東海ダービー:名古屋 1900m

東海ダービーとは?

1971年に創設された東海地区のダービーです。 元々は東海地区限定の「東海優駿」として開催されていましたが、それ以降に「東海ダービー」「名古屋優駿」と何度かの改称を経て、現在の形式になりました。
中京の芝コースで開催された時期や、JDD前哨戦として交流重賞として開催された時期もあり、時代とともに変化してきた重賞だと言えるでしょう。

交流重賞時代の勝ち馬には、後にフェブラリーSなどを制覇するウイングアローや、G1で6勝をあげるアグネスデジタル、交流G1ダービーグランプリを制覇するタイキへラクレス、JDDを制覇するビッグウルフなどがいます。
特にウイングアローは本レース(当時の名称は名古屋優駿)を制覇した1998年、さらにユニコーンステークス・スーパーダートダービーなどを制覇してJRAの最優秀ダートホースに選出される活躍を見せました。

交流重賞から地方重賞に変更されてからも、東海地区における世代を代表する馬が、このレースから登場しています。ダイナマイトボディ、アムロ、バズーカ、カツゲキキトキトといった名古屋競馬を盛り上げた馬たちが、過去の勝ち馬に名前を見つけられます。

2014年にはケージーキンカメと青柳正義騎手が、待望の東海ダービー白星を金沢へと運びました。その一方で2017年には、それまでの東海・北陸交流から、東海所属限定競走と変更になっています。
時代とともに進化を続けるこの「東海ダービー」の「今」を見届けましょう!

あなたにおすすめの記事