俄然、勢いづいたチーム・エコロテッチャンの代表馬主から、OROターフスプリントオープンに挑戦したいという提案がありました。9月26日(日)に行われる芝1000m戦の全国交流競走です。1着賞金は300万円。オープンクラスのレース賞金にしてはお世辞にも決して高いとは言えませんが、岩手競馬で馬を走らせていると、300万円の賞...
治郎丸敬之
「ROUNDERS」編集長。単なる馬券検討ではなく、競馬の持つ様々な魅力を広く伝えていきます。好きな馬はヒシアマゾン、ブラックホーク。敬愛するジョッキーは野平祐二、安藤勝己騎手。週刊Gallopにて「超・馬券のヒント」、一口馬主DB、キャロットクラブ会報誌にて連載中。著書に「馬体は語る」、「馬券は語る」(主婦の友社)
治郎丸敬之の記事一覧
夏旅行のプランは、盛岡競馬場にエコロテッチャンのレースを観に行き、その足で翌日のセレクトセール当歳に参加し、その後、ウインレーシングの取材に臨むというものでした。ところが、仕事上の問題が発生し、盛岡にもセレクトセールにも行けないことが早い段階で判明しました。ウインレーシングの取材はアポイントを取ってもらっている以上、キ...
セレクトセールという言葉を目や耳にするようになると、夏の到来を感じます。昨年まではどこか遠い世界の話のように考えていましたが、今年は少し違って見えてきました。セレクトセールといえば、ノーザンファームや社台ファームなどの社台グループの生産馬、もしくは大手牧場の生産馬しか上場できないのではと僕は考えていましたが、実はそうで...
ダービーウィークに僕は北海道へと飛び立ちました。追分ファームと社台ファームを訪れ、G1レーシングと社台レースホースの今年度の募集馬を取材するのが目的です。毎年恒例となっている一口馬主DBのこの企画も、ここ2年間はzoom取材となっていましたので、久しぶりに実馬を見せてもらうことができます。正直に言うと、実馬を見たからと...
そうこうしているうちに、初めての共有馬エコロテッチャンが水沢競馬場でのデビュー戦を迎えました。さすがに毎レース、岩手に応援に行くことはできませんので、せめて初戦ぐらいはと思っていましたが、ちょうど外せない仕事が重なってしまいました。盛岡競馬場で行われる芝の短距離戦が狙いであり、水沢競馬場のダート戦は調教代わりというか調...
セリ当日は、川崎競馬のパドック解説の日でした。午前中はいつもどおりに仕事をして、昼過ぎに競馬場へと向かいました。途中の電車の中で、スマホから「千葉サラブレッドセール2022」の特設サイトを開いてみると、ちょうど入札が始まったところです。事務局から送られてきたIDとパスワードを入力してログインすると、各馬の応札状況をリア...
参加するとは言いつつも、千葉サラブレッドセールは社台ファームの育成馬が中心に上場されるため、毎年、高額馬が続出するセリになります。分かりやすくいうと、お金持ちのためのトレーニングセールであって、僕のような弱小馬主のためのそれではありません。ちなみに、2021年の販売実績を見ると、売却率は100%、平均価格は26,723...
僕の中の悪魔がささやきました。トレーニングセールで競走馬を購入してはどうか。昨年は馬主登録証がなかったので、参加しようとさえ思いませんでしたが、2歳馬のトレーニングセールで実際に走りを見て、リアルな場で馬を購入してみてはどうかだろうかと。 そこでトレーニングセールの日程を調べてみたところ、毎年4月にJRAブリーズアップ...
2021年は地方競馬の馬主登録証をつくり、2022年から川崎競馬場でパドック解説を務めるなど、ここに来て地方競馬とのつながりが深くなってきました。もともと学生時代は毎日のように南関東の競馬場に足しげく通っていましたが、社会人になり仕事に忙殺されるにつれて、地方競馬からは足が遠のいてしまいました。このまま中央競馬しか観な...
エコロテッチャンは、「Equine Vet Owners」という地方競馬共有馬主クラブ(オーナーズ)の募集馬。獣医師である上手健太郎さんが共同代表馬主として、岩手と川崎を中心として共有馬を走らせているクラブです。僕が上手さんやクラブのことを知ったのは、サラブレッドオークションを熱心に眺めていた時期でした。ネージュダムー...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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