「名馬」を語る シュヴァルグラン~偉大な馬に導かれて~ 2021年11月26日 「一番好きな競走馬は?」と問われると、私はとても答えに迷う。私の人生を彩ってくれた競走馬は、一頭だけではない。大切な存在である競走馬たちに順番をつけることに、なんとなく違和感を覚えてしまう。けれど、もし「一番感謝をしている競走馬は?」と問われたら、私は迷わず彼の名を口にする。 シュヴァルグラン。彼は偉大なる名馬にして、... あさい(だしまき)
「名馬」を語る "アザトカワイイ"最強牝馬、アーモンドアイを振り返る。 2021年11月25日 「名は体を表す」という格言があるが、アーモンドアイはまさにその言葉を地で行くような馬だったと思う。 そもそもアーモンドアイという馬名の意味は目の形のこと。アーモンドのように切れ長でシャープな目頭・目尻の瞳を指し、いわゆる美人に多い瞳の形とされている。要するにアーモンドアイはその名が付けられるくらいに幼いころから美人な馬... 福嶌 弘
ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・馬主は語る]馬主が頭を下げる時代!?(シーズン1-16) 2021年11月25日 水沢競馬場に着くと雨はすっかりやんでいました。1日ずらして今日にして良かったと思いつつも、さすがに風が強く、肌寒いを通り越して寒いです。地元の人たちにとって、これぐらいは寒いに入らないそうですが、薄手のジャケットを羽織ってきて良かったです。 競馬場の門から、永田調教師に電話をすると、入口横にある管理所に入ってきてくださ... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]短距離絶対女王、有終の美〜2021年・マイルチャンピオンシップ〜 2021年11月24日 昨年に続き、阪神競馬場で開催されるマイルチャンピオンシップ。 いよいよ短距離戦線も大詰め。12月には香港でビッグレースがあるが、日本ではこれが今年最後の大舞台といえる。今年のマイルチャンピオンシップは豪華メンバーによる争いに加えて、絶対女王のラストランと、見どころ満載。果たしてどのようなレースとなったか。 レース概況 ... ハラシュー
ニュース・ブログ 中央競馬ニュース "どこかで一発がある馬"と、"一筋縄ではいかない鞍上"。陶酔感すら覚えた、タップダンスシチーの03年ジャパンC。 2021年11月24日 "どこかで一発がある馬"タップダンスシチー。"一筋縄ではいかない鞍上"佐藤哲三騎手。 朝日チャレンジCで運命の出会いを果たした人馬が挑んだ、伝説のジャパンC。 競馬を愛する執筆者たちが、90年代後半の名馬&名レースを記した『競馬 伝説の名勝負2000-2004』(小川隆行+ウマフリ/星海社新書)。その執筆陣の一人和田章... 星海社
インタビュー [インタビュー]岩手の馬スポット、馬っこパーク・いわてが考える、引退馬支援 2021年11月23日 岩手県の中心地、盛岡。 競馬ファンにとっては、盛岡競馬場がある場所として有名なスポットであるが、それだけではなく「チャグチャグ馬コ」という、馬に色とりどりの鈴や衣装を身に着け街中を行進する伝統行事も執り行われている、いわば「馬どころ」でもある。 そんな盛岡市から車を20分から30分走らせ、隣の滝沢市に向かうと、ひとつの... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]出世レースを制したのは、新種牡馬期待の産駒~2021年・東京スポーツ杯2歳S~ 2021年11月22日 創設から四半世紀を迎えた2021年、GⅡに昇格した東京スポーツ杯2歳S。このレースを勝利した馬はもちろんのこと、敗れた馬からも、後のGI馬が多数誕生している。とりわけ、2歳GIや牡馬クラシックと相性が良く、2019年の勝ち馬コントレイルは、無敗で牡馬クラシック三冠を達成。敗れた馬からも、サニーブライアンとメイショウサム... 齋藤 翔人
インタビュー [インタビュー]セッカチセージ、エエカゲンニセイジ…ファンに愛された馬たちに囲まれた松田整二オーナーが語る、我が競馬人生。 2021年11月21日 馬名にセッカチセージやエエカゲンニセイジなど”セイジ”の冠号を持つ松田整二オーナー。札幌市で眼科医をされていましたが、現在は引退しセカンドライフを送られています。今回は、馬産地・北海道ならではのオーナーライフと、愛馬を家族のように大切する精神の源を語って頂きました。 G1出走を叶えた、初めての愛馬。セッカチセージとの出... 川原 恵子
「名勝負」を語る 大団円を迎えた、奇跡のベテラン馬カンパニー。 - 2009年・マイルチャンピオンシップに寄せて 2021年11月21日 「大団円」という言葉がある。演劇や小説について使用される言葉で、それらがめでたく収まる場面について指すものだ。だが、この言葉は、本の枠を飛び越えて芸能人やスポーツ選手、競走馬の引退の際に使われることもしばしばある。競走馬の引退に絞れば、アーモンドアイやキタサンブラックなどがその例に当てはまるのだろうか。 今回は、長年に... 鳥野 紗々実
写真で楽しむ競馬 [写真]3連覇を狙うデュランダルvs新進気鋭の素質馬たち。当時のパドック写真で振り返る、2005年マイルチャンピオンシップ。 2021年11月21日 2005年のマイルチャンピオンシップは、2003年・2004年と当時2連覇中であったデュランダルが3連覇達成するかどうかに注目が集まっていました。オッズもその注目が反映される形で、単勝オッズ1.5倍。断然の1番人気となっていました。 2004年マイルチャンピオンシップ優勝時のデュランダル 今回は、王者・デュランダルを中... ふわ まさあき