2022年夏の小倉競馬を振り返ると、CBC賞でテイエムスパーダに騎乗した今村聖奈騎手の重賞初騎乗初勝利と、日本レコードの樹立で幕を開けた。 その後2週間の中断期間をはさみ、小倉記念では、牝馬のマリアエレーナが5馬身差の圧勝。また、圧勝といえばヤマニンウルスが勝った2歳新馬戦で、このとき2着につけた4秒3もの大差は、グレ...
レース回顧の記事一覧
いよいよ今週をもって夏競馬が終わり、来週から本格的な秋競馬に突入していくこととなる。そんな夏競馬のフィナーレを飾ると同時に、夏の新潟開催の終わりも告げる風物詩、新潟記念が開催された。 サマーシリーズ2000の最終戦としても指定されている同レース、夏の熱い戦いを戦い抜いてきた各馬の締め括りとして、毎年混戦が展開されている...
北海道シリーズのフィナーレを飾る札幌2歳Sは、近年、再び出世レースとしての地位を固めつつある。過去2年の連対馬から、ソダシ、ユーバーレーベン、ジオグリフの3頭がクラシックを勝利。また、2020年の3着馬バスラットレオンは、今年3月のゴドルフィンマイルを快勝し、その後サセックスS、ジャックルマロワ賞と欧州のGIを転戦した...
6月の函館スプリントSから幕を開けたサマースプリントシリーズも、気づけば後2戦を残すのみ。秋の大一番、スプリンターズSに向けて重要な一戦となるこのキーンランドCは、G3に昇格してから16回目の開催となる。直近10年の勝ち馬を並べてみても、カレンチャン(2011)、パドトロワ(2012)、ナックビーナス(2018)、ダノ...
夏競馬も晩夏を迎え、いよいよ秋の開催を目の前としてきた競馬界。それは障害界も変わることなく、年末の大一番、この中山大障害を見据えて南の大地でジャンパーたちが激突した。 毎年8月末に小倉の地で行われるこの小倉サマージャンプは、秋以降の飛躍を遂げる馬たちの勝利も数多い。直近10年でもメイショウブシドウ(2014年)、アップ...
長いようで短かった夏競馬も、残すところ2日になった。夏競馬といえば、サマーシリーズや、九州産限定の新馬戦にひまわり賞。さらには、牝馬や芦毛が強いといった格言に、ミルファームの所有馬が多数出走する直千競馬など、多くの名物が存在する。 その中で忘れてはならないのが、各地で行なわれる2歳重賞。7月の函館2歳Sを皮切りに4つの...
距離が短縮されてから16回目を迎えた北九州記念。秋の飛躍を見据えた実力馬達が始動する北の大地と同様、こちらも秋のG1開幕となるスプリンターズS、そしてサマースプリントシリーズ王者を見据えたスプリンター達が南の小倉に集結する。 昨年は九州産馬ヨカヨカが制し話題を集めたこのレース他で今年の1番人気に推されたのは、3歳牝馬ナ...
GⅡに昇格してから25年目を迎えた、真夏の大一番・札幌記念。これまでにもGI馬や後のGI馬が多数出走し、10月に行なわれる天皇賞・秋はもちろんのこと、凱旋門賞の前哨戦のような役割も果たしている。 迎えた2022年のレースは、国内外のGI馬が5頭も顔を揃えた豪華メンバー。さらに、白毛対決や、逃げ馬が2枠に同居するなど話題...
8月も中盤に入り、いよいよ夏競馬も折り返し地点。各地でこの暑さにも負けない熱戦が繰り広げられる中、小倉ではサマー2000シリーズ第3戦となる小倉記念が開催された。 何かと波乱の多いレースでもあり、昨年は小頭数ながら人気上位が総崩れ、一昨年も10番人気のアールスターが勝って3着にはブービー人気のアウトライアーズが突っ込ん...
新潟競馬場の外回りコースを舞台に行われる、サマーマイルシリーズ第3戦の関屋記念。ワンターンで直線の長いコース形態からか、東京競馬場や京都競馬場で行なわれるGIと関連性が深い。 それを裏付けるように、当レースで連対を果たしたダイワメジャーやカンパニー、ジャスタウェイ、ダノンシャークは、後に安田記念、天皇賞・秋、マイルCS...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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