[新馬戦回顧]メイクデビューの勝者達(2026/08/23)

多くのサラブレッドたちが最初の大舞台として走ることになる新馬戦。
ここでは2024年産まれの競走馬のなかから、新馬戦を勝利した馬たちを取り上げていきます。

今週はどのような期待馬が勝利を収めたのでしょうか?

08月23日(日)

■ 新潟2R 2歳新馬・芝2000m・2:07.5
タイヴァス

牡馬(5番人気)
父:ウィルテイクチャージ
母:ジョリーダンス(母父:ダンスインザダーク)
厩舎:(栗東)矢作芳人
騎手:坂井瑠星
馬主:土井久美子
生産者:(新ひだか町)錦岡牧場

ポンとスタートを決めると、勢いそのままに先頭へ。ゆったりとレースを作っていくと、道中捲ってきたプロテウスの動きにも動じることなく、直線で後続を突き放して勝ち切りました。

2023年よりダーレージャパンファームにて繋養されているウィルテイクチャージは、これがわが国で繋養されるようになってから初の2歳新馬戦勝ち。そして母ジョリーダンスも、12世代目にして初めて子どもがデビュー戦を勝利しました。

■ 中京2R 2歳新馬・芝2000m・2:02.7
キトゥンズクラフト

牡馬(1番人気)
父:オルフェーヴル
母:ダンスウィズキトゥン(母父:Kitten's Joy)
厩舎:(栗東)池江泰寿
騎手:吉村誠之助
馬主:サンデーレーシング
生産者:(白老町)社台コーポレーション白老ファーム

やや内にササるような形でゲートを出たキトゥンズクラフト。直後に右から寄られたことでポジションを下げたり、1コーナーで外にヨレるなどまだまだ幼い面も見えましたが、直線で外に持ち出されてからは長く脚を使い、前で粘るエトワールサマーを最後に捉えて勝利を飾りました。

オルフェーヴル産駒は前日に続き、2日連続の新馬戦勝ちを決めています。まだ粗削りな面もありますが、楽しみな走りでした。

■ 新潟3R 2歳新馬・芝1600m(牝)・1:36.6
セイウンシャラ

牝馬(11番人気)
父:サトノアラジン
母:セイウンエミリア(母父:エピファネイア)
厩舎:(美浦)田中剛
騎手:吉田豊
馬主:西山茂行
生産者:(新ひだか町)さとう

スタートから積極的にハナを叩いたセイウンシャラは、800m通過が50.6秒というスローペースを作り出します。そのまま後続に影を踏ませぬ逃亡劇で快勝。12頭立て11番人気という低評価を覆すデビュー勝ちでした。サトノアラジン産駒は今年の新馬戦、初勝利です。

同馬を所有する西山茂之オーナーが白血病治療からの退院後、最初の勝利ともなったこの新馬戦。まさに快気祝いと言わんばかりの鮮やかな勝ち方でした。

■ 中京3R 2歳新馬・芝1400m・1:22.0
ファミーリエ

牝馬(2番人気)
父:キズナ
母:ベルオロール(母父:Galileo)
厩舎:(栗東)清水久詞
騎手:吉村誠之助
馬主:ノースヒルズ
生産者:(新冠町)ノースヒルズ

やや道中も追っつけられていたファミーリエ。4コーナーを前に肩鞭が入っていましたが、直線で鞍上、吉村誠之助騎手のアクションがさらに激しくなると、それに応えるような脚を見せてグングン加速し、新馬勝ちを飾りました。

吉村誠騎手は2Rに続いて新馬戦2連勝です。

■ 札幌5R 2歳新馬・芝2000m・2:02.6
ヴァンドレスト

牡馬(1番人気)
父:コントレイル
母:イースト(母父:Frankel)
厩舎:(美浦)栗田徹
騎手:C.ルメール
馬主:サンデーレーシング
生産者:(安平町)ノーザンファーム

スタート後、促されてもあまり行きっぷりが良くなく、後方からの競馬となったヴァンドレスト。しかし勝負所で先頭を射程圏に捉えると、外からスピードを上げていきます。

そして直線半ばでギアが上がると、そのまま突き抜けて勝利。コントレイル産駒はこれで3週連続の新馬勝ちとりました。

C.ルメール騎手は休養に入る前の6月21日以来となる新馬戦勝利。復帰初週から早速、好素材と巡り合ったでしょうか。

写真:ぼん(@Jordan_Jorvon)

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