長い歴史を積み上げてきたクラシック第一戦、皐月賞。これまで、父と子供が揃って無敗で皐月賞を制したケースは3組6頭しかいない。しかも、どの馬も、父親は後の牡馬クラシック三冠を達成した馬である。 今回は親子揃って無敗で皐月賞を制した馬達を紹介していく。 ※馬齢はすべて現在の表記に統一しています。 シンザン(1964年)&ミ...
おかの ひろのぶ
1978年に福岡県北九州市生まれ、埼玉育ち。父親の影響か、小さい頃より競馬というものが存在していた。初めて見たG1レースは1993年の天皇賞(秋)、高校1年生の時。(もちろん馬券というのは買っていません)
大学が東京競馬場近くの立地にあるので、大学生の頃は土曜授業・昼から競馬という贅沢な環境で4年間を過ごす。(もちろん馬券というのは買っておりません)
好きな騎手は藤田菜七子騎手、Mデムーロ騎手。馬券よりも競馬の魅力を伝えるのをモットーとする。
おかの ひろのぶの記事一覧
競馬実況中継の神様とも言うべき存在の杉本清アナウンサー。杉本アナウンサーの実況で個人的に強い印象が残っているレースの1つとして1991年の桜花賞がある。シスタートウショウが先頭でゴールした後に飛び出した「今年も汚れなき桜の女王の誕生です!」というセリフは、強烈なインパクトを残した。 一度の敗北も無く桜花賞を制するのがい...
春の中距離G1、大阪杯。大阪杯の歴代最多騎手は、G2レースだった産経大阪杯時代を含めると、8勝をあげている武豊騎手である(2024年現在)。 元号がまだ昭和だった1988年(昭和63年)、レース名もサンケイ大阪杯だった(産経大阪杯に改称するのは翌1989年)時代、武豊騎手は大阪杯での初勝利をあげる。デビュー2年目の武豊...
2024年3月5日をもって調教師生活に幕を下ろした安田隆行さん。1995年に厩舎を開業すると、地方競馬・海外競馬を含めて998勝という記録を残した。2019年には年間62勝を挙げリーディングトレーナーにも輝いている。安田隆行厩舎に所属でした馬と言えばトランセンドやダノンザキッドなどがいるが、ダッシャーゴーゴーやダイアト...
テレビ放送が開始70年目を迎えた2023年、ゴールデンウイークの5月3日にNHKで「アナテレビ」という番組が放送された。この番組はアナウンサーにスポットを置いた番組で、高瀬耕造アナウンサー(NHK)や水卜麻美アナウンサー(日本テレビ)、安住紳一郎アナウンサー(TBSテレビ)、大下容子アナウンサー(テレビ朝日)、それに伊...
イギリスの女王エリザベス2世が9月8日(現地時間)、滞在先のスコットランドのバルモラル城で亡くなられた。96歳であった。ほんの2日前の9月6日にイギリスの与党である保守党の党首選挙に勝利したメアリー・エリザベス・トラス(リズ・トラス)氏を新首相に任命。トラス氏と握手するエリザベス2世の写真がニュースで伝わった。それから...
牡馬クラシック第一戦、皐月賞。これまで幾多の名騎手たちが皐月賞を制しているが、その中でも皐月賞を得意とする騎手がいる。 古くは、皐月賞3連覇(1958~1960年)を達成した渡辺正人騎手。さらに、武豊騎手(1993年、2000年、2005年)も、皐月賞3勝を挙げている。しかし、皐月賞を4度制した騎手もいるのである。それ...
大阪杯は1957年に創設されたレースである。2017年にG1レースに昇格する前の1964年から2016年まではサンケイ大阪杯(1989年より産経大阪杯とレース名変更)の名称で行われてきた。 過去の優勝馬を振り返ると、ここ2年はラッキーライラック(2020年)、レイパパレ(2021年)と牝馬が勝っているが、過去65回のレ...
競馬の言葉に「馬七人三(うまななひとさん)」という言葉がある。これは、競馬では馬の力だけじゃ決まるものではなく、鞍上の騎手の力も30%ほど影響するものであるという言葉である。 実際は、必ずしも「馬七人三」とは限らないだろう。特に長距離レースにもなれば、騎手の腕に左右される場面が多く見られる。事実、日本で最も長い芝平地重...
これまで、牡馬のクラシック三冠を成し遂げた馬は1941年のセントライトから2020年のコントレイルまで合計8頭いる(2022年現在)。三冠を達成した馬のローテーションを調べると、現在のトライアルという概念が無かった1941年のセントライトと2歳のホープフルステークス以来休養していた2020年のコントレイル以外の6頭は弥...
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語り継がれし「名馬」たち
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[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
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[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
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[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
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[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~
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[重賞回顧]傑出した瞬発力でライバルを圧倒!無傷3連勝を達成したシックスペンスが、堂々クラシック候補に名乗り~2024年・スプリングS~
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[重賞回顧]ミルコ・マジック炸裂! 勝負所でまくりを決めたコスモキュランダが重賞初制覇~2024年・弥生賞ディープインパクト記念~