグからGI馬が誕生!~2021年・ホープフルS~ 2021年12月29日 例年、翌春のクラシックを目指す逸材が集うホープフルS。GIに昇格して5年目と、その歴史は浅いものの、過去に当レースを制したサートゥルナーリアやコントレイルは、後にクラシックも制覇。2020年も、4着に敗れたタイトルホルダーが菊花賞を制し、2着オーソクレースも、菊花賞で2着に好走。ワンツーを決めている。 2021年のホー... 齋藤 翔人