[新馬戦回顧]メイクデビューの勝者達(2026/09/05)

多くのサラブレッドたちが最初の大舞台として走ることになる新馬戦。
ここでは2024年産まれの競走馬のなかから、新馬戦を勝利した馬たちを取り上げていきます。

今週はどのような期待馬が勝利を収めたのでしょうか?

9月5日(土)

■ 札幌5R 2歳新馬・芝1500m・1:31.5
シュヴァルツペルレ

牝馬(6番人気)
父:リアルスティール
母:パーリーアヴェニュー(母父:Anabaa)
厩舎:(栗東)武幸四郎
騎手:浜中俊
馬主:ライオンレースホース
生産者:(安平町)ノーザンファーム

祖母にヴェルメイユ賞覇者パーリーシェルズを持つシュヴァルツペルレが、スタートの出遅れを挽回して大外から豪快に差し切り、2馬身差の完勝を収めました。

リアルスティール産駒はこれが今年の2歳新馬は2勝目です。

■ 阪神5R 2歳新馬・芝1400m・1:21.6
イッソス

牡馬(2番人気)
父:サリオス
母:オーロトラジェ(母父:オルフェーヴル)
厩舎:(栗東)石坂公一
騎手:西村淳也
馬主:キャロットファーム
生産者:(安平町)ノーザンファーム

新種牡馬サリオスの初年度産駒で、半兄に重賞2勝(京都新聞杯、AJCC)のショウヘイがいる良血馬。これが同種牡馬の産駒JRA5勝目となりました。

好位から鋭く伸びて接戦を制する姿は、どこか兄の面影を感じさせます。

■ 中山5R 2歳新馬・芝2000m・2:03.3
ヴェトロテンペスタ

牝馬(3番人気)
父:コントレイル
母:シャンパンエニワン(母父:Street Sense)
厩舎:(美浦)田中博康
騎手:C.ルメール
馬主:サンデーレーシング
生産者:(安平町)ノーザンファーム

半兄に若駒S勝ちのあるジュタを持つヴェトロテンペスタ。スタートから先手を取ると、1000m通過が1分5秒2というスローペースに落とし込み、直線も鞭が1発入るだけ。そのまま後続を寄せ付けず勝ち切りました。

C.ルメール騎手は、この勝利で12年連続となる年間100勝一番乗りを達成。

また、コントレイル産駒としても4週連続の2歳戦勝利を飾っています。

■ 阪神6R 2歳新馬・ダ1400m・1:25.2
デザートキャンドル

牝馬(9番人気)
父:Gun Runner
母:Theyskens' Theory(母父:Bernardini)
厩舎:(栗東)長谷川浩大
騎手:吉村誠之助
馬主:ノースヒルズ
生産者:(米国)AR Enterprises, LLC

米GⅠ・6勝馬ガンランナーを父に持つ外国産馬デザートキャンドル。

吉村誠之助騎手を背に好位追走から差し切り、単勝39.4倍の9番人気を覆して勝利しました。上がり3ハロンが37.8というタイムはメンバー中最速です。

兄のアメリカンポリスもダートの1400mで2勝。この条件は水が合うのかもしれませんね。

■ 中山6R 2歳新馬・ダ1200m・1:11.3
ポッドビート

牡馬(1番人気)
父:Nashville
母:Kiss Me(母父:Competitive Edge)
厩舎:(美浦)伊藤圭三
騎手:武豊
馬主:小川眞査雄
生産者:(米国)TFVM Farm LLC

米国新種牡馬ナッシュビル産駒のポッドビートがスタートからハナを奪うと、直線も後続を突き放して衝撃の10馬身差圧勝を演じました。

騎乗した武豊騎手も、「とにかくいいスピードがありますね。抑え気味でもあれですし、少しコントロールが利いたら、今後が楽しみです」と、このあとに期待をふくらませるコメントを残しました。

これがナッシュビル産駒としてのJRA初勝利です。

写真:INONECO、ぼん(@Jordan_Jorvon)

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