ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]相棒を信じた強気のロングスパート! 菊の大輪はアスクビクターモアの頭上に輝く~2022年・菊花賞~ 2022年10月26日 牡馬クラシック三冠レースの中で「最も強い馬が勝つ」といわれる菊花賞。しかし今年は、65年ぶりに皐月賞とダービーの連対馬が不在の一戦となった。 一方、この状況に俄然色めき立ったのが、夏の上がり馬たち。実績馬たちが休養している間にメキメキと力をつけ、前哨戦はおろか、本番も制して一気にスターダムへと駆け上がる──。そんな痛快... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]未完の大器が待望の重賞制覇〜2022年・東京ジャンプステークス〜 2022年10月20日 仁川の舞台では3歳乙女の熱演が開かれるこの日、約1時間半前の東京ではジャンパー達が舞台の開演を待ちわびていた。 東京ハイジャンプ。大竹柵と大生垣を超えるこのレースコースは、年々、中山大障害への重要なステップレースとして注目度を増している。 2020年にはメイショウダッサイ、2019年にはシングンマイケルが、ここを足掛か... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]’奇跡’から'必然'への道程〜2022年・府中牝馬S〜 2022年10月18日 毎日王冠・京都大賞典も終わり、ここから秋のG1競走が3週連続で開催される。その第一弾目は秋華賞。仁川で走る夏を超えた女達の戦いが開かれる10月の3週目──その前日には古馬牝馬の戦い、府中牝馬Sが行われる。この先迎えるエリザベス女王杯のトライアルレースであると同時に、それ以降のレースを見据える馬達にとっても重要な一戦であ... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]正々堂々、真っ向勝負で三冠阻止。薔薇一族から12年ぶりにGI馬が誕生!~2022年・秋華賞~ 2022年10月17日 牝馬三冠レースの最終戦、秋華賞。京都競馬場で改修工事が行なわれているため、2022年も阪神競馬場が舞台となった。 その最大の見所といえば、スターズオンアースが史上7頭目の牝馬三冠を達成できるかどうかという点。オークス後に軽度の骨折が判明し、ぶっつけ本番とはなるものの、秋華賞はオークスからの直行組が4連覇中。むしろ、有利... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [地方レース回顧]さらば「7つ星」、来たれ「マイルの王者」~2022年・MCS南部杯~ 2022年10月11日 秋の交流Jpn1開幕戦、マイルチャンピオンシップ南部杯。今年はJBC競走が盛岡競馬場での開催とあって、この秋には本レースを含めた4つの交流Jpn1競走が盛岡競馬場で行われることになります。 このレースで2着1回、そして今年勝利で3連覇を狙うアルクトス、フェブラリーステークス連覇、左回り1600mを最も得意とするカフェフ... zakkey(ザッキー)
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]駆け抜ける末脚は母譲りか、父譲りの覚醒か~2022年・オールカマー~ 2022年9月29日 その昔、地方馬との指定交流競走として名付けられたレース、オールカマー。 その名の通り各地からどんな馬でもウェルカム。過去にはハシルショウグンやジュサブローなど、地方から遠征してきた数々の名馬たちがいた。今では外国馬にもその戸が開かれている一方、中央馬にとっても秋の大舞台への試金石となる重要な一戦となっている。 今年の1... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]GI2着馬の意地が炸裂! 春二冠の雪辱を果たした良血馬が、いざ乱菊へ~2022年・神戸新聞杯~ 2022年9月26日 2週連続の3連休を中心とするシルバーウィークも、ついに終了。最終日の25日こそ全国的に好天に恵まれたが、多くは台風の影響を受けてしまった。この期間、中央競馬は中止、延期されることなく無事開催されたが、24日は、2名のジョッキーが交通機関の乱れで乗り替わりとなるなど、少なからず影響を受けた。 9月の競馬が台風に見舞われる... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]母の悲願を叶えるために…。ロマンを感じさせる一頭が重賞制覇!~2022年・ローズS~ 2022年9月20日 9月に行なわれる3日間開催は、天候、とりわけ台風によって結果が左右されることも珍しくない。2022年は史上最強クラスの呼び声高い台風14号が中京・中山の両競馬場に近づき、天候が目まぐるしく変わったものの、2つの重賞に決定的な影響を及ぼすまでには至らなかった。 3日間開催の2日目に行なわれたのが、ローズS。京都競馬場の改... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]バラ一族2頭目の悲願、大種牡馬最後の悲願へ~2022年・紫苑S~ 2022年9月14日 秋競馬の開幕を告げる秋華賞トライアルの紫苑S。とりわけ、重賞に昇格した2016年以降は本番との結びつきが急速に強まり、当レースの1、2着馬が回避した2018年以外は、少なくとも1頭が秋華賞で連対を果たしている。 また、紫苑Sで好走したヴィブロス、ディアドラ、ノームコアは、国内のみならず海外のGIも勝利。さらに、2014... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]悲願花、結実の時〜2022年・京成杯オータムハンデ〜 2022年9月13日 いよいよ秋競馬が開幕。これまで続いていた北海道開催、小倉開催が終わりを迎え、10月頭まで続く中山、中京開催がスタート。中京ではセントウルSが、中山では京成杯オータムハンデと、それぞれサマーシリーズの最終戦が行われた。 ハンデ戦らしく毎年ほとんど激しい叩き合いが演じられるこの競走、本年の1番人気には5歳牡馬のファルコニア... 小早川 涼風