サッポロクラシックカップ: 門別 1700m

2009年に創設された2歳戦で、2014年に重賞に昇格しています。
創設以来、秋の1200m戦として開催されていましたが、2020年からは夏の1700m戦として生まれ変わりました。

過去にはドントコイ、ソイカウボーイ、フライングショットといった馬がここを制覇しています。
競走名にある「サッポロクラシック」は、サッポロビールが北海道で限定発売しているビールの商品名からつけられています。

スプリント重賞時代は、出走頭数が6頭〜13頭とまちまちでしたが、例年ハイレベルなレースが展開されているレースでした。南関の東京プリンセス賞を制覇し、交流重賞でもTCK女王盃・エンプレス杯で2着など掲示板を外すことのない活躍をしたリンダリンダも、門別所属時代にはこのレースを制覇しています。その後の活躍を見ればスプリンターというよりも中距離での適性が高い馬でしたから、突出した素質を発揮した結果なのでしょう。

一方で、南関に移籍後に黒潮盃競走(1800m)で2着、戸塚記念(2100m)で3着など中距離路線で存在感を見せたグリードパルフェが3着に敗れているように、実力ある馬でもここの一戦を落とすことも多く見られました。

中距離戦に変わったことで、どのような新しい傾向が生まれるか、注目です。

あなたにおすすめの記事