ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]川崎の夜空にきらめく女の闘い~2020年・スパーキングレディーカップ~ 2020年7月21日 初夏の川崎競馬名物競走「スパーキングレディーカップ」。中央勢から見れば貴重な牝馬限定戦のダート重賞競走、地方勢からみれば「グランダムジャパン」の一環として頂点を目指す戦いとなっている。2020年のスパーキングレディーカップは雨中決戦となり、馬場は水が浮く不良馬場でレースが行われた。10頭の少頭数で中央勢は4頭、南関東所... ハラシュー
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]地元函館ではじけた最高の笑顔~2020年・函館2歳ステークス~ 2020年7月19日 世代最初のJRAの重賞として行われている函館2歳ステークス。今年は、中央からの14頭にホッカイドウ競馬からラジアントエンティが参戦して、計15頭が覇を競った。 単勝オッズ1.5倍の圧倒的な1番人気に推されたのは、大外15番枠に入ったモンファボリ。父は歴代の欧州最強馬の一頭Frankel、そして騎乗するのが武豊騎手という... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]福島に願いを込めて~2020年・七夕賞~ 2020年7月14日 秋の中距離戦線へ飛躍を誓う未来の「上り馬」が集結する「サマー2000シリーズ」。今年も福島競馬場の七夕賞でシリーズの火ぶたが切られた。今年も梅雨空の下で行われた七夕賞は、トップハンデ57キロから52キロの間に16頭が集結。名牝アパパネの子供として注目されたジナンボー、福島記念を制したクレッシェンドラヴ、福島競馬場で無類... ハラシュー
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]好騎乗が光る若手騎手たち〜2020年・プロキオンS〜 2020年7月13日 今年のプロキオンSには新興勢力・ベテラン勢力問わず、魅力溢れるメンバーが揃っていた。ダート重賞プロキオンSといえば、過去にマテラスカイやアルクトス、ベストウォーリアといったダートの名馬たちが4歳で制覇。そこから大きく羽ばたきダートG1戦線へと挑戦していくことになった。2020年のプロキオンSにも、楽しみな4歳馬が登場。... 横山オウキ
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]大井に縁ある師弟が掴んだ大金星〜2020年・ジャパンダートダービー 2020年7月9日 今年で22回目を迎えたジャパンダートダービー。南関東3歳3冠の最終戦であると同時に、JRAからも有力馬が多数参戦してくる、文字通りダートにおける日本ダービーである。今年は、南関東から東京ダービー勝ち馬のエメリミットをはじめとする5頭、JRAから国内外のダート重賞勝ち馬3頭を含む7頭、そして兵庫から1頭の計13頭で、その... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]秋の飛躍を誓って~2020年・ラジオNIKKEI賞~ 2020年7月9日 3歳限定戦では、唯一のハンデ重賞であるラジオNIKKEI賞。一昨年は菊戦線を盛り上げたフィエールマン・メイショウテッコンを輩出するなど、秋につながる一戦として夏の福島競馬の名物レースとなっている。またハンデ戦らしく大混戦のレースが繰り広げられ、大波乱を呼び込むレースとしても知られている。 今年のラジオNIKKEI杯はト... ハラシュー
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]苦難を乗り越えたラブカンプー、奇跡の大復活〜2020年・CBC賞〜 2020年7月7日 サマースプリントシリーズ第2戦、CBC賞。毎年中京競馬場で行われてきた伝統の一戦だ。しかし、今年は秋から京都競馬場の改修工事が行われる影響で、2011年以来9年ぶりに阪神競馬場での開催となった。従来の左回りから右回りに、直線の長いコースから直線の短い内回りコースに、さらにハンデ戦と梅雨時の緩い馬場という要素も相まって、... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]豪華絢爛、春のグランプリレース~2020年・宝塚記念~ 2020年7月2日 上半期の総決算、宝塚記念。有馬記念同様、ファン投票により出走馬が決まるこのレースは、通称『春のグランプリレース』と呼ばれ、例年GⅠ勝ち馬が多数集結し華やかなイメージがある。しかしその華やかさとは対照的に、しばしば上位人気馬が馬券圏外に終わってきた波乱の歴史もある舞台だ。 梅雨時に開催されるため馬場が悪化していること、小... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]ダート王への登竜門~2020年・ユニコーンステークス~ 2020年6月25日 ルヴァンスレーヴ、ワイドファラオ、ノンコノユメにゴールドドリーム。ダートのG1を制しダート界の頂点に君臨するこれらの名馬たちには、ある共通点がある。それは『ユニコーンステークスを制覇している』という点である。 3歳限定戦で一生に一度しか出走できない舞台であるユニコーンステークスを制するというのは非常に狭き門。ほとんどの... ハラシュー
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]リズム感を取り戻したダイアトニック〜2020年・函館スプリントS〜 2020年6月24日 スプリント路線は3月高松宮記念以降、国内に大きなレースがなく、自然と1400~1600mという距離延長への挑戦に進む馬が多い。そういったレース間隔の影響からか、6月という施行時期に関わらず函館スプリントSには強豪馬の出走が多い。高松宮記念以来の出走というと、02年ショウナンカンプ(高松宮記念1着)、08年キンシャサノキ... 勝木 淳