北海道シリーズのフィナーレを飾る札幌2歳Sは、近年、再び出世レースとしての地位を固めつつある。過去2年の連対馬から、ソダシ、ユーバーレーベン、ジオグリフの3頭がクラシックを勝利。また、2020年の3着馬バスラットレオンは、今年3月のゴドルフィンマイルを快勝し、その後サセックスS、ジャックルマロワ賞と欧州のGIを転戦した...
レース回顧の記事一覧
6月の函館スプリントSから幕を開けたサマースプリントシリーズも、気づけば後2戦を残すのみ。秋の大一番、スプリンターズSに向けて重要な一戦となるこのキーンランドCは、G3に昇格してから16回目の開催となる。直近10年の勝ち馬を並べてみても、カレンチャン(2011)、パドトロワ(2012)、ナックビーナス(2018)、ダノ...
夏競馬も晩夏を迎え、いよいよ秋の開催を目の前としてきた競馬界。それは障害界も変わることなく、年末の大一番、この中山大障害を見据えて南の大地でジャンパーたちが激突した。 毎年8月末に小倉の地で行われるこの小倉サマージャンプは、秋以降の飛躍を遂げる馬たちの勝利も数多い。直近10年でもメイショウブシドウ(2014年)、アップ...
長いようで短かった夏競馬も、残すところ2日になった。夏競馬といえば、サマーシリーズや、九州産限定の新馬戦にひまわり賞。さらには、牝馬や芦毛が強いといった格言に、ミルファームの所有馬が多数出走する直千競馬など、多くの名物が存在する。 その中で忘れてはならないのが、各地で行なわれる2歳重賞。7月の函館2歳Sを皮切りに4つの...
距離が短縮されてから16回目を迎えた北九州記念。秋の飛躍を見据えた実力馬達が始動する北の大地と同様、こちらも秋のG1開幕となるスプリンターズS、そしてサマースプリントシリーズ王者を見据えたスプリンター達が南の小倉に集結する。 昨年は九州産馬ヨカヨカが制し話題を集めたこのレース他で今年の1番人気に推されたのは、3歳牝馬ナ...
GⅡに昇格してから25年目を迎えた、真夏の大一番・札幌記念。これまでにもGI馬や後のGI馬が多数出走し、10月に行なわれる天皇賞・秋はもちろんのこと、凱旋門賞の前哨戦のような役割も果たしている。 迎えた2022年のレースは、国内外のGI馬が5頭も顔を揃えた豪華メンバー。さらに、白毛対決や、逃げ馬が2枠に同居するなど話題...
8月も中盤に入り、いよいよ夏競馬も折り返し地点。各地でこの暑さにも負けない熱戦が繰り広げられる中、小倉ではサマー2000シリーズ第3戦となる小倉記念が開催された。 何かと波乱の多いレースでもあり、昨年は小頭数ながら人気上位が総崩れ、一昨年も10番人気のアールスターが勝って3着にはブービー人気のアウトライアーズが突っ込ん...
新潟競馬場の外回りコースを舞台に行われる、サマーマイルシリーズ第3戦の関屋記念。ワンターンで直線の長いコース形態からか、東京競馬場や京都競馬場で行なわれるGIと関連性が深い。 それを裏付けるように、当レースで連対を果たしたダイワメジャーやカンパニー、ジャスタウェイ、ダノンシャークは、後に安田記念、天皇賞・秋、マイルCS...
早くも8月の第1週を終えようとする夏。世間では甲子園開幕を目前に控え、炎天下の灼熱で熱戦が演じられようかという8月7日、競馬界では北陸の地と北の大地でそれぞれ砂塵の熱き戦いが火ぶたを切った。 新潟では3歳世代だけでは最後のダートグレード重賞となるレパードSが行われ、これからの秋で歴戦の猛者たちと対峙するこであろう粒ぞろ...
JRAに2つしかない世代限定のダート重賞、レパードS。2009年に創設されたため、まだ歴史は浅いものの、言うまでもなく出世レースの一つ。トランセンドやホッコータルマエなど、ダート界で一時代を築いた名馬たちが、初めてタイトルを獲得した舞台でもある。 また、敗れた馬の中からも、スーニやワンダーアキュート。ケイティブレイブ、...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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