ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・馬主は語る]地方競馬共有馬主クラブ(オーナーズ)に入る(シーズン2-2) 2023年2月2日 エコロテッチャンは、「Equine Vet Owners」という地方競馬共有馬主クラブ(オーナーズ)の募集馬。獣医師である上手健太郎さんが共同代表馬主として、岩手と川崎を中心として共有馬を走らせているクラブです。僕が上手さんやクラブのことを知ったのは、サラブレッドオークションを熱心に眺めていた時期でした。ネージュダムー... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・馬主は語る]待つこと、できるだけ長く。(シーズン2-1) 2023年1月26日 馬主になろうとしたら、生産の世界に足を踏み入れていた。「トンネルを抜けるとそこは雪国であった」みたいな始まりですが、僕にとってはまさにそんな感じです。馬主になろうと思って地方競馬の馬主登録証を取得したものの、望みの馬を手に入れることができず、預託先の厩舎も見つからず、だったら自分で馬をつくろうと考え、繁殖牝馬セールに足... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・馬主は語る]すべてのサラブレッドは素晴らしい(シーズン1 最終話) 2022年4月21日 フリーリターンという制度があります。社台スタリオンステーションが今から20年近く前に始め、他のスタリオンも追従する形で今に至ります。フリーリターンとは、読んで字のごとく、無料で戻してくれる制度。つまり、今回のように種付け料を支払ったあとに流産や死産してしまった場合、翌年、同じ種牡馬を無料で種付けできることができるシステ... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・馬主は語る]これから絶対に良いことありますから(シーズン1-36) 2022年4月14日 2021年11月18日の朝、「014」から始まる番号からの着信履歴が僕の携帯に残っていました。日高の関係者からかなと思いつつ、忙しくて折り返しもできずにいると、今度は碧雲牧場の長谷川さんの携帯から電話がかかってきました。嫌な予感というか、良い予感はしなかったのですが、電話を受けると、「おはようございます!」と元気な声が... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・馬主は語る]もし未来が分かっているとすれば(シーズン1-35) 2022年4月8日 キーチャンスを手に入れるチャンスを失ったことで燃え尽きたというか、もうしばらくはサラオクで馬を買おうとは思わないだろうなと感じていましたが、ある日から突然、サラオクで今どんな馬が取り引きされているのか気になり始めました。競り負けしたものの、あの時の高揚感が忘れられないのか、暇を持て余しているのか、それとも寂しさを紛らわ... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・馬主は語る]ほんとうに、これだけの差。(シーズン1-34) 2022年3月31日 僕と全く同じことを考えていた人がいたようで、サラブレッドオークションの画面を更新してみるとrabikichi5さんが251万円で入札していました。入札金額を入力している瞬間にも入札額が上がっていくのがサラブレッドオークションの難しいところです。実際のセリ市であれば、価格が上がっていく周りの状況が分かりますので、知らない... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・馬主は語る]サラブレッドオークション事務局からの号外(シーズン1-33) 2022年3月24日 僕がダートムーアの花婿選びに空想を膨らませていると、サラブレッドオークション事務局から号外のメールが届きました。サラオクのアカウントをつくっていると届くみたいですね。タイトルは「岩手競馬所属の即戦力3歳牡馬キーチャンス号が出品されます!」。どこかで聞いたことのある馬名だと思い、調べてみると、何となんと永田厩舎の管理馬で... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・馬主は語る]母の父クロフネ(シーズン1-32) 2022年3月17日 ダートムーアの血統は、どうしても祖母のダイナカールであり、エアグルーヴの全妹に当たる母カーリーパッション、全兄のフラムドパシオンのインパクトが強く、もちろんそれが売りでもあるのですが、母の父クロフネという血統構成もまたストロングポイントのひとつです。ダートムーアを手に入れるずいぶん前から、「母父クロフネは良い」とあちこ... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・馬主は語る]無口(シーズン1-31) 2022年3月10日 繫殖牝馬セールの余韻が冷めつつある中、碧雲牧場から荷物が届きました。「治郎丸さんにとって初めての繫殖牝馬ですから、記念に無口(むくち)を送りますね」とあらかじめ長谷川さんからメールが入っていたので、封を開ける前から中身は知っていました。それでも、実際にダートムーアが着けていた無口を手に取ると、重いような軽いような。そこ... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・馬主は語る]僕はそこにいる(シーズン1-30) 2022年3月3日 すっかり解放感に包まれながら会場に戻ると、そろそろ未供用馬のセリが始まろうとしていました。僕が候補に挙げていた、アメリカンウェイクやエトワールがどのような評価を受けるのか、今後のためにも知っておきたいと思いました。50番のアメリカンウェイクが登場するとすぐに声が掛かり始めましたが、意外にも上がるペースが遅く、裏側から1... 治郎丸敬之