無事に出産が終わると、次は種付けのことを考え始めなければいけません。考え始めると言っても、前年の種付けが終わってからおよそ1年間、次はどの種牡馬を配合しようかと延々と考え続けてきたことに決断を下さなければならないというのが実際のところです。この繁殖牝馬にどの種牡馬を配合するのか、たったそれだけの問題ですが、1年間通して...
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競馬とはロマンとギャンブルが共存するエンターテイメント。今回は、先日発売された『2024年版中央競馬全重賞完全データ大辞典』を編集した小川隆行氏が、競馬の魅力を語ってくれました。若いころから競馬のギャンブル的要素の魅力に取り憑かれてきた 同氏にとって、競馬の魅力とはどこにあるのでしょうか。 競馬には数多くの重賞レースが...
関東から西は季節外れの暖かさとなり、春を思わせる陽気となった12月10日。2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズがおこなわれた。 近年は、同じ舞台でおこなわれる桜花賞とも結果がリンクしており、ソダシとリバティアイランドがこの2レースを連勝。GⅠでありながら、桜花賞の前哨戦的な役割も果たしている。 また、2歳戦最初の...
2023年12月12日発売の競馬書籍『もうひとつの最強馬伝説~関係者だけが知る名馬の素顔』。関係者たちへの取材で名馬たちの素顔を明らかにした意欲作を紹介していく。 全編が関係者取材! 36頭の名馬たちの素顔を探る。 日本競馬の歴史において燦然とした輝きを放つ数々の名馬たち。 本書では社会現象ともなった第2次競馬ブーム(...
2日目の夜、叩き起こされることを期待しつつ寝ましたが、朝起きてみると、窓の外ではスパツィアーレが相変わらずのんびりと草を食べています。残された時間はあと半日です。今日の15時30分のチケットを取りましたので、牧場にはお昼ぐらいまでしかいられません。 ドラマや映画であれば、タイムリミットのギリギリになって、「生まれそう!...
この1カ月の間に、2回北海道に行きました。一昨日は自分の馬を見に行ったのですが、その前は某クラブ法人さんの募集馬ツアーに参加してきました。 今年参加して思ったこと。 クワイトファインをどう思うか、どう評価するか、は別としても、「レア血統」にロマンを感じる競馬ファンの方は多いのだな、ということです。 もちろん、その馬も、...
2023年も、残すところあと1ヶ月を切った先週末。砂の頂上決戦チャンピオンズCがおこなわれた。 既に発表されているとおり、来たる2024年はダート路線が拡充され、その目玉となるのがクラシック三冠競走の創設。それに伴って複数の前哨戦が新規に格付けされ、古馬混合のレースもさきたま杯がGⅠに昇格するなど変更点がいくつかある。...
世界ランク1位のイクイノックスvs三冠牝馬リバティアイランドの対決に注目が集まったジャパンC。ただ、それ以外にも、イクイノックスに先着してダービー馬の称号を得たドウデュースや、空前絶後の阪神三冠を達成したタイトルホルダー。2022年の二冠牝馬スターズオンアース。芝・ダートの海外GⅠを制したパンサラッサ。そして、前年のジ...
「そちらに行く準備ができたのですが、スパツィアーレはまだですかね?」 「もう生まれそうな予兆はかなり出ているのですが、まだみたいですね」 僕が行くまで待ってくれたのだと胸を撫でおろしつつ、新千歳行きのチケットを取りました。今回はスケジュール的に2泊3日滞在することができそうです。すでに予定日を3日すぎて、漏乳するほど濃...
次に向かったのは、もちろんスパツィアーレのところです。寒天の中、放牧中のスパツィアーレの姿を見つけるのは簡単でした。もう馬房に帰る準備をしているのか、牧柵の入り口のすぐそばで微動だにせず立っています。そのまま地面に落ちてしまいそうなぐらいの大きなお腹を抱えています。「かなり大きな子が生まれてきそうですよ」と慈さんは言い...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~