牝馬限定重賞の中でも、屈指の出世レースとなっているアルテミスS。2021年が10回目とその歴史は浅いものの、これまでの出走馬から後のGI馬が7頭も誕生し、そのうちの3頭は、直近5年の勝ち馬。2020年に至っては、9着に敗れたユーバーレーベンもオークスを勝利した。 そんな出世レースに今年エントリーしたのは11頭で、単勝1...
レース回顧の記事一覧
JBCデーの2レース目はJBCスプリント。レディスクラシックより100m短い1400m戦に、牝馬2頭を含めた12頭が参戦しました。地方交流重賞で鎬を削ったメンバーが顔を揃える中、エアスピネルの回避により補欠一番手だったリュウノユキナの出走が叶いました。また、芝の高松宮記念勝馬モズスーパーフレアが昨年に続きこのレースに参...
今年も交流重賞の大一番、JBCデーがやってきました!昨年度より新設されたJBC2歳優駿も含めて、4レースの交流重賞が1日で開催されます。その開幕戦は、牝馬のナンバーワンを決めるJBCレディスクラシック。金沢競馬場1500m戦に12頭がエントリーしました。春の牝馬戦で強いレースを見せたマルシュロレーヌは週末の米・ブリーダ...
関西で行なわれるマイルチャンピオンシップの前哨戦、スワンS。京都競馬場の改修工事の影響で、今年は27年ぶりに阪神競馬場での開催となった。 出走頭数は、フルゲートの18頭。別定戦ながらハンデ戦のように人気は割れ、単勝オッズ10倍を切ったのは5頭。その中で1番人気に推されたのは、5歳牝馬のダノンファンタジーだった。 阪神ジ...
現役最強馬決定戦に相応しい舞台として、天皇賞・秋を挙げる人は少なくない。GIが数多く開催される1600m、2000m、2400mの、ちょうど中間の距離で行われ、日本を代表する東京競馬場に、各距離帯のスペシャリストが集結して覇を競うレースである。 2021年の天皇賞・秋には、まさにその道のスペシャリストたちが名を連ねたが...
「最も強い馬が勝つ」3冠最終戦の菊花賞。 今年は京都競馬場改修工事のため阪神競馬場での開催となった。 3歳馬にとっては未知の距離である3000mに加え、パワーとスタミナが必要となる阪神競馬場とあってレースや展開の予想は混迷を極めた。さらに皐月賞馬エフフォーリア、日本ダービー馬シャフリヤールも不在とメンバーも大混戦。どの...
2020年からGⅡに昇格した富士ステークスは、関東で行なわれるマイルチャンピオンシップの前哨戦。過去には、エイシンアポロンが当レースと本番を連勝し、トウカイポイント、ダノンシャーク、ペルシアンナイトが、ここをステップに本番を制している。 2021年の出走馬は17頭。そのうちGI馬は3頭と、好メンバーが顔を揃えた。ただ、...
10月中旬の土曜日。東京競馬場では府中牝馬ステークスが行われた。 心配された天気もどうにか持ち、馬場状態は良馬場でレースを迎えることが出来た。 秋に見据えるG1へ向けて、東京での牝馬決戦は果たしてどのような結末となるのだろうか。 レース概況 今年の府中牝馬ステークスはフルゲート18頭立て。 人気に推されたのは同じ社台の...
レース史上初めて、阪神競馬場で行われる2021年の秋華賞。フルゲートは例年から2頭減り、16頭が大舞台に顔を揃えた。 3歳牝馬の限定戦とはいえ、臨戦過程は様々。前走トライアル組はもちろんのこと、オークスからの直行組や、札幌記念を勝って臨む桜花賞馬。そして、条件戦から挑んでくる馬など、実にバラエティー豊かなメンバーとなっ...
JRAではスプリンターズステークスからいよいよ秋のG1シーズン開幕となりました。地方競馬でも、下半期最初のG1級競走マイルチャンピオンシップ南部杯が、盛岡競馬場1600mにて行われました。 昨年の勝ち馬アルクトスを筆頭に、一昨年の勝ち馬サンライズノヴァ、フェブラリーステークス勝ち馬インティ、北海道スプリント勝ち馬ヒロシ...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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