私が競馬を好きな理由は、主に3つある。 一つ目は、馬に関わる「人」のドラマがあるから。二つ目は、脈々と続く「馬と血統」のドラマがあるから。そして三つ目は、「デッドヒート」に代表されるような胸が熱くなるドラマチックなレース展開があるからだ。 そんなドラマチックな瞬間を目の当たりにしたときは、レースが終わった後もいつまでも...
齋藤 翔人
6歳の時、父親の部屋にあった月刊『優駿』を見たことと、イナリワンが制した天皇賞(春)を現地観戦したことがきっかけで競馬に魅了される。
初めて遊んだ競馬ゲームは、ダービースタリオンMacintosh版。好きは馬はホッカイルソー。
共著に『競馬 伝説の名勝負』シリーズ、新刊『ゴールドシップ伝説 愛さずにいられない反逆児』(星海社新書)
齋藤 翔人の記事一覧
予想を外すことは私にとって日常茶飯事であるが、自信をもって本命から外した馬に圧勝されるときはさすがにショックを受ける。特に、その馬が直線に入って早い段階で勝負を決めてしまったときほどこの衝撃は大きくなり、レース後立ち尽くすこともしばしばだ。ほんの数秒前まで持っていた、自らの予想への絶大の自信は音を立てて崩れ去り、ゴール...
JRA史上はじめて1分7秒を切った馬はどの馬か、ご存知だろうか? 快速として知られたサクラバクシンオーでもなければ、史上最強スプリンターの呼び声が高いタイキシャトルやロードカナロアでもない。 それは1頭の、スプリント戦の実績がほぼなかった意外な牝馬によって記録された。 淀における冬のスプリント重賞として、すっかり定着し...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]秋晴れに輝く2つ目のティアラ 盤石の競馬で突き抜けたチェルヴィニアが二冠達成~2024年・秋華賞~
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[重賞回顧]古馬相手でも適距離では負けられない! 混戦を断った3歳馬シックスペンスが、秋初戦を快勝~2024年・毎日王冠~
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[重賞回顧]春の悔し涙は歓喜の涙に。アクシデントを乗り越えたルガルと西村淳也騎手が、復活のGⅠ初制覇~2024年・スプリンターズS~
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[重賞回顧]いざ、菊の大輪へ 鮮やかに逃げ切ったメイショウタバルが復活の重賞2勝目!~2024年・神戸新聞杯~
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[重賞回顧]春の鬱憤を晴らす豪脚で突き抜けたアーバンシックが重賞初制覇~2024年・セントライト記念~
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[重賞回顧]新星クリスマスパレードが、鮮烈なレコード勝ちで秋華賞の切符を獲得!~2024年・紫苑S~
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