競馬場を楽しむ 踏み出す一歩。〜阪神スプリングジャンプ観戦記〜 2019年4月11日 旅に出るのに、理由は一つあれば十分だ。 2018年、オジュウチョウサンの平地挑戦が進むにつれ「せめてもう一度だけ、障害を飛ぶ姿を見たい」という思いは心の奥底にしまい込むようになっていた。 そこへ降って湧いた、オジュウチョウサン阪神スプリングジャンプ参戦の報。 「もう一度」が叶う。それならば。 行こう。 阪神競馬場へ。 ... びくあろ
インタビュー [インタビュー]新しい乗馬のフリーマガジン「馬旅」代表の語る、乗馬の魅力 2019年4月5日 新しい乗馬のフリーマガジン「馬旅」。2019年の4月1日に創刊号が発行されたばかりという、まさに新進気鋭の馬系メディアだ。4月、7月、10月、1月の年4回というペースで発行していく予定で、電子ブック化されたWEB版もすべて無料。 さらに配布場所は、全国の乗馬倶楽部約200箇所という幅広さを誇る。(配布場所一覧はこちら)... ウマフリライター
「名馬」を語る 砂上の名馬列伝 サウスヴィグラス~不撓不屈の快速列車~ 2019年3月19日 2018年3月4日、長きに渡ってダート競馬の世界を支えて来た1頭の馬がこの世を去りました。 その馬の名前はサウスヴィグラス。 決して順風満帆とは行かず苦しい時期が長かった現役時代から、ダート種牡馬の重鎮として君臨した晩年まで、彼の一生をここで紹介させて頂きたいと思います。 若き日の苦悩(デビュー前から4歳春まで) 19... Shin
「名勝負」を語る [競馬タイムトラベル]2006年チューリップ賞・アドマイヤキッス 2019年2月26日 2008年3月4日。 5歳牝馬アドマイヤキッスは右第3中手骨の骨折加療中に馬房で暴れた際、同じ部位を開放骨折──それは、手の施しようの無い重症であり、すみやかに安楽死の処置がとられた。 すでに重賞4勝を挙げていた、当時の現役で有数の名牝。彼女が長いトンネルを抜けて復活を遂げた京都牝馬Sから、僅か30日後の出来事だった。... ウマフリライター
それぞれの競馬愛 馬と人の癒える場所~ホースセラピーの場としてのTCC Therapy Park~ 2019年2月24日 馬と人の歴史は、5千年も前に遡る。 農耕馬や移動の手段といったように、古来より馬は人のよきパートナーだった。しかし馬と人の関係は時代と共に変化し、今は馬が身近な存在とは言えなくなってきている。 現代の日本では「馬」と言えば競馬を一番にイメージする人は少なくないだろう。迫力あるレースを繰り広げては、力強く、時に激しく駆け... ウマフリライター
「名勝負」を語る [競馬タイムトラベル]2002年中山記念・トウカイポイント 2019年2月19日 競走馬における生来の気難しさというか、いわゆる「癇性(かんしょう)」……もっと言えば「狂気」と呼ばれる類の難儀な性格は、代を経ても失われずに子孫に受け継がれることがままある。 有名なのは、かの詩人・寺山修司が「一族の呪い」と形容した種牡馬モンタヴァルのファミリーだろうか。その狂気に加えて不幸が続いた故、直系は残らず、2... ウマフリライター
「名勝負」を語る [競馬タイムトラベル]1997年フェブラリーステークス・シンコウウインディ 2019年2月12日 1997年2月16日、この年に中央競馬史上初のダートG1に昇格したフェブラリーS。その日は典型的な不良の泥田馬場だった。 直線半ば、コースの最内を通ったシンコウウインディがバトルラインを交わし切り、外から伸びる1番人気ストーンステッパーに勢い良く競り掛ける。 前年暮れのスプリンターズSを僅か1cm差で逃した熊沢重文騎手... ウマフリライター
「名勝負」を語る 競馬場B級グルメ紀行 ~園田競馬場編~ 2019年2月11日 みなさん、こんにちは! この度、初めて寄稿することになった山海堂と申します。 趣味は競馬場/牧場巡りと飲み歩きという、その辺に大量生産されているであろう、ごくごく普通のおじさんですが、どうぞ宜しくお願いいたします! さて、今回は競馬場のグルメを紹介していきたいと思います。 舞台は真夏の園田競馬場。 では、早速行ってみま... ウマフリライター
「名勝負」を語る [競馬タイムトラベル]1991年京都記念・プリンスシン 2019年2月5日 調教師「田島良保」という名前を耳にしたとして、同氏の管理した競走馬が頭に思い浮かぶ方は、もしかすると少数派かもしれない。 ……とは言え、あのテイエムオペラオーを大阪杯において4着に沈めたトーホウドリームや、揃って重賞ウイナーに上り詰めたスプリングバンブー&バンブーユベントス母子を育てたのだから、「名伯楽」とは呼べないま... ウマフリライター
それぞれの競馬愛 あなたの名馬は?〜「打倒中央」フリオーソ〜 2019年1月30日 成績が抜群なわけじゃない。 なぜその馬が好きなのか──そう問われると確固たる理由を言葉には出来ず、でもどうしても心惹かれる馬が、あなたにはいないだろうか。強いことが、あるいは速いことだけが、競走馬たちの価値ではないと、私は思う。勝利数が多くなくても、賞金を稼げなくとも、レースに出ることがわかったら応援してしまう。そこに... ウマフリライター