[角居勝彦ブログ]2歳王者リオンディーズを振り返る

ウマフリ読者の皆さん、こんにちは。
元JRA調教師の角居勝彦です。
「東映エージエンシー×ホースコミュニティ」のクラウドファンディングにご協賛いただいた皆様、ありがとうございました。その返礼として、ウマフリにて6回にわたり思い出の馬を語っていこうと思います。

今回取り上げるのは、リオンディーズです。

リオンディーズ
父:キングカメハメハ
母:シーザリオ
獲得賞金:1億3,040万円
生年月日:2013年1月29日

お母さんのシーザリオは、角居厩舎で走っていた馬でした。

シーザリオ自身もGIを勝って名牝として繁殖に上がっていますし、それから3頭の種牡馬を送り出してくれました。

リオンディーズも「必ず種牡馬にしなければならない」というプレッシャーのある馬でした。

左前脚に弱さがあった仔なので、そこの腫れを見ながらタイトルを取りに行きました。その際、牧場との連携が非常にうまくいってたなと思います。

新馬を勝利し、そのまま2歳のGIを制覇。世代のトップホースに躍り出た馬でした。

しかし、調教で結構掛かるようになって、途中からは折り合いの付きにくい馬に変っていったところが、この馬の敗因になっちゃったのかなと思います。

そういう意味ではもう一工夫調教で出来たらと思いましたけど、朝日杯で勝ってくれたことでGIホースとして繁殖に上がって種牡馬になれたのは、非常に大きかったです。たった2戦でトップホースになり、その勲章が種牡馬としての人気に繋がったのですから、朝日杯FSはとても大事なレースだったと思います。元々の能力も高かったからこそ、勝てたのでしょう。

──ただ、もっと上手に調教出来てたらなあと思います。

繁殖に帰ってからでも海外レースで勝つ馬を出してくれたり、まだまだこれから種牡馬として頑張ってくれる馬ですから、皆さまの思い出の中に残っていってくれる馬になってくれればうれしいなと思います。

写真:Horse Memorys

あなたにおすすめの記事