18頭中の、7番人気。 直前でシルクライトニングが発走除外になったため最終的には6番人気となったが、それが1997年の日本ダービーにおいて、皐月賞馬・サニーブライアンへファンが下した評価だった。 皐月賞を制した愛馬への評価を見て、当時36歳だった大西直宏騎手はどんな想いでダービーを迎えたのだろう。 そしてどんな意思を持...
- 「名勝負」を語るきみがいない未来と、パンサラッサのこと - 2022年・天皇賞(秋)2022年11月2日
- 「名馬」を語る馬産地・青森より、愛をこめて。 - 青森県出身の2歳女王・タムロチェリー2023年1月3日
- 競馬を学ぶ競走馬に会いに行く際、絶対に守ってほしい『牧場見学の9箇条』とは?2021年4月4日
- 「名勝負」を語るその葛藤に、用がある。 ~2001年 宝塚記念に寄せて2018年6月22日
- 「名勝負」を語る8万人以上の観衆が目撃した大脱出マジック〜2009年・安田記念〜2020年6月6日
- 「名馬」を語る今度こそ、何度でも。カレンブーケドール、どうか大輪の花を。2022年1月15日
- 「名馬」を語るとにかく"逆をいく"馬。若駒時代の達観したゴールドシップの魅力を振り返る。2023年5月26日
- 「名馬」を語る君と感じた爽やかな風を想う〜私の青春、エアスピネル〜2022年12月31日
コラム・エッセイ
ダービーでスポットが当たるのは、勿論ダービー馬。しかし2着馬にもドラマはあります。今回はそんな「懐かしのダービー2着馬」をご紹介致します。 繊細な優等生は《本物》だった ノーザンテースト以来の大旋風を巻き起こすことになる、名種牡馬・サンデーサイレンス。その名種牡馬は、第1世代からロケットスタートを決めた。フジキセキを筆...
「ダービーへようこそ」 このフレーズを聞くと、胸が熱くなります。 ついに4度目の登場まゆぞうです! 私にとってダービーはお祭りな1日でもあります。『有馬記念とダービーはお祭り』こう思う競馬ファンは多いのではないでしょうか。このお祭りを現地で観戦できるのは本当に幸せなことなのです。 今回は「内田博幸騎手とダービー」という...
そのレースは、86年前の4月24日に開催されたと記録されている。僕がこの「道」を取材したのは2018年の4月21日だった。わりと近い日になったのは、正直に話せば偶然である。 権之助坂を下り、目黒通りをただひたすら、まっすぐ進む。目黒川や大鳥神社を越えて、さらにもうひとつ坂を登り終えたとき、お目当てのバス停が目に入った。...
東京競馬場のパドックの外れには、とある馬の銅像が立っている。現地観戦派の競馬ファンにとっては、その存在を認識している人も多いのではないだろうか。 その馬の名は、トキノミノル。1951年のダービー馬だ。 10戦10勝。戦後の日本競馬で唯一、中央で10走以上した上で無敗を貫いた名馬である。最近ではイギリスのフランケルが14...
子どもの頃、わたしにはたくさんの友達がいた。猫に犬、うさぎにペンギン。少女だったわたしは、たくさんのぬいぐるみに名前をつけて遊んでいた。 もうどんな名前をつけていたかほとんど忘れてしまっているが、今でも覚えている2人の友達がいる。うさぎのジュリエットと、水色の馬のミホノブルボンだ。 ミホノブルボンのことは、今でも時々思...
年間無敗。重賞8連勝。G1、5連勝。古馬中長距離G1、完全制覇。 新世紀の幕開けで世間が沸いていた2000年、偉大なる記録をたった1年で連発した名馬がいた。テイエムオペラオー。強力な世代に挟まれながら、1年間を通じて"競馬界最強"という称号を守り抜いた、絶対的王者だ。 17年越しのドラマ このドラマは、1982年から始...
大接戦のオークス──その言葉で、あなたはどのオークスを思い浮かべますか?怒涛の追込みからのハナ差決着。長い写真判定の末の同着。5着までが横一列でのゴールイン……。誰もが勝利を確信する圧勝劇も気持ちが良いものですが、手に汗握る大接戦のゴール前はまた違った熱狂があるかと思います。 オークスという一世一代の大舞台で繰り広げら...
「うわ~人がいっぱいだね~!!」「このころから競馬ってあったんだ~」「え~!?ジョッキーってこんなに体重軽いの!?」 こんな驚きの声が私の周りにあふれたのは、2018年5月6日の事です。NHKマイルカップ開催当日の東京競馬場。 その日は私にとって、忘れられない1日となりました。 現在大学生の私は「一橋乗馬&競馬サークル...
とある本によると、競馬発祥の国イギリスで初めて「ザ・ダービーステークス」が開催されたのは1780年だそうだ。その2年前に創設されたセントレジャーステークスに続いて行われたクラシックレースだった。当時1マイルで開催された「ザ・ダービーステークス」は当初、権威あるレースとは考えられていなかった。3歳クラシックレースが権威を...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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