競馬を学ぶ 2021年NARグランプリにおけるカジノフォンテンとマルシュロレーヌの受賞について思うこと。 2022年1月26日 過日、2021年のNARグランプリが発表されました。NARグランプリは1990年に地方競馬全国協会(NAR)によって創設された年間表彰制度です。種々の競走馬に対し地方競馬における活躍を讃える目的であり、中央競馬におけるJRA賞に相当します。 このNARグランプリですが、本年度は異例とも言える2頭の馬が表彰されました。特... あでのい
競馬を学ぶ コントレイルは種牡馬としても飛び立てるのか? 2022年1月1日 あの可愛かったモシモシ君が、3冠馬になって、種牡馬入りする日が来るとは思いも寄りませんでした。当歳時にノースヒルズ清畠で初めてコントレイルを見たときのエピソードは、あちこちのメディアで書いていますので割愛しますが、実はこのときの写真がかなりレアみたいですね。テレビ番組のコントレイル特集では使わせてくださいと依頼がありま... 治郎丸敬之
競馬を学ぶ POG2021-2022 [種牡馬・血統紹介]魔法の豪脚を持つ良血馬、サトノアラジン 2021年4月27日 数多くの名馬を輩出し、有名な「ニックス」となった「ディープインパクト×ストームキャット」の配合。ダービー馬を出し、オークス馬を出し、香港やフランス、ドバイのG1馬を出したこの配合から誕生した、一頭の名マイラーがいる。 キャリアを重ねること、29戦。そのうち重賞3賞を含む8勝。勝ったレースはいずれも上がり3F最速or2位... Redfray
競馬を学ぶ POG2021-2022 [種牡馬・血統紹介]個性派の名マイラー、ロゴタイプ 2021年4月20日 競走馬の強さの評価は、実に難しい。 2歳時から活躍し、早期から一線級の舞台で走ることを可能にする「早熟性」と、古馬になってからも長く活躍し続けられる「頑健性」。人気馬として堂々のレースぶりで勝利を掴む「王道性」と、穴馬として大物食いを果たす「意外性」。 様々な相反する要素が、競走馬の強さを形成する。 しかしそんな相反し... Redfray
競馬を学ぶ POG2021-2022 [種牡馬・血統紹介]奇跡を繋いだ馬、イスラボニータ 2021年4月19日 1994年。この年は、後に「日本競馬史上最も偉大な種牡馬」と評される事となる、サンデーサイレンスの初年度産駒がデビューする年だった。その初年度産駒としてこの世に生を受けたサラブレッド達の中で、父と同じ青鹿毛の毛色を持ち、「最もサンデーサイレンスに似ている」とも言われていた牡馬がいた。2歳夏の新潟でデビューし、朝日杯3歳... Redfray
競馬を学ぶ pick 競走馬に会いに行く際、絶対に守ってほしい『牧場見学の9箇条』とは? 2021年4月4日 人気コンテンツ『ウマ娘』の勢いがとまりません!毎日のように『ウマ娘』の話題を見かける日々。そんな『ウマ娘』の人気が"バクシン"的に上がる中「○○ちゃんに会いたい!」という声を、SNSなどで見かけることも増えました。 それと同時に「牧場見学ってどうすればいいのかな?」「どこに問い合わせればいいのかな?」と疑問点も多く見か... スオミアッキ
競馬を学ぶ POG2021-2022 [種牡馬・血統紹介]スピードの頂点、ビッグアーサー。 2021年3月31日 燃え盛るような激しい気性と、類まれなるスピードを持った快速馬ナスルーラ。彼はそのスピードとアメリカ血統との相性の良さを武器に、アメリカ競馬の歴史を作る偉大な開拓者となった──。 そのナスルーラのスピードの部分を最も子孫たちに受け継いでいると言えるプリンスリーギフトの系統。高松宮記念で驚異的なレコードタイムを叩き出し、ス... Redfray
競馬を学ぶ POG2021-2022 [種牡馬・血統紹介]アメリカクラシック三冠への挑戦者、ラニ。 2021年3月23日 2005年10月30日。この日の東京競馬場で行われたメインレース、天皇賞秋(G1)で、波乱が起きた。勝ったのは「牝馬の松永」と呼ばれた名手を背にした、14番人気(単勝75.8倍)の大穴。勝ち馬は、ヘヴンリーロマンスという牝馬だった。 戦後初めての天覧競馬となったこのレースの後、松永はヘヴンリーロマンスをメインスタンドへ... Redfray
競馬を学ぶ POG2021-2022 [種牡馬・血統紹介]日本で血の『再始動』を目指す、アメリカンペイトリオット 2021年3月16日 2018年から日本のダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスで種牡馬入りしているアメリカンペイトリオット。ダート競馬の聖地・アメリカで産まれ、競走馬として活躍した彼のキャリアは、砂の上ではなく芝の上で積み重ねられた。 日本でも今後ますますその活躍が期待される、偉大なるDanzig系の後継種牡馬・アメリカンペイトリオ... Redfray
競馬を学ぶ POG2021-2022 [種牡馬・血統紹介]確かなスピードを感じさせる、ザファクター 2021年3月9日 かつて、多くの競馬ファンを虜にしたサイレンススズカという快速馬がいた。父に大種牡馬サンデーサイレンス。母の父はアメリカで産まれ、フランスで走った後に種牡馬として成功した芝の短距離馬ミスワキ。本格化後は絶対的なスピードの違いでレースのスタートからゴールまでを支配し続け、破竹の6連勝で天皇賞・秋の大舞台に出走した彼は、あま... Redfray