先週をもって小倉競馬が中間の休みに入り、しばらくは札幌と新潟の2場開催となった最初の週。新潟では夏の風物詩でもある千直競馬アイビスサマーダッシュが開催されたが、北の大地札幌では牝馬の熱き戦いであるクイーンSが開催された。 こちらも北海道開催の名物重賞のひとつで、過去の勝ち馬にはトゥザヴィクトリー、オースミハルカやアイム...
レース回顧の記事一覧
夏の新潟の開幕を告げるアイビスサマーダッシュ。直線コースを舞台にしたJRA唯一の重賞で、国内最速の馬を決めるレースといっても過言ではない。 また、外枠に入った馬や牝馬が強いことは広く周知されており、創設から20年以上が経過した現在でも人気も根強く、注目度は高い。まさに、夏の風物詩ともいえる名物レースだ。 他にも、リピー...
サマーマイルシリーズの第2弾・中京記念。2012年に施行時期と距離が変わった当初は、波乱が続いた。その後、一転して2017年からは平穏な決着が続くも、2020年は18番人気のメイケイダイハードが勝利。3連単は、330万円を超える大波乱となった。 ローカルのハンデ戦という、ただでさえ難しい条件で行なわれるこのレース。最終...
うだるような熱気に包まれながら、もう7月も中盤。北の大地では早くも2歳の重賞戦が開幕し、来年の戦国クラシックへ向けての戦いが幕を開けた。 毎年恒例、芝の6ハロン戦で行われる函館2歳Sは、まだデビューして間もない各馬が初めて格式高いグレードレースで鎬を削る1戦。勝ち馬のみならず、近年でいえばタイセイビジョンやカワキタレブ...
サマー2000シリーズの第2弾、函館記念。夏場にローカルで行なわれるハンデ重賞のイメージどおり、波乱の決着はもはや当たり前。3連単が10万円を超えたのは、過去10年で実に8度と、最も荒れる重賞レースといっても過言ではない。 荒れるということは、上位人気馬が期待に応えられていないことの裏返し。とりわけ、1番人気馬が苦戦し...
JRAの宝塚記念に続いて砂の頂上決戦である帝王賞も終わり、ダート戦線、芝戦線共に一線級の各馬達の戦いには一旦の決着がついた。 だが、夏はここからが本番。 彼らの玉座を狙わんとする挑戦者たちの戦いの場は、早くも東西で燃え盛り始める。 前年同様、京都の改修工事の影響で例年とは違い小倉での開催となったプロキオンS。 1番人気...
G1級競走の中で、夏の3歳頂上決戦に位置づけられるジャパンダートダービー。帝王賞や東京大賞典でもおなじみの「グランプリコース」大井競馬場2000mで争われます。 昨年は仲野光馬騎手とキャッスルトップが乾坤一擲の激走を見せました。今年、その仲野騎手は同じオーナーのキャッスルブレイブで参戦。東京ダービーを制したカイルは出走...
夏競馬の風物詩ともいえる七夕賞。しかし、メルヘンチックなレース名とは裏腹に、その歴史は波乱に彩られてきたといっても過言ではない。 特に、1番人気馬の不振は有名で、1979年からはなんと26連敗。これは、JRA重賞の中では最長記録で、ダイワレイダースがストップした後も、16年間でわずか3勝に留まっている。 そんな波乱のハ...
JRAでは宝塚記念が、NRAでは帝王賞が終わり、競馬の季節も春から夏へ移り替わりました。夏競馬は大一番こそないものの、秋の飛躍を目指す馬たちが暑さに負けずレースを繰り広げます。 川崎競馬場1周の1600m戦で争われる牝馬限定の交流JpnIII戦、スパーキングレディーカップ。 Jpn1かしわ記念を勝利し、今回トップハンデ...
宝塚記念も終わり、上半期となる6月が幕を閉じたと思ったのも束の間、本格的な夏競馬が息つく間も無く幕を開けた7月の第1週。北海道開催に加え福島、小倉まで開催が始まると、いよいよ始まったと多くの人が思うだろう。秋の飛躍を誓う馬達が休む間なく戦い続けるこの時期、サマーシリーズも同時に本格化。東では3歳重賞のラジオNIKKEI...
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