2005年の秋華賞は、桜花賞・NHKマイルカップとG1を2勝しているラインクラフトと、桜花賞4着・オークス2着とG1では惜敗が続きつつも前走ローズステークスではラインクラフトを撃破したエアメサイアのライバル対決に注目が集まっていました。
オッズもその注目が反映される形で、ラインクラフトが単勝オッズ1.8倍、エアメサイアが単勝オッズ2.5倍と抜けていて、3番人気(デアリングハート)が単勝オッズ20.6倍なっていました。
今回は、1番人気ラインクラフトと2番人気エアメサイアの2頭について、2005年秋華賞のパドック写真を中心に振り返っていきます。
ラインクラフト
1番人気のラインクラフト。
白と赤のメンコが印象的です。
馬体重は466キロと、前走のローズSより8キロ増での出走でした。
鞍上は福永祐一騎手。
デビューからここまでの7戦すべてで鞍上を務めました。
このコンビはラインクラフトの引退まで続くことになります。
エアメサイア
2番人気のエアメサイア。
こちらは468キロで、前走のローズSからはプラス6キロでの出走でした。
ライバルのラインクラフトよりも2キロ重い馬体重での出走となりましたが、2頭とも重さは感じさせません。
鞍上は武豊騎手。
こちらもデビューから引退まで組み続けた名コンビです。
2頭の対決を、華やかな誘導馬が導いてくれました
レース回顧
レースでは、先行集団につけていたラインクラフトが早め4角先頭から上がり34秒7の脚を使い粘りこもうとする展開。しかし中団後方につけていたエアメサイアがレース最速上がり34秒2の脚を使い、ゴール寸前でラインクラフトをクビ差だけ差し切りました。
人気2頭の決着ということもあり、複勝払い戻しは2頭共に100円元返しになりました。
馬連・枠連も1.8倍と手堅い決着でした。
エアメサイア鞍上の武豊騎手が、彼女を称えます。
いかかだったでしょうか?
今回は2005年の秋華賞のパドックで撮影した2頭の写真を抜粋して紹介させてもらいました。
また、日頃撮影している誘導馬の写真も紹介させて頂きました。
G1レースでドレスアップした誘導馬も見て頂ければ幸いです。