1953年から続く伝統の長距離重賞・阪神大賞典は、今年で69回目。1987年に春に移設して以来、天皇賞(春)の主要な前哨戦に位置付けられている。古くは、タマモクロスやメジロマックイーン、スペシャルウィークなどが、近年はディープインパクト・ゴールドシップ・レインボーラインたちが、このレースを制したのちに、天皇賞(春)制覇...
フロリダ
フロリダの記事一覧
金鯱賞でのデアリングタクトまさかの敗戦、そして最低人気ギベオンの勝利から数分後。第55回フィリーズレビューのゲートが開かれた。 1967年、フィリーズレビューの前身である阪神4歳牝馬特別が創設。2001年にフィリーズレビューと名前を変えて、今年で55回目となった。長らく桜花賞の前哨戦に位置付けられており、歴代勝ち馬には...
皆さんは、アイムユアーズと聞いて、どのレース、そしてどの騎手を思い浮かべるだろうか。 重賞4勝を含む5勝を挙げ、15戦で鞍上は10人もの騎手が起用された。その「5勝」もすべて異なる騎手によるもので、藤田伸二騎手からニコラ・ピンナ騎手まで幅が広い。どの騎手でも安定した成績を残していた馬だった。 同じ2009年生まれの牝馬...
まずこのレースを回顧するにあたり、私が発した言葉を振り返り、並べて書いてみる。 「あ!」「お?」「え?」「危ない!」「大丈夫……?」「先頭!?」「うーん、さすがに」「嘘!?」「あああ!」だ。 正直に言って私の注意は終始、メイケイエールに向けられていた。白熱したレースでは興奮し声を出すことがあるが、何が起こるかわからない...
高松宮記念のトライアル第1弾、阪急杯。近年では、ロードカナロアやコパノリチャードが勝利したのち、高松宮記念を制している。前年に引き続き、観客のいない競馬場での開催となった。 マイルのGI勝利の経験がある3頭など、17頭が出走。GIIIながら同日開催の中山記念(GII)よりも豪華と言えるほどのメンバーが揃った。 実績通り...
「はなむけ」(餞、贐)の意味は、以下の通りである。 旅立ちや門出を祝って、別れて行く人に金品・詩歌などを贈ること。また、その贈り物。餞別 (せんべつ) 。デジタル大辞泉(goo辞典) 競馬界の別れの季節、2月最終週の土日。調教師や騎手が、定年や、勇退により、競馬場を去る「門出」の日である。厩舎の解散は、その厩舎に所属す...
冬の小倉最高峰の戦い、小倉大賞典。レッツゴーターキンやサイレンススズカ(中京開催)など後のGI馬が勝利しているほか、メジロマイヤーやアサカデフィートなどベテラン勢など、これまで多種多様な馬が優勝馬として名を連ねる。 今年も重賞馬など実績馬が多数出走。22頭が出走登録を行い、フルゲート16頭が揃った。 2.8倍の1番人気...
「3月31日に異国の地で生まれ、日本に来日しマル外としてデビュー。芝ダートのGIを制した馬を2頭挙げよ」この問題に答えることができるだろうか。ちなみにヴィクトワールピサは不正解。確かに3月31日生まれだが、社台ファーム生産でドバイワールドカップ優勝時の馬場はオールウェザーである。またアルティストロワイヤルはマル外として...
牝馬の活躍が目立つ近年、このクイーンCからも多数の活躍馬が登場している。ホエールキャプチャ、ヴィルシーナ、メジャーエンブレム、クロノジェネシスなどは、このレースの勝ち馬である。 また、メジャーエンブレムは参戦当時すでに阪神ジュベナイルフィリーズにてGI制覇を達成していた実績馬であり、ホエールキャプチャ・クロノジェネシス...
アーモンドアイの現役最後の輝きとなった『世紀の一戦』ジャパンカップから早くも2か月。再び府中に競馬が戻ってきた。2021年の東京競馬は、無観客で開幕。これから5開催44日間の日程を絶えず駆け抜け、画面の向こうの我々ファンに届けてほしい。 本競走は、1985年まで4歳(現:3歳)400万円以下・クロッカス賞として行われ、...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]いざ、菊の大輪へ 鮮やかに逃げ切ったメイショウタバルが復活の重賞2勝目!~2024年・神戸新聞杯~