[マーチステークス・高松宮記念]今も駆ける スター"ウマ娘"の血を引く者たち〜日曜重賞編〜

巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。

実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。

そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持った方々にも応援してもらいたい。そんな思いからこの「今も駆ける スターの血を引く者」では、ウマ娘にも登場するキャラクターのモデルとなった競走馬と血縁関係に当たる馬を、その週のビッグレースからピックアップして紹介していきたいと思います。

今日はマーチステークスと高松宮記念の出走馬の中から注目馬をそれぞれ1頭ずつ紹介してみたいと思います。

マーチステークス ブルベアイリーデ

過去10年で1番人気が1勝、馬連万馬券が3回と荒れることで知られるダートのハンデ重賞マーチステークス。

今年の注目馬はブルベアイリーデ。祖父にフジキセキを持ち、マーベラスサンデーと同じ牝系の出身です。

アプリ「ウマ娘 プリティーダービー」の新育成イベントのひとつに、マーベラスサンデーが紅葉を見てはしゃぐと言うものがあります。それもそのはず祖母がモミジ、母がモミジダンサーと言う”モミジ”血統。紅葉の季節にテンションが上がるのはムリありません。

マーベラスサンデーは現役時代、モミジを思わせる真っ赤なメンコ(覆面)をトレードマークに15戦10勝の成績を上げました。しかし、G1に関しては宝塚記念を勝つまで、4着、2着、3着と善戦するもサクラローレルやマヤノトップガンと言った強力なライバルを前になかなか勝つことが出来ませんでした。

ブルベアイリーデも過去10戦全て5着以内と抜群の安定感を誇るも、勝ったのはただの1度のみ。重賞を勝つまでには至っていません。

父の宝塚記念と同じような”念願のタイトル”獲得を目指したいところです。

高松宮記念 クリノガウディー

4週連続G1の開幕戦で、春の短距離チャンピオンを決定する高松宮記念。過去にはキングヘイローやカレンチャンがこのレースを制しています。

今年の注目はクリノガウディー。祖父にグラスワンダー、曽祖父にメジロライアンがいます。

クリノガウディーは一昨年の高松宮記念に出走。15番人気の低評価ながら、好位から逃げるモズスーパーフレアを捕えて見事ゴール板を1着で通過。それまで1勝しか挙げられていなかったこの馬にとって、念願の2勝目がG1制覇! ……かと思われました。

しかし、レース後審議の青ランプが点灯、その結果、最後の直線でクリノガウディーが内側に斜行しダイアトニックの進路を妨害したとして4着への降着処分。初のG1制覇は泡となりました。そのレースでは去年引退した短距離女王グランアレグリアを負かしての勝利だっただけに陣営の無念もひとしおだったことでしょう。

このレースの降着になった原因でもある左にもたれる癖はこの馬の弱点でもあり、そのためもあって近年では右回りで結果を出せていません。しかし、高松宮記念と同じ左回りの中京芝では去年連勝を飾るなど先の高松宮記念を除いても相性の良い競馬場と言えるでしょう。

一昨年の雪辱を腫らすチャンスは十分にあると言えそうです。

開発:Cygames
ジャンル:育成シミュレーション
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