「あぁ、もうじき春なのか」競馬を趣味にしていると番組表のレース名で季節の変わり目を感じる人も多い事だろう。どのレースで感じるかは居住地などによっても違うだろうし、人それぞれだと思うのだが、私の場合はこうだ。「金杯。新年なんだなぁ」「中山記念。もうじき春なんだぁ」「桜花賞。桜も満開、もうじき緑の季節か」「日本ダービー。ホ...
高橋楓
秋田県出身。サクラローレルの馬体の美しさに魅せられて競馬の世界に惹きこまれる。他に好きな馬はホクトベガ、サイレンススズカ。ウマフリにて本格的にライターデビューをし現在は一口馬主・POGを中心に執筆。
高橋楓の記事一覧
私の学生時代は、英語を含めた外国語は中学からの義務教育であった。当時の私ときたら「俺、将来は日本というか秋田で生活するし、外国人と話す機会なんか無いから勉強なんてしないわ!」と断言し、英語の学習を放棄したもので、そのツケが後々回ってきている。中学時代は英語の成績が原因で指定校推薦を逃し、高校時代は毎回追試で許してもらい...
「膺は声明をもって自らを高しとする。士有り、その容接を被る者は、名付けて登竜門となる」これは後漢書の李膺伝に残された故事である。多くの人間の中から才能が認められたならば将来が約束される──ということを意味する。 そのため、そのサバイバルゲームを勝ち抜くさまを、「中国黄河上流の竜門山にある竜門を鯉が登り切れば竜になる」と...
結果を知っている今でも、何度考えても菊花賞でこの馬を本命にできなかったのではないか──。 学生時代における私の競馬知識と言えば、もっぱらテレビゲーム由来。そのせいか、菊花賞前にこの馬の父『クリスタルグリッターズ』の名前を見ただけで「現役時代は中距離で活躍したかもしれないけど、種牡馬としては短距離向き。良くて2,000m...
近年、中央競馬、地方競馬問わず活躍馬が増え始め、会員の熱い声援を集める4年目のYGGホースクラブ。牝系を非常に強く意識していて、キッカケ一つで大物が登場する下地は十分です。 そんな「赤、白袖黒二本輪、黒鋸歯形」の勝負服。今回は「YGGホースクラブ」の期待の3頭をピックアップしていきます! ロフティースマイル 牝馬父:エ...
近年、コンスタントにオープンクラスを輩出している広尾サラブレッド倶楽部。馬主名義は「広尾レース」ですが、会員の皆様にも馴染み深い愛馬会の略称「広尾TC」と書かせて頂きます。2021年GⅡニュージーランドトロフィーを5馬身差で圧勝したバスラットレオンはNHKマイルカップの有力候補となり、ダービーへの出走も果たしました。 ...
ローレルの冠の代表馬と言えばローレルゲレイロを思い出す方も多いのではないでしょうか。また勝負服の「海老・白玉霞」を見るとカネツクロスやカネツフルーヴを思い出す方もいるでしょう。 そんなローレルレーシングの期待の3頭をピックアップしていきます! キャプテンローレル 牡馬父:ドレフォン母:アラフネ母父:クロフネ生産牧場:ア...
「黄、黒縦縞、袖青一本輪」の勝負服。この姿を見るだけで、一気に強く感じるファンの方も多いのではないでしょうか。 特に今年は、かねてより改修工事中だった山元トレーニングセンターの坂路コースが完成したことで、要注目の一年となりそうです。全長は150m延長され900mに、高低差は10m拡大され33mになりました。馬場の素材も...
日本競馬界を牽引する存在のひとつ、サンデーレーシング。メインレースの時間に「黒、赤十字襷、袖黄縦縞」の勝負服を見ない時は無いと言っても過言では無いでしょう。2020年は5頭でGⅠを9勝もしているのですから、その快進撃には驚くばかりです。 グランアレグリア(安田記念、スプリンターズS、マイルCS)クロノジェネシス(宝塚記...
例年、高い勝ち上がり率を誇る通称「東サラ」こと東京サラブレッドクラブ。今回はその「東サラ」所属の2021-2022年度POGにおける注目馬をピックアップしたいと思います。いつもは馬主名義であるクラブ法人名を利用するのですが、このクラブの場合は愛馬会法人名である東京サラブレッドクラブが浸透しすぎているため、あえて「東サラ...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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