[マイラーズカップ2021]今も駆ける スター"ウマ娘"の血を引く者たち〜マイラーズC編〜

巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。

実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。

そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持った方々にも応援してもらいたい。そんな思いからこの「今も駆ける スターの血を引く者」では、ウマ娘にも登場するキャラクターのモデルとなった競走馬と血縁関係に当たる馬を、その週のビッグレースからピックアップして紹介していきたいと思います。

今日紹介するのはマイラーズカップを走る馬たちです。

マイラーズCとは

安田記念を狙うマイラーにとっての試金石と言える、今年で52回目を迎える伝統のレース。

第1回~第42回までは原則阪神競馬場で開催されていましたが、2012年からは京都競馬場に場所を移して施行されるようになりました。今年は京都競馬場が改修中のため、10年ぶりに阪神競馬場での開催となります。

ウマ娘関連馬では1991年、92年とダイタクヘリオスが連覇。

さらに1993年には、ニシノフラワーが勝利しています。

ワールドウインズ

ワールドウインズは父方の祖母がエアグルーヴ、母方の祖父がフジキセキです。ウマ娘の中ではエアグルーヴが生徒会副会長、フジキセキが学生寮「栗東寮」の寮長を務めているように、どちらも比較的しっかり者のイメージですね。

この馬の母、エイジアンウインズは2008年のヴィクトリアマイル勝ち馬です。このレースでエイジアンウインズはウマ娘にも登場する前年のダービー馬ウオッカを破って優勝しています。

同期のウオッカやダイワスカーレットがクラシックで華々しく活躍するころ、脚元にやや不安があったエイジアンウインズは無理にレースを使われることなくじっくりと力を蓄えてきました。このレースは脚元の不安が薄まり順調に使えるようになって掴んだ勝利です。我慢が実を結んだ栄誉と言えるかもしれません。

ウオッカやダイワスカーレットの同世代の牝馬には、彼女たち以外にもスプリンターズSを勝った快速馬アストンマーチャンや鋭い末脚でファンの心を掴んだベッラレイアなど個性的な実力馬が揃っていたのですが、エイジアンウインズもその世代の中にあって輝きを放った名競走馬でした。

「アジアの風」と言う意味のエイジアンウインズの子に「世界の風」と言う馬名をつける当たり、この馬への期待も相当なものだと推察できます。皆さんもエアグルーヴ、フジキセキ推しの方だけでなく、ウオッカやダイワスカーレットファンの方も注目してみてはいかがでしょう。

エアスピネル

人気馬エアスピネルも祖母の弟がエアシャカールと、少し血は遠くなりますがウマ娘に登場するキャラクターとかかわりのある馬です。

エアシャカールの姉、エアスピネルの祖母に当たるエアデジャヴーは牝馬三冠の桜花賞・オークス・秋華賞をそれぞれ2着・3着・3着と安定した結果を残した名牝です。もちろん競走馬としても活躍していたのですが、母としてもエアスピネルの母でもある2005年の秋華賞馬エアメサイア、2008年、2009年の有馬記念で2年連続3着となったエアシェイディなどの活躍馬を出し、6歳の若さで早逝してしまったエアシャカールの分まで頑張って血をつないでいます。

その血の広がりを示すように、このレースにはエアメサイアの孫、つまりエアスピネルから見れば甥にあたるエアロロノアと言う馬も出走します。エアシャカール推しの方は、この2頭に注目してみてはどうでしょう。

その他の主なウマ娘関連馬

  • ベステンダンク:父がタイキシャトル、母の父がスペシャルウィーク
  • ルフトシュトローム:父の父がフジキセキ
  • ラセット:母の父がアグネスタキオン
  • ザイツィンガー:父の母父がメジロマックイーン

開発:Cygames
ジャンル:育成シミュレーション
プラットフォーム:iOS/Android/PC
配信:日本
利用料金:無料(一部有料コンテンツあり)
URL:
・AppStore
https://apps.apple.com/jp/app/id1325457827
・GooglePlay
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.cygames.umamusume
・DMM GAMES
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