著者の地元、浦和競馬場の秋の風物詩と言えばテレ玉杯オーバルスプリント。秋の短距離チャンピオンに向けてのステップレースとして、強豪が集まります。 残念ながら今回の浦和競馬場は無観客開催でしたが、例年通り実力あるメンバーが集まりました。昨日の白山大賞典は雨の不良馬場の中レースが行われましたが、今日の浦和は夏が戻ったかのよう...
レース回顧の記事一覧
2021年、JBC競争は金沢競馬場で開催されます。今年の白山大賞典はJBCクラシックと同一の2100m戦で開催されるため、本番を目指すメンバーが金沢競馬場に集いました。今年はJRAから5頭、地元金沢競馬から4頭、名古屋競馬から2頭、船橋競馬からミューチャリーが参戦し、12頭立てでの開催になりました。レース時には幾分弱ま...
3連休最終日の9月20日。この日はJRAアニバーサリーデーとして中山・中京の2場開催が行われた。各場のメインレース前には10年前の年度代表馬オルフェーヴルと20年前の年度代表馬ジャングルポケットの名を冠したレースも行われるなど、観客制限がある中でも「記念日」を盛り上げるイベントも実施。そんな記念日のメインレースを飾るの...
3着馬までに秋華賞への優先出走権が与えられる、ローズステークス。京都競馬場の改修工事の影響で、2021年も中京競馬場で開催されることとなった。 秋のトライアルの見所といえば、春のクラシックで活躍した既存勢力と、夏の上がり馬の対決。実績か勢いか。それとも、仕上がりか成長力か──。上がり馬は、その大半が賞金面で本番に出走で...
秋競馬開幕週の中山競馬場。日曜日の重賞は秋競馬開幕戦としてはお馴染みの京成杯オータムハンデ。サマーシリーズの最終戦にして秋への飛躍を誓うハンデキャップレースである。今年はフルゲート16頭が揃ったが、各馬思い思いの夢を抱いて挑んできた。果たして秋につながる勝利をつかんだのはどの馬か。 レース概況 このレースで1番の注目馬...
フランス、ロンシャン競馬場の2400m、日本のホースマンが掲げる「遥かなる夢」凱旋門賞のコースを舞台に、前哨戦となるG2ニエル賞(3歳限定戦)、G1ヴェルメイユ賞(3歳以上牝馬限定戦)、そしてG2フォワ賞が開催されました。 今年の凱旋門賞には日本からクロノジェネシス、ディープボンドの2頭が参戦します。クロノジェネシスは...
2020年に続き中京開催となったセントウルステークスは、スプリンターズステークスの前哨戦。1着馬には、優先出走権が与えられる。また、サマースプリントシリーズの最終戦であり、唯一のGⅡでもある。シリーズ制覇を目指して夏競馬を戦ってきた馬と、この路線の実績馬がここで激突する。 2021年の出走馬は17頭。その中で、単勝オッ...
9月に入りいよいよトライアル戦線が本格化。舞台も関東は中山競馬場へと移しての戦いとなった。土曜日のメインレースはG3の紫苑ステークス。3歳牝馬のG1秋華賞のトライアルレースである。重賞馬やトライアルで結果を残したい各馬が集ったこのレース。果たしてどの馬が夢を繋げたのか。 レース概況 紫苑ステークスはフルゲート18頭立て...
9月初週。早めの涼しい風が吹き抜ける日本列島で真夏最後の重賞競走が行われた。関東・新潟ではサマー2000シリーズ最終戦の新潟記念が行われた。夏競馬を締めくくり、秋にいい流れを持っていくべく、越後路をトップで駆け抜けたのは果たしてどの馬なのか。新潟競馬場のビッグレース新潟記念の火ぶたが落とされた。 レース概況 今年の新潟...
夏のローカルで行われる2歳重賞を締めくくり、小倉競馬の1年の掉尾を飾る小倉2歳ステークス。2016年の勝ち馬レーヌミノルは、後に桜花賞を制するなど活躍し、2020年の勝ち馬メイケイエールも、ここからさらに重賞を2勝した。 出走馬は、昨年と同じ10頭立てと落ち着いたものの、6頭が単勝10倍を切る混戦模様。その中で、1番人...
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レース回顧
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