ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]史上初の2場開催JBC、地元大井の生え抜きサブノジュニアがJRA勢を撃破! 2020年11月5日 今年で20年目を迎えたダート競馬の祭典、JBC。大井競馬場では例年どおりにJBCレディスクラシック、JBCスプリント、JBCクラシックの3競走が行われたが、北海道2歳優駿を引き継ぐ形で新たに新設されたJBC2歳優駿の舞台は北海道・門別競馬場。史上初となる2場開催で行われた。 例年であれば多くの観客で溢れるJBCデーでは... 三木俊幸
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]想像を絶するプレッシャーを乗り越えて 2020年・天皇賞秋 2020年11月4日 東京競馬場の芝2000mで行われる天皇賞秋は、性別や年齢、得意とする距離など、あらゆるカテゴリーの最有力馬が参戦してくる、現役最強馬決定戦といっても過言ではないだろう。 2020年の出走馬にあてはめれば、マイルのGⅠ馬ダノンプレミアム、最長距離のGⅠ天皇賞春や菊花賞を制したフィエールマンとキセキ、その間の距離帯2000... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]秋のマイル王への玄関口 2020年・富士ステークス 2020年10月27日 今年よりG2に格上げされたマイル重賞・富士ステークス。格上げ初年度として、今年は様々な路線から12頭が東京競馬場のマイル戦に集った。NHKマイルを制し3歳マイル王に輝いたラウダシオンをはじめ、クラシック戦線を盛り上げたワーケアやスマイルカナ、さらに古馬勢ではサトノアーサーやペルシアンナイトといったタイトルホルダーも参戦... ハラシュー
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]想定を超えた名勝負 2020年・菊花賞 2020年10月26日 2020年の3歳クラシック戦線は、コントレイルが日本ダービーを優勝した瞬間から、およそ5ヶ月ものあいだ「史上初めて同じ年に牡・牝馬とも無敗の三冠馬が誕生するのか」という話題一色になった。秋になり、まずコントレイルが神戸新聞杯を楽勝してその実現性を一気に高めると、秋華賞ではデアリングタクトがぶっつけ本番をものともせずに、... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]秋晴れの中、温かい拍手に迎えられて快挙達成 2020年・秋華賞 2020年10月19日 秋華賞が3歳牝馬三冠の最終戦として創設されてから、今年で早くも25回目を迎えた。創設当初こそ、ブゼンキャンドルやティコティコタックが勝利した年のように波乱の決着も目立ったが、過去10年は5番人気以内の馬が1、2着し、堅い決着となることが多い。 2020年の秋華賞にも、絶対的な本命馬のデアリングタクトが出走。歴代のどんな... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]G1勝ち馬に挑む小倉スピード決戦〜2020年・北九州記念〜 2020年8月26日 サマースプリントシリーズ第3戦北九州記念。灼熱の小倉競馬場を舞台に繰り広げられるスピード決戦は、夏の小倉開催における名物競走となっている。今年もフルゲート18頭が参戦し、ド迫力のスプリント戦が展開された。中でも今年の北九州記念の注目はモズスーパーフレアの存在だ。今年の高松宮記念で着順変動はあれどG1初制覇を果たしたモズ... ハラシュー
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]夜空に輝く女王決定戦〜2020年・ブリーダーズゴールドカップ〜 2020年8月17日 門別の夜空のもとで行われる、砂の才女の戦い・ブリーダーズゴールドカップ。今年は中央所属馬5頭、南関東所属が1頭、佐賀所属1頭を迎えた15頭で行われた。人気の面では圧倒的に中央馬に集まり、その中で1番人気に支持されたのは3歳馬レーヌブランシュだった。前走の関東オークスでは南関東の2冠馬アクアリーブルを振り切って重賞制覇を... ハラシュー
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]みちのくの韋駄天決定戦〜2020年・クラスターカップ〜 2020年8月14日 盛岡競馬場を舞台に行われる交流重賞の第2弾を飾る、短距離戦・クラスターカップ。秋に行われるJBCにも直結する重要な前哨戦として位置づけられている一戦だ。今年のクラスターカップは、一組の人馬に注目が集中した。マテラスカイと武豊騎手である。世界をまたにかける、言わずと知れたダート界のスピードキングが盛岡競馬場に初登場という... ハラシュー
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]6歳にして本格化した名門出身馬が重賞初制覇 ~2020年・サマーチャンピオン~ 2020年8月13日 真夏の佐賀で行われるサマーチャンピオンは今年でちょうど20回目を迎え、中央から5頭、地元佐賀から4頭、笠松から2頭、兵庫から1頭の計12頭が参戦して争われた。このレースの特徴として、ダートグレード競走の中では珍しいハンデ戦で行われるという点があり、今年は上下で最大6.5kgのハンデ差がつけられた。 参戦した12頭の中に... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]輝きを取り戻したG1ホース〜2020年・エルムステークス〜 2020年8月12日 変則2場開催最終日は札幌、新潟で共にダートの重賞競走が組み込まれた。北の大地札幌では暮れの中京を見据えた古馬戦線「エルムステークス」が開催。過去にこの競走を制したことのある強豪や重賞戦線で勢いに乗る重賞馬も登場する中、一番注目を集めたのは新天地で復活をかけるG1馬であった。2017年のホープフルステークス勝ち馬タイムフ... ハラシュー