盛岡競馬場で、今年初めて行われる交流重賞競走・マーキュリーカップ。舞台となる盛岡競馬場ではお客様の入場が再開されており、交流重賞では実に5か月ぶりとなる有観客開催となった。久々に歓声の下で行われるグレードレースは中央所属馬5頭、北海道所属馬1頭、笠松所属馬3頭、地元岩手からは5頭の14頭立てで行われた。 中でも注目は中...
レース回顧の記事一覧
2020年の夏競馬は、京都競馬場がリニューアル工事を行う関係で変則開催となった。本来であれば中京競馬場で開催されるレースを阪神競馬場で行い、秋の阪神開催を中京競馬場で行うというスケジュールだ。例年であれば夏の中京開催の締めくくりでもある中京記念も、今年は阪神競馬場で行われた。そしてこの中京記念が多くの競馬ファンを驚かせ...
初夏の川崎競馬名物競走「スパーキングレディーカップ」。中央勢から見れば貴重な牝馬限定戦のダート重賞競走、地方勢からみれば「グランダムジャパン」の一環として頂点を目指す戦いとなっている。2020年のスパーキングレディーカップは雨中決戦となり、馬場は水が浮く不良馬場でレースが行われた。10頭の少頭数で中央勢は4頭、南関東所...
世代最初のJRAの重賞として行われている函館2歳ステークス。今年は、中央からの14頭にホッカイドウ競馬からラジアントエンティが参戦して、計15頭が覇を競った。 単勝オッズ1.5倍の圧倒的な1番人気に推されたのは、大外15番枠に入ったモンファボリ。父は歴代の欧州最強馬の一頭Frankel、そして騎乗するのが武豊騎手という...
秋の中距離戦線へ飛躍を誓う未来の「上り馬」が集結する「サマー2000シリーズ」。今年も福島競馬場の七夕賞でシリーズの火ぶたが切られた。今年も梅雨空の下で行われた七夕賞は、トップハンデ57キロから52キロの間に16頭が集結。名牝アパパネの子供として注目されたジナンボー、福島記念を制したクレッシェンドラヴ、福島競馬場で無類...
今年のプロキオンSには新興勢力・ベテラン勢力問わず、魅力溢れるメンバーが揃っていた。ダート重賞プロキオンSといえば、過去にマテラスカイやアルクトス、ベストウォーリアといったダートの名馬たちが4歳で制覇。そこから大きく羽ばたきダートG1戦線へと挑戦していくことになった。2020年のプロキオンSにも、楽しみな4歳馬が登場。...
今年で22回目を迎えたジャパンダートダービー。南関東3歳3冠の最終戦であると同時に、JRAからも有力馬が多数参戦してくる、文字通りダートにおける日本ダービーである。今年は、南関東から東京ダービー勝ち馬のエメリミットをはじめとする5頭、JRAから国内外のダート重賞勝ち馬3頭を含む7頭、そして兵庫から1頭の計13頭で、その...
3歳限定戦では、唯一のハンデ重賞であるラジオNIKKEI賞。一昨年は菊戦線を盛り上げたフィエールマン・メイショウテッコンを輩出するなど、秋につながる一戦として夏の福島競馬の名物レースとなっている。またハンデ戦らしく大混戦のレースが繰り広げられ、大波乱を呼び込むレースとしても知られている。 今年のラジオNIKKEI杯はト...
サマースプリントシリーズ第2戦、CBC賞。毎年中京競馬場で行われてきた伝統の一戦だ。しかし、今年は秋から京都競馬場の改修工事が行われる影響で、2011年以来9年ぶりに阪神競馬場での開催となった。従来の左回りから右回りに、直線の長いコースから直線の短い内回りコースに、さらにハンデ戦と梅雨時の緩い馬場という要素も相まって、...
上半期の総決算、宝塚記念。有馬記念同様、ファン投票により出走馬が決まるこのレースは、通称『春のグランプリレース』と呼ばれ、例年GⅠ勝ち馬が多数集結し華やかなイメージがある。しかしその華やかさとは対照的に、しばしば上位人気馬が馬券圏外に終わってきた波乱の歴史もある舞台だ。 梅雨時に開催されるため馬場が悪化していること、小...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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