今回は久しぶりに、雑多なテーマを絡ませながら書きたいと思いますが、実はクワイトファインのプロジェクトに直接関係する企画がいまウマフリさんで進行中でして、私もいち関係者、いち読者として楽しみにしております。公開の具体的日時等決まりましたら、私からも告知させていただきます。 本題の前に、前回コラムで書きました角居勝彦さんの...
ブログ・手記の記事一覧
先日、2日ほど休暇が取れたので、元JRA調教師角居勝彦さんが運営する「奥能登馬プロジェクト」タイニーズファームを訪問しました。 「クワイトファインと角居さんに何のつながりが?」と思った方も多いかと推察しますが、金沢競馬でクワイトファインを担当されていた厩務員のかたが、引退馬支援を通じて角居さん(当時は現役調教師)と交流...
種牡馬クワイトファインですが、お陰様で、前々回のコラムでご紹介しましたガレットデロワ号に引き続き、イットーイチバン号、ママテイオーノユメ号も受胎が確認でき、結果今年は4頭の牝馬が受胎したことになりました。種付けしたのも4頭だけですので、受胎率100%ということになります。ありがたいことです。 とりわけ、イットーイチバ...
私にとってオグリキャップは、特別な思い入れがある馬ではありません。多くの読者の皆様と同じく、地方競馬出身の歴代最強馬の1頭で平成初期の競馬ブームに貢献した名馬だとは思います。ですが、血統的には世界の主流血統ファラリス系であり、率直に申し上げて私としてこの血統に特別な思い入れはないのです。 現存する唯一の直系子孫(種牡馬...
ウマフリ読者の皆様こんにちは。今日のコラムの本題に入る前に……というか、すでに半分は本題なのですが、ひとつ蘊蓄を披露させてください。 競走馬エピファネイアの名前の由来となった「エピファニー」は公現祭といいまして、カトリックでは一般的に1月6日が祝日となるそう。そして、公現祭を祝って食べるお菓子が、ガレット・デ・ロワとい...
前回コラムの最後に、今後のプロジェクトの存続について言及しましたところ、多くの方から心配や激励のメッセージをいただきました。改めて感謝申し上げます。 そのことについてもいずれ詳しくご説明をしないとならないとは思っていますが、まだ今年の種付けの結果も出ていない状況ですので、もう少し物事が落ち着いてから、改めて自分の心境を...
ウマフリ読者の皆さま、こんにちは。障害騎手・石神深一です。 4/16、オジュウチョウサンとのコンビで中山GJの6勝目をあげることができました。これも、ファンの皆さんの声援のおかげだと思います。ありがとうございます!今は無事レースを終えてホッとしています。 阪神SJを使ったことで今回は息遣いが良くなっているのが、事前の追...
フリーリターンという制度があります。社台スタリオンステーションが今から20年近く前に始め、他のスタリオンも追従する形で今に至ります。フリーリターンとは、読んで字のごとく、無料で戻してくれる制度。つまり、今回のように種付け料を支払ったあとに流産や死産してしまった場合、翌年、同じ種牡馬を無料で種付けできることができるシステ...
バトルクウが、4月11日に牝馬を出産しました。毛色は未確定(血統登録の段階で確定)ですが、おそらく黒鹿毛か鹿毛かと思います。初産であることや北海道の冬の気候の影響などもあり予定日を3週以上すぎましたが、まずは無事に産まれてきてくれました。 ママテイオーノユメも一足先に出産しましたが、こちらも牝馬でした。もちろん、2頭と...
2021年11月18日の朝、「014」から始まる番号からの着信履歴が僕の携帯に残っていました。日高の関係者からかなと思いつつ、忙しくて折り返しもできずにいると、今度は碧雲牧場の長谷川さんの携帯から電話がかかってきました。嫌な予感というか、良い予感はしなかったのですが、電話を受けると、「おはようございます!」と元気な声が...
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語り継がれし「名馬」たち
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グランアレグリアを2度退け、マイル王者に。世界でも活躍した名マイラー、アドマイヤマーズの走りを振り返る。
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サンデー最後の大物と言われた天才・マルカシェンク。幾度とない試練を乗り越えた、現役最後の勝利を振り返る。
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高知で咲き、高知で生涯を終えた名馬。2017年黒船賞覇者、ブラゾンドゥリス
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[有馬記念]思い出の2007年有馬記念。異能の馬マツリダゴッホが見せた、乾坤一擲のレース運び。
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地方競馬場を股に掛けて活躍。吉原寛人騎手とソルテの快進撃を振り返る。
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北の大地のドリームレース。札幌記念の価値を高めたエアグルーヴ
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[追悼]アグネスフライト - ダービーを勝つために生まれてきたような名馬の蹄跡を振り返る。
レース回顧
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~
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[重賞回顧]秋晴れに輝く2つ目のティアラ 盤石の競馬で突き抜けたチェルヴィニアが二冠達成~2024年・秋華賞~
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[重賞回顧]古馬相手でも適距離では負けられない! 混戦を断った3歳馬シックスペンスが、秋初戦を快勝~2024年・毎日王冠~